レニー・クラヴィッツ、2018年のアルバムからタイトル曲「Raise Vibration」のMV公開

このMVはバハマで撮影されており、クラヴィッツは次のように語っています。
「この曲は僕にとって非常に特別な存在で、希望と結束や、情熱と目的の追求において勇敢であり続けることを歌った曲。ミュージック・ビデオでは、バハマの美しさを称賛し、バハマと同じインスピレーションの精神を表現したかった」

アルバム『Raise Vibration』は、孤独の中で苦悩していたクラヴィッツが最大のスランプを乗り越え、約4年ぶりに発表した通算11枚目のフル・アルバムで、30年におよぶキャリアと、現代（いま）を生きるミュージシャンとしてのインスピレーションが融合した最高傑作です。

同作のリリースにあたり、当時のクラヴィッツは次のように語っていました。
「1989年に『Let Love Rule』でデビューした時、俺はそのタイトル通りに生きる決意をしたんだ。今回の『Raise Vibration』も同じことさ。自分で信じるからこそ、更なる結果が生まれると思う。今の世界の価値観じゃダメなんだ。お互いへの更なる思いやりや愛、率直さが必要なんだ。国境や形や文化の違いなんて考えなくて良い。俺たちは今一緒に地球に住んでいるんだよ。今のままじゃダメだ。俺は音楽で変化の重要さを伝えていきたい。音楽を作り続けるのは、いつまでも自分自身をインスパイアしたいからなんだ。他の人もインスパイアされてくれれば、尚更いいじゃないか」

なお、クラヴィッツはパンデミックの直後からバハマへと移り、それ以来バハマに住みながら作曲やレコーディング、MVの撮影を続けています。