KISSのオリジナル・ドラマー、ピーター・クリスがジョン5のニュー・アルバムに参加

2004年にKISSを脱退したドラマーのピーター・クリスが、ジョン５（ギタリスト）のニュー・アルバム『Sinner』にフィーチャーされることが分かりました。

ジョン５は6月23日、Sirius XMの番組『Trunk Nation with Eddie Trunk』にゲスト出演し、ピーター・クリスが新作のラスト・ソング「Georgia on My Mind」に参加したことを明かしています。

「僕のプロデューサーのバリー・ポインターが、飛行機でピーターの家まで行って、マイクをセットしたんだ。これはジャズ・タイプの曲で、ピーターはジャズのドラミングで知られているからね。彼はたった2回のテイクでOKになって、バリーは驚きのあまり開いた口が塞がらなかったんだって。あのドラミングのフィーリングや雰囲気は、教わって出来るものじゃないし、録音はたった8分くらいで終わったのに、まさに完璧だったんだよ」

ピーター・クリスは2004年にKISSを脱退して以来、2007年にソロ・アルバム『One for All』をリリースしただけで目立ったソロ活動はしていませんが、2014年にKISSが「ロックの殿堂」入りを果たした際に元メンバーと再結集し、2018年にはジーン・シモンズのイベント「Gene Simmons Vault Experience」にサプライズ出演したほか、2020年7月には自宅パフォーマンスの映像を公開しています（2020年7月8日MLCニュース参照）。

なお、ジョン５の新作「Sinner」は、今年のハロウィンにリリースされる予定です。