アンドリュー・ロイド・ウェバーの歴史的ロック・オペラ『ジーザス・クライスト・スーパースター』、50周年記念新装盤が9月17日に発売決定

〈以下メイカー・インフォメーションより〉

アンドリュー・ロイド・ウェバーが作曲を手掛けた歴史的ロック・オペラ『ジーザス・クライスト・スーパースター』の初演から50周年を記念した新装盤が9月17日に発売決定。

ミュージカルの歴史を変えた、若き日のティム・ライ（作詞）とアンドリュー・ロイド・ウェバー（作曲）の黄金コンビによる歴史的ロック・オペラのブロードウェイ初演から50周年を記念する新装盤『ジーザス・クライスト・スーパースター - 50周年記念エディション』が、2021年9月17日（金）に全世界同時発売されることが決定した。2CD / 2LP / 2LP（D2C Exclusive）/ CD Box Set / Digitalの各フォーマットで発売される。

今回の作品は、その後黄金コンビとして数多くの大ヒット・ミュージカルを世に送り出す若き2人による名曲の数々を収めた1970年発表の2枚組のコンセプト・アルバムを、アビイ・ロード・スタジオで新たにリマスターして収録。ニック・デイヴィスと “ハーフスピード・マスターの第一人者” として知られるマイルス・ショーウェルが、オリジナルのマスターテープから新たにリマスター。作品にはディープ・パープルのイアン・ギラン、エリック・クラプトンのバンドなどでも活躍した若きイヴォンヌ・エリマンなど、当時のブリティッシュ・ロック界を賑わせた錚々たる顔ぶれのスターが参加している。

『ジーザス・クライスト・スーパースター』ほど、世界に大きなインパクトを与えたアルバムは他にない。1970年9月のリリースから3年の間に、ブロードウェイやウエストエンドの舞台版が大ヒット、ロンドン・キャストによるアルバムも発売され、さらに映画化されたハリウッド版も興行的に大成功を収めて、後に続く数々のロック・オペラに大きな影響を与えた。さらに、この作品により、若き作曲家アンドリュー・ロイド・ウェバーと作詞家ティム・ライスは一躍有名となった。

後に揺るぎない地位を確立することになるこの作品が、まだ完全にアンダーグラウンドな存在であった頃、ロンドンの〈オリンピック・スタジオ〉でプログレッシヴ・ロックの精鋭たちと共に生み出されたのがこのアルバム。ここに参加しているのは、グリース・バンド、ソフト・マシーン、フェアポート・コンヴェンションといった、当時のロンドンの革新的なバンドで、当時もしくは後に活躍した面々。そしてイアン・ギランは本作の後、間もなくディープ・パープルのリード・シンガーとして名を成すことになる。

1970年9月に若き日の作詞家ティム・ライスと作曲家アンドリュー・ロイド・ウェバーによって発表された『ジーザス・クライスト・スーパースター』は、まだこのミュージカルが大ヒットする前に制作された、LP2枚組のコンセプト・アルバム。イエス・キリストの最後の7日間を描き、ミュージカルの歴史を変えた、ロック・オペラの傑作。オリジナルのアルバムは、全英チャートで23位まで上昇したが、オーストラリアやヨーロッパの幾つかの国ではトップ10に入る大ヒット。最も成功したアメリカでは、1971年の全米の年間アルバム・チャートで1位に輝いている。