ザ・キュアーのベーシスト、サイモン・ギャラップがバンド脱退を発表

ザ・キュアー公式フェイスブック・ページより、2月17日投稿のグループ・ショット。右端がサイモン・ギャラップ。


ザ・キュアーで長年ベーシストを務めていたサイモン・ギャラップが8月14日、自身のフェイスブックでバンド脱退を発表しました。
ギャラップは、「ちょっと落ち込んでいますが、僕はもはやキュアーのメンバーではありません。彼ら全員の幸運を祈ります……」と手短に綴り、キュアーやロバート・スミスは未だコメントを発表していませんが、長年キーボーディストを務めるロジャー・オドネルは、「ある友人が、ギター・センターでベース?を買っているロル(1989年に脱退した元ドラマー/キーボーディストのロル・トルハースト)を見たと言っていた」と、ツイートしています。
ギャラップは、厳密にいえば創設メンバーではなく、ロバート・スミスのサイド・プロジェクト、カルト・ヒーローに参加した後、ザ・キュアーには1979年のデビュー・アルバム『Three Imaginary Boys』発表後に加入しました。その後バンド内に軋轢が生じ、1982年のツアー「Pornography」で一時的に脱退しましたが、2年後の1984年にロバート・スミスから依頼されて復帰、それ以来バンドに在籍していたギャラップは、2019年にキュアーのメンバーとして「ロックの殿堂」入りも果たしていました。

ロバート・スミスは2018年、『アイリッシュ・タイムズ』紙とのインタヴューで、「サイモンが脱退したらザ・キュアーとは呼べない」と語り、2019年のNMEとのインタヴューでは次のように語っていました。

「俺にとってはサイモンがライヴ・バンドの中心で、彼はずっと前からの親友なんだ。長年にわたり、彼が見過ごされているのはおかしい。彼はインタヴューを受けないし、公の場で俺の引き立て役も演じていないが、俺たちにとっては間違いなく不可欠な存在なんだ」

なお、ザ・キュアーのニュー・アルバムが年内に発売される予定で、ロバート・スミスは同作について、「非常に暗く、信じられないほどの緊張感がある」と語っていました。
商品詳細
ザ・キュアー 
『Disintegration』
(Remastered)

CD(2010/9/28)輸入盤
商品詳細
The Cure
『40 Live Curaetion 25 + Anniversary』


2Blu-Ray / 4CD(2019/10/18)
この記事についてのコメントコメントを投稿

この記事へのコメントはまだありません

CROSSBEAT Presents from PUNK to POST-PUNK

CROSSBEAT Presents from PUNK to POST-PUNK

1,980円

CROSSBEAT Presents 80年代洋楽完全ガイド

1,980円

ジョニー・マー自伝 ザ・スミスとギターと僕の音楽

3,080円
CROSSBEAT Special Edition ニュー・オーダー

CROSSBEAT Special Edition ニュー・オーダー

1,650円

RELATED POSTS

関連記事

LATEST POSTS

最新記事

ページトップ