フレディ・マーキュリーの新TVドキュメンタリー『Freddie Mercury : The Final Act』、英BBC2で11月放送

フレディ・マーキュリーが1991年11月に他界してから30年が経ち、英BBC２が90分に及ぶ新たなTVドキュメンタリー『Freddie Mercury : The Final Act』を11月に放送することになりました。

このドキュメンタリーは、クイーンの「Magic」ツアーが最高潮に達した1986年8月の英ネブワース公演（フレディがクイーンと行なった最後の公演）からスタートし、フレディの類まれな人生の最終章と、1992年4月20日にウェンブリー・スタジアムで開催されたトリビュート・コンサートに至るまでの道のりが描かれ、クイーンのブライアン・メイとロジャー・テイラー、フレディの妹カシミラ・バルサラ、友人のアニタ・ドブソンとデヴィッド・ウィッグ、フレディのパーソナル・アシスタントだったピーター・フリーストーンらへの新たなインタヴューがフィーチャーされています。

また、トリビュート・コンサートに出演したエクストリームのゲイリー・シュローン、ザ・フーのロジャー・ダルトリー、デフ・レパードのジョー・エリオット、リサ・スタンスフィールド、ポール・ヤングのほか、コンサート・プロモーターのハーヴィー・ゴールドスミスや、エイズの影響を目の当たりにした医療従事者、生存者、ピーター・タッチェルなど人権活動家らのインタヴューも収録されています。

このドキュメンタリーについて、ブライアン・メイは次のように語っています。
「フレディは心を開いて接していたし、自身の全てを捧げていた。彼はどこまでも正真正銘のミュージシャンで、自分の音楽のために生きていたんだ。自分の音楽を愛し、何よりもミュージシャンとしての自分を誇りにしていたよ」

なお、ドキュメンタリーの具体的な放送日はまだ発表されていませんが、BBC2では1時間の特番『Queen at the BBC』も併せて放送するそうで、こちらの特番にはクイーンの4人がBBCで披露してきたパフォーマンス映像がフィーチャーされているようです。