ティアーズ・フォー・フィアーズ、新曲「No Small Thing」のMV公開

この曲について、ローランド・オーザバルは次のように語っています。

「2020年の初頭、カート（・スミス）と僕は、数本のアコースティック・ギターを手に一緒に腰を下ろしたんだ。何十年かぶりにね。僕らは意見を一致させ、精神的に一体となる必要があったし、アルバムを完成させるための深みや心、魂を求めて、文字通り振り出しに戻ったんだ。カートが、このちょっとディランっぽい、ジョニー・キャッシュ風のシンプルなフォーク／カントリーのリフを思いついて、そこから二人でスタートしたんだけど、僕らがそれまで何年もやろうとしていた、とらえどころのない現代のヒット曲とは正反対の曲だった。僕らは突然、重荷がなくなり、言うなれば自由というか、市場や成功について心配せず、子供の頃からの影響を生かしていると感じたし、アルバム全体が開花し始めたのが、この時だった。“No Small Thing” がアルバムの重要な鍵であり、赤信号を青に変えた曲なんだ」

またバンドは、来年5月から新アルバムのサポート・ツアーも予定しており、スミスは「Ultimate Classic Rock」との独占インタヴューで、次のように語りました。

「ツアーが物凄く楽しみなんだ。特に今回は長年披露できなかった新曲があるからね。そのおかげで全てがもっとエキサイティングになる。アルバムの曲順を決めるのと同じように、ライヴの曲順を決めるのは最高に楽しみだけど、どうなるかわからないから、最初はちょっと怖いけどね」