マーカス・キングら参加のグレッグ・オールマン・トリビュート・セッション公開

Peter Levin & Friends Celebrate Gregg Allman 12-08-21

グレッグ・オールマン・バンドのキーボーディストだったピーター・レヴィン（7月13日MLCニュース参照）は今年3月、ギタリストのマーカス・キングとオードリー・フリード（ブラック・クロウズ）、ヴォーカリストのラマー・ウィリアムズ・ジュニア、ドラマーのチャド・ギャンブルとベーシストのジンボ・ハートらに声をかけ、スタジオで1時間にわたり故グレッグ・オールマンのトリビュート・セッション「Peter Levin & Friends Celebrate Gregg Allman」を行ないました。

同セッションの映像は、その後9ヵ月もの間保存されたままになっていましたが、グレッグ・オールマンの誕生日にあたる12月8日、YouTubeで無料公開されました。

このセッションでは、オールマン・ブラザーズ・バンドの名曲「Statesboro Blues」をはじめ、「Dreams」や「Ain’t Wasting Time No More」「Whipping Post」などが演奏され、最後はディッキー・ベッツのインスト曲「In Memory Of Elizabeth Reed」で締めくくられています。

なお、ピーター・レヴィンは先月、九死に一生を得た心臓手術を受けており、ビデオの冒頭で、ショウの収益金の一部を「American Heart Association」と「The Big House Museum」に寄付すると語っています。

また、オールマンズの2世たちが結成したオールマン・ベッツ・バンドが12月8日、「オールマン・ファミリー・リヴァイヴァル・ツアー」の一環として、ニューヨークのビーコン・シアターで特別パフォーマンスを行ないました。

この会場は、オールマン・ブラザーズ・バンドが2014年10月29日にラスト・コンサートを行なった場所で、同会場での238回目の公演となった最終公演は、即座にチケットが完売していました。

12月8日の公演では、オールマン・ベッツ・バンドを率いるグレッグの息子デヴォン・オールマンとデュアン・ベッツ、ベリー・デュアン・オークリーのほか、ラマー・ウィリアムズ・ジュニア、エリック・ゲイルズ、ロバート・ランドルフ、カール・デンソンらが出演しており、12月31日に行われるツアーの最終公演には、ジョージ・ポーター・ジュニアや、マーク・フォード、アイヴァン・ネヴィル、アート・エドメイストン、ベス・ハートらが参加する予定です。

allmanfamilyrevival.com