デヴィッド・ボウイ、400曲以上の音楽出版権をワーナー・チャペルに売却

デヴィッド・ボウイの遺産管理団体が、ボウイの膨大な楽曲の音楽出版権をワーナー・ミュージック・グループの音楽出版社ワーナー・チャペル・ミュージックに売却したと発表しました。
エンタメ・サイトの「Variety」によると、売却額は2億5,000万ドル(約290億円)以上になるそうで、『ニューヨーク・タイムズ』は、400曲以上の楽曲が対象になっていると伝えています。

その中には、ボウイのヒット曲「Heroes」「Changes」「Space Oddity」「Fame」「Let’s Dance」「Rebel Rebel」「Golden Years」「Ziggy Stardust」や、クイーンとのコラボ曲「Under Pressure」をはじめ、ボウイが1967年~2016年にリリースした26枚のスタジオ・アルバムと、今週金曜日(1月7日)に発売されるアルバム『Toy』、ティン・マシーンのスタジオ・アルバム2枚のほか、サウンドトラックと他のプロジェクトからシングル・カットされた楽曲も含まれているとのこと。
なお、ワーナー・ミュージックは昨年、ボウイが1968年から2016年までに録音した音楽カタログの全世界でのライセンス権を獲得しており、今回ワーナー・チャペルが契約を結んだことにより、ワーナー・ミュージック・グループは、ソングライター及びレコーディング・アーティストとしてのボウイの作品を所有したことになります。

ワーナー・チャペルのCEOガイ・ムートは、次のようにコメントしています。

「ワーナー・チャペルは、ボウイの遺産管理団体が我々を管理人に選んでくださったことを誇りに思っております。これらの楽曲は、単に並外れて素晴らしいだけでなく、現代音楽の流れを永遠に変える道しるべでもあります。ボウイのヴィジョンと創造的才能が、歌詞の面でも音楽的にも既成概念の枠を超え、型にはまった考え方に挑戦し、会話を変え、世界的文化の規範の一部となる曲を書いたのです。彼の作品は、音楽だけでなく、すべての芸術、ファッション、メディアにおいて、何百万人ものファンや数えきれないほどの革新者たちにインスピレーションを与え、膨大なヒット曲や実験的冒険に及んでいます。我々は、彼の比類なき楽曲を情熱をもって大切に扱い、この最も素晴らしい人物の遺産を基に前進することを楽しみにしております」

商品情報
デヴィッド・ボウイ
『ブリリアント・アドヴェンチャー[1992-2001]
(完全生産限定)

Amazon Music・MP3(2021/11/26)¥6,800
CD(2021/12/22)¥24,200【Amazon.co.jp限定】(メガジャケ付)
CD(2021/12/22)¥24,200

収録曲の詳細はこちら

商品情報
デヴィッド・ボウイ 
『トイ:ボックス』
(完全生産限定)

Amazon Music・MP3(2022/1/7)¥2,250
CD(2022/1/7)¥5,500【Amazon.co.jp限定】(メガジャケ付)
CD(2022/1/7)¥5,500

収録曲の詳細はこちら

この記事についてのコメントコメントを投稿

この記事へのコメントはまだありません

ミュージック・ライフが見たデヴィッド・ボウイ

ミュージック・ライフが見たデヴィッド・ボウイ

3,080円
デヴィッド・ボウイ ザ・ゴールデン・イヤーズ

デヴィッド・ボウイ ザ・ゴールデン・イヤーズ

6,600円
CROSSBEAT Special Edition デヴィッド・ボウイ 1964-1969

CROSSBEAT Special Edition デヴィッド・ボウイ 1964-1969

1,760円
CROSSBEAT Special Edition デヴィッド・ボウイ 1983-1988

CROSSBEAT Special Edition デヴィッド・ボウイ 1983-1988

1,430円

RELATED POSTS

関連記事

LATEST POSTS

最新記事

ページトップ