ピストルズとカルチャー・クラブの娘ホリー・クック、6/24発売の新作『ハッピー・アワー』よりタイトル曲リリース&ビデオ公開

ホリー・クックの父親はセックス・ピストルズのドラマー:ポール・クックで、母親はカルチャー・クラブのバッキング・ヴォーカリストだったジェニ。それまでにもスリッツの再結成に加わるなどしてキャリアを積みながら2011年に晴れてソロ・デビュー、ラヴァーズ・ロックの歌い手としてこれまでにも作品をリリース、新作を6月24日にリリースします。

〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

ホリー・クック、6月24日にリリースされるニュー・アルバム『Happy Hour(ハッピー・アワー)』より、タイトル・トラックをリリース。同曲のビデオも公開。

ホリー・クック(Hollie Cook)は「Full Moon Baby」「Kush Kween」(Jah9をフィーチャー)に続き、新曲「Happy Hour」と同曲のビデオを公開した。2022年6月24日にリリースされるニュー・アルバム『Happy Hour』で、彼女はラヴァーズ・ロック(70年代からイギリスで愛されているガーリーなハーモニー・レゲエ・スタイル)の女王へと成熟した。その進化は、ほろ苦いオープニングのタイトル・トラックから始まる。ホリーは、柔らかくも主張がある声で、変化するアレンジの中、刺激的な歌詞を撫でるように歌いあげる。

ラヴァーズ・ロックの女王へと成熟したシンガー、ホリー・クック、4年半振りとなる新作が完成。自身4枚目となるアルバム『ハッピー・アワー』、リリース。

●『Happy Hour』でホリー・クックはラヴァーズ・ロック(70年代からイギリスで愛されているガーリーなハーモニー・レゲエ・スタイル)の女王へと成熟した。10代の頃、パンクのレジェンド、ザ・スリッツ(The Slits)とツアーをしたことが、彼女の甘さの中にある激しさを後押しした。ホリーの師匠は、バンドのリード・シンガーで、彼女の両親(セックス・ピストルズのドラマー、ポールと歌手の母、ジェニ)の生涯の友であるアリ・アップ(Ari Up)だった。「父はいつも私に歌手になれと言っていた。でも、私はラヴァーズ・ロックに出会った。海賊ラジオや友人と一緒に聴いて、心を動かされ、魅了された。ザ・スリッツがいたからこそ、私はこのキャリアを追求することができた。幼い頃からパワフルな女性に囲まれていたので、自分の時代が来ても、男性優位に動じることはなかった。彼女たちは私の『勇気の壁』だった」と彼女は振り返る。そんなルーツから、ホリーのは成長する。『Happy Hour』での彼女の魂のこもった率直な言葉は、親しみやすく、本物である。「私はそこから離れることができない。大好きな音楽を作ることで、私は自分の心の奥底を見つめ直す。人間の真実や避けてはいけない感情をたくさん探求できるし、それを歌にすることで解放されたような気分になる」と彼女は語る。(Vivien Goldman)

●ホリー・クックはウェスト・ロンドン出身のシンガー&キーボード・プレイヤーだ。父はセックス・ピストルズ(Sex Pistols)のドラマー、ポール・クック(Paul Cook)。母はカルチャー・クラブ(Culture Club)のバッキング・ヴォーカリスト、ジェニ(Jeni)で、ボーイ・ジョージ(Boy George)は彼女の後見人である。高校を中退した後、19才の時にパンク/レゲエ・バンド、The Slitsの再結成に参加。そのミュージック・キャリアをスタートさせる。2006年にリリースされたザ・スリッツのEP『Revenge Of The Killer Slits』のレコーディングをおこなった後、バンドの6週間に渡るUSツアーにも同行し、キーボードとバッキング・ヴォーカルを担当。また、2009年にリリースされたザ・スリッツのアルバム『Trapped Animal』には、ホリー・クックの曲「Cry Baby」が収録されている(後にホリー・クックのデビュー・アルバムにも収録)。

●2010年からはソロ・アーティストとしてのキャリアをスタート。イアン・ブラウン(Ian Brown)やジェイミー・T(Jamie T)とのコラボレーションを経て、2011年にはデビュー・アルバム『Hollie Cook』をミスター・ボンゴ(Mr. Bongo)よりリリース。プロデュースにプリンス・ファッティ(Prince Fatty)(リリー・アレン[Lily Allen]、グレアム・コクソン[Graham Coxon]他)を迎えて作られたこのアルバムは大きな話題となった(ホリー・クックkはプリンス・ファッティのアルバムにも参加している)。2012年にはジュールス・ホーランド(Jools Holland)と共にマンチェスターのヒートンパークで行なわれたザ・ストーン・ローゼズ(The Stone Roses)のリユニオン・ショウにサポートとして参加。デビュー・アルバムのダブ・アルバム『Prince Fatty Presents Hollie Cook In Dub』もリリースし、ザ・トロージャンズ(The Trojans)のゲスト・シンガーとしても活動した(2013年のザ・トロージャンズの来日公演にも参加)。2014年には、同じくプリンス・ファッティのプロデュースによるセカンド・アルバム『Twice』をリリース。その後、ジェイミー・Tのライヴのサポートを行ない、彼の曲でもフィーチャーされた。マージ・レコーズ(Merge Records)へと移籍後、2018年にはユース([Youth]:U2、ザ・ヴァーヴ他)のプロデュースによるサード・アルバム『Vessel of Love』をリリース。ビルボードの「US Reggae Albums」チャートで1位を獲得した。

■More info:Big Nothing

商品情報
Hollie Cook 
『Happy Hour』


Amazon Music・MP3(2022/6/24)¥1,200
CD(2022/6/24)¥2,530
ホリー・クック『ハッピー・アワー』
Hollie Cook/Happy Hour

ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
MRG768JCD[CD/国内流通仕様]
¥2,300+税 世界同時発売

1. Happy Hour
2. Moving On
3. Full Moon Baby
4. Kush Kween (featuring Jah9)
5. Unkind Love
6. Gold Girl
7. Love in the Dark
8. Move My Way
9. Praying
商品情報
Hollie Cook 
『Hollie Cook』


Amazon Music・MP3(2022/6/24)¥1,200
CD(2022/6/24)輸入盤
商品詳細
Hollie Cook, Prince Fatty
『Hollie Cook in Dub(Prince Fatty Presents)』


Amazon Music・MP3(2012/4/9)¥1,200
商品詳細
Hollie Cook
『Twice』


CD(2014/6/10)輸入盤
商品詳細
Hollie Cook
『Vessel Of Love』


Amazon Music・MP3(2018/1/26)¥1,500
CD(2014/6/10)輸入盤
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