フレディ・マーキュリーの切手コレクション、ロンドンの郵便博物館に7月から展示

54ページの切手アルバムには、フレディが9歳から12歳の時に集めた世界各国の切手が収められていますが、一番多いのはブリテン帝国時代の切手とのこと。ザンジバルで幼少期を過ごしたフレディは、切手収集が趣味だった父の影響でコレクションを始め、切手の形や色を考慮したアルバム・ページのデザインには、彼の芸術的才能が表れているそうです。

キュレーターのジョージナ・トムリンソンは、次のように語っています。
「郵便博物館は、イギリスのプライド運動50周年を記念し、フレディ・マーキュリーが子供時代に収集した貴重なアイテムを展示できることを光栄に存じます。この切手アルバムは、素晴らしい音楽的才能とステージの存在感で世界に記憶されている人物の幼少期に関する驚くべき洞察です」

The Postal Museum／Freddie Mercury’s Stamp Album

なお、この切手アルバムは1993年にオークションに出され、その収益金はエイズのチャリティ団体「マーキュリー・フェニックス・トラスト」に寄付されました。それ以降、イギリス、プラハ、オーストラリアの切手展や、巡回展示会で展示されており、ロンドンの郵便博物館のウェブサイトでは、切手アルバムの全ページが閲覧可能になる予定です。