東京・新宿シネマカリテで行なわれる音楽映画も多数上映の映画祭「カリコレ®2022」上映のシークレット作品は傑作『ワイルド・スタイル』!

© Pow Wow Productions, Ltd.
7月14日MLCニュースでお伝えしたレッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーが無名時代に出演した映画『反逆のパンク・ロック』含めた音楽映画も多数上映される、東京・新宿シネマカリテで開催中の映画祭「カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション®2022」(略して「カリコレ®2022」)では、1作だけシークレット作品が用意されていました。今回その作品が明らかに! ヒップホップの黎明期を描いたあの傑作『ワイルド・スタイル』です!

〈以下、公式インフォメーションより〉

「カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション®2022」(略して「カリコレ®2022」)、8月6日(土)上映のシークレット作品がついに決定! すべてはここから始まったー ヒップホップ・カルチャーのマスターピース40周年記念特別上映『ワイルド・スタイル』。
 
RHYMESTER 宇多丸さんも絶賛! 現在の音楽、ファッション、文化に定着しているヒップホップを世に知らしめた衝撃作、いま再び!


現在ミニシアター “新宿シネマカリテ” で絶賛開催中の魅惑の映画祭「カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション®2022」(略して「カリコレ®2022」)のシークレット作品が遂に解禁! 今年のシークレット作品は『ワイルド・スタイル』【8月6日(土)上映】。

それまで世の中に存在しなかった全く新しいサブカルチャーを描いた映画で、日本でも1983年に劇場公開され、世界中で熱狂を呼んだヒップホップ・カルチャーを語る上で最も重要な作品。

40年後の現在、音楽やファッション、文化の中に当たり前に定着しているヒップホップの存在を、最初に世に知らしめたのが本作『ワイルド・スタイル』だ。

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1982年、監督のチャーリー・エーハンから「この新しいカルチャー、ヒップホップを映画にしよう」と提案されたファブ・ファイヴ・フレディが仲間に声を掛けて本作『ワイルド・スタイル』を制作。映画に出演したのは「Lee」のサブウェイ・アートで有名なグラフィティ・ライター、リー・キノネスをはじめ、当時のシーンの真っ只中にいた本物のライターやDJ、ダンサーたち。黎明期のヒップホップ文化を描いた映画は多く存在するが、ここまで純粋なエネルギーをストレートに描いた作品は当時衝撃的であった。

今回映画製作から40年という節目の上映に際してコメントを寄せて頂いたRHYMESTER宇多丸氏からは「記録としての価値は無論、『人間の証明』(1977年)NYロケで初期ヒップホップ文化の一端を目撃していた葛井克亮氏が、数年後カンヌで本作にいち早く注目、世界に先駆けての日本公開に至った……という歴史的経緯もスリリング!」と、公開に至った経緯も奇跡的であった事がうかがえる。

9月2日(金)からの一般公開に先駆けて「カリコレ®2022」のシークレット作品としてご覧頂きます。

8月6日(土)18時00分の回の上映後にはストリート・カルチャーに造詣が深いライター、DJの荏開津広(えがいつ・ひろし)さんと元『ロッキン・オン』編集者で映画音楽ジャーナリストの宇野維正(うの・これまさ)さんを招き、「40年前『ワイルド・スタイル』が、ヒップホップ・カルチャーを伝え、その後の世界にどう影響を与えたか?」について熱く語って頂くトークショーも実施致します。ヒップホップ文化を世界へ広めたこのマスターピースを、当時のリアルな空気感とエネルギーを、本編とイベントを通して是非若い世代の方々にも追体験してもらいたいと思います。

この機会を是非お見逃しなく!

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邦題:『ワイルド・スタイル』 (原題:『WILD STYLE』)
監督・製作・脚本:チャーリー・エーハン
音楽:ファブ・ファイヴ・フレディ、クリス・スタイン
撮影:クライブ・デビッドソン ジョン・フォスター
出演:キャスト:リー・キノネス、ファブ・ファイヴ・フレディ、サンドラ “ピンク” ファーバラ、パティ・アスター、グランドマスター・フラッシュ、ビジー・ビー、コールド・クラッシュ・ブラザーズ、ラメルジー、ロックステディクルー、他

1982年/アメリカ/82 分/スタンダード/DCP ©Pow Wow Productions, Ltd.

SNS:【Twitter】@wildstyle_jp / 【Instagram】 @wildstyle _jp

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「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション®2022」

開催期間:7月15日(金)〜8月11日(木・祝) 4週間!
開催場所:新宿シネマカリテ (〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目37-12 新宿NOWAビルB1F)
入場料金: 新作 1,600円均一(リピート割で1,300円)、旧作 1,100円均一

映画祭HP:カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション®2022
シネマカリテtwitter:@cinema_qualite

©2014-2022 Musashino Kogyo Co.,Ltd Tm.Musashino Kogyo Co.,Ltd.

お問合せ:カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション®2022 実行委員会

「カリコレ®2022」開催にあたり、今年も感染拡大防止に向けた取り組みを十分に行ってまいります。お越し下さるお客様におかれましても、手洗いやマスクのご着用、うがいなど、感染防止策へのご理解とご協力を頂けますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

「カリコレ®2022」

「カリコレ®2022」とは、正式には「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション®2022」としてミニシアター “新宿シネマカリテ” が贈る魅惑の映画祭。ジャンルや国境を越え新作/旧作も含めた計26作品が、7月15日(金)〜8月11日(木・祝)の4週間にわたって上映される。音楽映画としては『反逆のパンク・ロック』の他、ラモーンズの『ロックンロール・ハイスクール』や、オアシスやプライマル・スクリームが在籍したクリエイション・レコーズのオーナー、アラン・マッギーの半生を描いた『クリエイション・ストーリーズ ~世界の音楽シーンを塗り替えた男~』もラインナップされている。

カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション®2022公式サイト

映画『ワイルド・スタイル』一般公開は9月2日(金)より
ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ他全国ロードショー!
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