アーチャーズ・オブ・ローフ、10月発売の24年ぶり新作『Reason in Decline』より、ニュー・シングル「Screaming Undercover」のアニメ・ビデオを公開

アーチャーズ・オブ・ローフ、24年ぶりとなる『リーズン・イン・ディクライン』リリースについては7月15日MLCニュースでお伝えしましたが、同作よりポップ・パンク風楽曲のニュー・シングル「Screaming Undercover」のアニメ・ビデオが公開されました。
〈以下、メイカー・インフォメーションより〉
 
アーチャーズ・オブ・ローフ、10月21日にリリースされる24年ぶりのニュー・アルバム『Reason in Decline』より、ニュー・シングル「Screaming Undercover」のアニメーション・ビデオを公開。

アーチャーズ・オブ・ローフ(Archers of Loaf)は、10月21日にマージ・レコーズ(Merge Records)からリリースされる24年ぶりのニュー・アルバム『Reason in Decline』より、ニュー・シングル「Screaming Undercover」のアニメーション・ビデオを公開した。「『Screaming Undercover』は新作の心臓部だ。曲は直ぐに出来上がった。アルバム収録曲の中でも、最初に歌詞が仕上がった。アーチャーズ・オブ・ローフとしての曲を書く為の視点がやっとわかったので、書き上げた時は気分が良かった。ここには、パンデミックが私たちから奪ったものに対して私たち全員が感じていることを表現した切迫したフラストレーションがある。また、僕個人が、トランプ政権とその反知性主義の受け入れに対して感じていた怒り存在し、残念ながらそれはまだ文化や政治情勢に残されているようだ」とエリック・バックマン(Eric Bachmann)は語る。

アーチャーズ・オブ・ローフ、実に24年振りとなる新作が完成。チャペルヒルの伝説のインディ・ロック・バンドによる5枚目のアルバム『リーズン・イン・ディクライン』、リリース。

●アーチャーズ・オブ・ローフ(Archers of Loaf)が、24年ぶりとなるスタジオ・アルバム『リーズン・イン・ディクライン(Reason in Decline)』を10月21日にマージ(Merge)よりリリースする。アーチャーズ・オブ・ローフのメンバーはエリック・バックマン(Eric Bachmann:Vo / G)、エリック・ジョンソン(Eric Johnson:G)、マット・ジェントリング(Matt Gentling:B)、マーク・プライス(Mark Price:Ds)の4人。2015年に行なわれたいくつかのリユニオン・ショウで、バンドとしてのクリエイティヴな情熱が再燃した後、バックマンはアーチャーズ・オブ・ローフの新曲を書こうとしたが、どうしてもできなかった。彼にとってバンドの声とアイデンティティは、過去に囚われていた。「アーチャーズ・オブ・ローフの歌詞、曲、全てにおいて、資本主義と消費主義を憎み、心に傷を負った怒れる白人の大学生である自分を想像しなければならなかった」と彼は語る。COVIDの為、ツアーもできず、バックマンは幼い子を持つ専業主夫となり、妻はICUの看護師として働いていた。この変化は大きい。「僕は51歳で、14歳のときから曲を作ってプレイしていた。22歳からそれを生業とし、もう37年が経つ。COVIDが起こったとき、初めてそれができなくなった。助けを求めなければならないほど、心理的に大きな挫折を味わった。これらのことはすべて曲の中に織り込まれた」とバックマンは続ける。最終的に産み落とされた『リーズン・イン・ディクライン』は、ノスタルジックでインパクトの少ないただのリブート作ではない。90年代、ノースカロライナのインディ・パンク・シーンから登場したアーチャーズ・オブ・ローフの痛々しく、知的で、華麗な不協和音は、スラッカー時代を拒絶する為の神話化された試金石となっていた。しかし、このニュー・アルバムは全く異なるノイズである。エリック・バックマンとエリック・ジョンソンはバンドの4枚のスタジオアルバムとEPで、芸術的なパイルアップを引き起こしていたが、今では流動的に補完し合い、サウンド的にも高度なユニットとなった。特に、ジョンソンの特徴である高音域のラインは、聴こえようともがくのではなく、喧噪の中ではっきりと音を放つ。バックマンの歌詞は、正義の怒りと大人の視点が複雑に絡み合ったバランスを保ってる。「過去や遺産は関係ない。僕らが持っていた、そして今も持っているケミストリーを知っていたからこそ、みんなと仕事をしたかった。そして、それが稀有なことだとわかっていたんだ」とバックマンは単刀直入に語る。

●アーチャーズ・オブ・ローフは1991年、ノースカロライナのチャペルヒルで結成された。1993年にデビュー・アルバム『Icky Mettle』をアリアス・レコーズ(Alias Records)よりリリース。後に、「Pitchfork」は90年代のトップ100アルバムの32位、「Blender」は偉大なインディ・ロック・アルバムの56位に同作を選出。「Dashboard Confessional」のクリス・カラバ(Chris Carrabba)は収録曲「Web in Front」を自らのアルバムでカヴァーする等、高い評価獲得した。1995年にはセカンド・アルバム『Vee Vee』をリリース。1996年のサード・アルバム『All the Nations Airports』は、エレクトラ・レコーズ(Elektra Records)より、メジャー配給された。1998年に4枚目のアルバム『White Trash Heroes』をリリースするも、同年、バンドは解散した。

■More info:Big Nothing

商品情報
アーチャーズ・オブ・ローフ
『Reason in Decline』


Amazon Music・MP3(2022/10/21)¥1,600
アーチャーズ・オブ・ローフ『リーズン・イン・ディクライン』
Archers Of Loaf/Reason In Decline

ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
MRG795JCD[CD/国内流通仕様]
世界同時発売

1. Human
2. Saturation and Light
3. Screaming Undercover
4. Mama Was a War Profiteer
5. Aimee
6. In the Surface Noise
7. Breaking Even
8. Misinformation Age
9. The Moment You End
10. War Is Wide Open
商品詳細
アーチャーズ・オブ・ローフ
『Icky Mettle』(Deluxe Reissue)


Amazon Music・MP3(1993/9/7)¥3,600
商品詳細
アーチャーズ・オブ・ローフ
『Vee Vee』(Deluxe Reissue)


Amazon Music・MP3(1995/3/6)¥3,600
商品詳細
アーチャーズ・オブ・ローフ
『All the Nations Airports』(Deluxe Reissue)


Amazon Music・MP3(1996/9/24)¥3,600
商品詳細
アーチャーズ・オブ・ローフ
『White Trash Heroes』(Deluxe Reissue)


Amazon Music・MP3(1998/9/22)¥3,600
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