ロニー・ジェイムズ・ディオのドキュメンタリー映画『Dio：Dreamers Never Die』、トレーラー公開

この映画は、ドン・アーゴットとデミアン・フェントンが監督を手掛け、50年代にドゥー・ワップ歌手だったロニーが、エルフやレインボー、ブラック・サバス時代を経て、自身が率いたディオでロック・スターの地位を確立するまでの姿を掘り下げており、未公開映像や個人的な写真に加え、ウェンディ・ディオ、トニー・アイオミ、ギーザー・バトラー、グレン・ヒューズ、ヴィニー・アピス、リタ・フォード、ロブ・ハルフォード、セバスチャン・バック、エディ・トランク、ジャック・ブラックといった親しい仲間や家族、友人たちとの親密なシーンがフィーチャーされています。

本作のエグゼクティヴ・プロデューサーであり、ロニーの妻で長年マネージャーを務めたウェンディ・ディオは、「Entertainment Focus」とのインタヴューで、次のように語っていました。

「監督と彼のチームと初めて会ったのは3年ほど前で、そこから資料をかき集めて彼らに渡したのよ。でも、その後パンデミックが起こり、トニー・アイオミやロブ・ハルフォードをはじめとする人たちと会えなくなって、インタヴューが余計に難しくなってしまったの」

「ロブ・ハルフォードは素敵で、とても素晴らしい人。ロブとロニーとレミー（モーターヘッド）は、多くのショウやツアーを一緒にやって、いつもハッピーだったの。誰がショウのオープニングやトリを務めるとか、誰も気にしてなかったし、彼らはロック・ミュージックの本物の革新者だった。私が嬉しくて感動しているのは、若い世代が今もあの手の音楽を聴いているということ。歴史の中で、子供たちが親世代の音楽を聴く唯一の時代かもしれないわね。私が親世代の音楽を聴くなんてありえなかったもの（笑）」

「私たちは、人々にロニーのことを知ってもらい、彼の人生とキャリアに関わっているように感じてもらいたかったの。私はこの映画をとても誇りに思っているし、監督と彼のチームもとてもいい人たちだったわ。いつも彼らに言っているのよ。『私が知り、愛していたロニー・ジェイムズ・ディオをあなたたちが見事に描いてくれた』って」

なお、今年の秋には、同映画のサウンドトラックがライノ／WMGからリリースされる予定です。

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