【MLCクイズ・クリスマス&年末クイーン・スペシャル】
年代順に並べ直し〜クイーン来日公演編
※解答に間違いあり。ご指摘いただき修正しました!

全5問すべて全6回の来日からそれぞれ1枚ずつ、第1問から少しずつ難易度を上げています。実は決定的な判別ポイントは少なく、クイーン・ファンでも全問正解はなかなか難しいのでは? 弊社刊『QUEEN in JAPAN』や『クイーン ライヴ・ツアー・イン・ジャパン 1975-1985』『ミュージック・ライフが見たクイーン』などご覧になると一発で分かってしまうので、何も見ないでやってみてください(実は何点かはそこで使用されている写真もあり)。『ミュージック・ライフ』のグラビアを穴が開くほど見続けた熱心な方ほど正解に近づけるはず! 年の最後に今一度クイーンでお楽しみください!

参考までに、クイーンの日本公演は全部で6回。
・1975年「Sheer Heart Attack Tour」(全8公演)
・1976年「A Night at the Opera Tour 」(全11公演)
・1979年「Jazz Tour」(全14公演)
・1981年「The Game Tour」(全5公演)
・1982年「Hot Space Tour」(全5公演)
・1985年「The Works Tour」(全6公演)
では全5問、みなさん頑張って!
●Queen
難易度:Easy
まずはグループでのオフショットから。本人たちのルックスだけでなく、服装などからも時代性が感じ取れるため、難易度としては非常に簡単。まずは小手調べに。

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●Freddie Mercury
難易度:Easy
第2問はフレディ。髪型・ヒゲ・衣装と、時代によって千変万化のフレディ。年を経るに従って体格も少しずつ立派になっていくため、4人の中では一番わかりやすいはず。なのであえて寄り気味の写真ばかりセレクト、ちょっとだけ難しくしてみました。なお、以下すべてステージ写真からのセレクトになりますので頑張って!

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●John Deacon
難易度:Medium
第3問はジョンです。彼も髪型・服装が全く違ってくるので、難易度はフレディと変わらないイージー……にしようかと思いましたが、80年代は判別しづらい! なのでレベルは中の下くらいかと思いミディアムで。ちなみに楽器はすべて同じものを使用しているカットをセレクトしています。1枚だけ周囲をトリミングした画像がありますが、そばにフレディがいてすぐに分かってしまうため、彼の部分はカットしてここではご遠慮いただきました。

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●Roger Taylor
難易度:Medium
第4問はロジャーより。髪型・服装はここまでの二人と同様ですが、彼の場合ステージ写真はドラム・セットの陰に隠れて見えづらくなってしまうため分かりづらいだろうと思い、難易度はミディアム、とはいえ中の上くらいの難しさかと思います。まあ何しろ残る1名が、見た目にほとんど変化がなく難易度が非常に高いため……。

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●Brian May
難易度:Hard
最後の問題はもちろんブライアン。1947年生まれですから、1975〜1985年というと28〜38歳。この間は太ったり痩せたりもせず、何しろ髪型がずーっと同じ。首から上だけだとまったくと言っていいほど変化がないので、衣装も見えているものを選びました。難易度はハードにしましたが、「こんなもん余裕余裕!」というファンの方もいらっしゃるのでしょうか。

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正解
●Queen:正解 C→F→E→B→D→A
まず見分け方のポイントとしては、フレディの髪の長さとヒゲ。最初の2回(C、F)の来日時は長髪で、3回目になるとショートでヒゲなしに。次の来日の際には髭を生やしており、以後は彼のトレードマーク的になっていきます。以降の3回は、一番最後の来日(A)になると少しふっくらしてくるので分かりやすいはず。CとF、BとDの順序が悩ましいところ。
●Freddie Mercury:正解 F→B→D→C→A→E
先にも書きました通り、見分け方のポイントはまず髪の長さとヒゲ。なのでまず「ショートでヒゲなし」のDは1979年の3回目で確定。続いて初来日・再来日のB、Fの見分け方ですが、初来日時はノーメイクで、再来日時のステージでは目尻にアイラインを引いているのです。ここ、引っ掛けポイントですね。覚えておきましょう。
そして後半3回の3枚について。まず85年最後の来日時のポイント「少しふっくら」は、A・CとEの顎〜首まわりのラインを見比べると微妙な違いも分かりやすいはず。なのでEが85年。次のポイントは衣装(1枚はほぼ裸ですが)。Cはレザージャケット着用、Aはサスペンダー+リストバンドで判別。というわけで、難易度をイージーにしたものの、もしかしたら間違った方も結構いる?
●John Deacon:正解 B→F→A→E→C→D
ジョンの見分け方は、髪の長さしかないのでは。最初の2回は長髪で、3回目の来日時が一番短い。以後の後半3回のうちでは、最後の来日時が幾分横に広がりアフロに近づいています。なので彼の場合も問題はBとF、CとEの順序をどうするか。しかしこの二者 × 2、いずれも決定的な見分けポイントはないかもしれません。なのでここから難易度はミディアムに。
●Roger Taylor:正解 D→B→A→C→F→E ※解答に間違いあり、修正しました!
実はロジャーの場合、ステージ写真だと最初にチェックすべきポイントがありまして、そこを見るとおおむねどのツアーか分かってしまうので、それが写っていた1枚(=D)はあえてトリミングして人物だけを切り出しています。そのポイントというのはバスドラムのドラムヘッド(客席に向いた皮の部分)の絵柄で、ノー・トリミング版が下の画像。以後のツアーになると、ジャケットの絵柄が使用されていたり、自身の顔をデフォルメしたりしたものに変化していきます。

……それにしても、それ以外の点では確信を持って判別はしづらいですね。辛うじて髪型がポイントとなりますが、このうち長髪の2枚、BとCは最初と2回目で間違いなく(その順序をどうするかも難しいのですけれども)、さらに前髪の感じからEはきっと最後のはず。では残る3枚をどの順序で並べるか? 中でもAは一番若そうに見える、で結局ここでも問題はCとF。違いは首にバンダナを巻いているのがいつだったか、それを覚えておいでの方はかなりのロジャー・ファンなのではないでしょうか。
※追記:そして正午に公開してたった1時間足らずの後、こうしたご指摘いただきました。で、確認しましたところ、ご指摘の通りでした……。間違い大変申し訳ありません、訂正しますとともにお詫び申し上げます。ロジャー M. 高橋さん、いつもお世話になっております、どうもありがとうございました!
こちらの2枚の画像は同じツアーの別公演ですが、左の米国ツアーでのカット、右の同じ来日公演の別公演ともにロジャーは首にバンダナを巻いております(後者は色違いのバンダナ)。大変失礼しました……。
●Brian May:正解 F→D→A→C→B→E
問題文でも書きましたが、ブライアンの場合、この頃は見た目がほぼ変わらない。しかも使うギターも同じだから、違いは衣装だけ。あとは勘しかないと思います! で、ヒラヒラしたのをお召しになっているA・D・Fはきっと先だろうな、残るB・C・Eをどう見るか……。逆にハードコアなブライアン・ファンの方に判別ポイントをお尋ねしたいくらいです。というわけで難易度はハード間違いなし!
というわけで、以上全5問でした。みなさんは正解しましたでしょうか? 何も参照せず全問正解の方はどれくらいいらっしゃるのでしょう。
前回の初回MLCクイズでは「本物をベースにしてニセモノをつくる」作業だったため、ある意味気楽に問題作成できました。それに比べ今回は、確認に確認を重ねなければならず、ちょっとしんどかった……。一通り作業を終えた今も実は間違いがないか不安です(「これ違うだろ!」とお気づきになったら逆にぜひお教えください)。次はもっと楽な問題を作成しよう……。
●関連ニュース
MUSIC・2022.12.01
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次回はトリビア的な内容のものを何かひねり出しましょう。みなさまもぜひ問題を作成してぜひお送りください。みなさま良いお年を!


ザ・ビートルズ:Get Back
MUSIC・2021.09.22
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