エヴリシング・バット・ザ・ガール、24年ぶりの新アルバム『Fuse』4月発売

ベン・ワットとトレイシー・ソーン夫妻による英ポップ・デュオ、エヴリシング・バット・ザ・ガール（Everything But the Girl／EBTG）が、4月21日に24年ぶりの新アルバム『Fuse』をリリースすると発表し、リード・シングル「Nothing Left to Lose」のミュージック・ビデオを公開しました。

新作『Fuse』は、1999年のアルバム『Temperametal』に続くもので、二人は2021年3月から新作の曲を書き始め、自宅やバース郊外の小さなスタジオにて、エンジニアのブルーノ・エリンガムと密かにレコーディングしたそうです。

ソーンは、次のように語っています。
「皮肉なことに、2021年3月に取り掛かり始めた時、新アルバムの完成されたサウンドなんて考えてもなかったの。もちろん、“待望のカムバック” というプレッシャーは分かっていたから、その代わりに方向性は不確かだけど、その場の思い付きを受け入れ、オープンマインドな遊び心の精神で始めようとしたのよ」

なお、1994年のヒット曲「Missing」で知られるEBTGは、1999年に『Temperametal』をリリースした後、2000年のモントルー・ジャズ・フェスティバルでの出演を最後に解散状態となりましたが、その後もソーンが一連のソロ・レコードをリリースし、ワットが自身のレーベルを運営するなど活動を続けており、ソーンは2021年に4冊目のメモアール『My Rock ‘n’ Roll Friend』を出版しています。