2023年「第65回グラミー賞」受賞作品とアーティスト発表

世界で最も権威ある音楽賞の一つ、米レコーディング・アカデミーが主催する「第65回グラミー賞」の授賞式が2月5日、ロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナで開催され、受賞作品とアーティストが発表されました。

1. Record Of The Year
・ABBA『Don't Shut Me Down』
・Adele『Easy On Me』
・Beyoncé『BREAK MY SOUL』
・Mary J. Blige『Good Morning Gorgeous』
・Brandi Carlile Featuring Lucius『You And Me On The Rock』
・Doja Cat『Woman』
・Steve Lacy『Bad Habit』
・Kendrick Lamar『The Heart Part 5』
★Lizzo『About Damn Time』
・Harry Styles『As It Was』

2. Album Of The Year
・ABBA『Voyage』
・Adele『30』
・Bad Bunny『Un Verano Sin Ti』
・Beyoncé『RENAISSANCE』
・Mary J. Blige『Good Morning Gorgeous(Deluxe)』
・Brandi Carlile『In These Silent Days』
・Coldplay『Music Of The Spheres』
・Kendrick Lamar『Mr. Morale & The Big Steppers』
・Lizzo『Special』
★Harry Styles『Harry's House』

3. Song Of The Year
・GAYLE「abcdefu」Sara Davis, GAYLE & Dave Pittenger
・Lizzo「About Damn Time」Melissa “Lizzo” Jefferson, Eric Frederic, Blake Slatkin & Theron Makiel Thomas
・Taylor Swift「All Too Well(10 Minute Version)(The Short Film)」Liz Rose & Taylor Swift
・Harry Styles「As It Was」Tyler Johnson, Kid Harpoon & Harry Styles
・Steve Lacy「Bad Habit」Matthew Castellanos, Brittany Fousheé, Diana Gordon, John Carroll Kirby & Steve Lacy
・Beyoncé「BREAK MY SOUL」Beyoncé, S. Carter, Terius "The-Dream" Gesteelde-Diamant & Christopher A. Stewart
・Adele「Easy On Me」Adele Adkins & Greg Kurstin
・DJ Khaled Featuring Rick Ross, Lil Wayne, Jay-Z, John Legend & Fridayy「GOD DID」
Tarik Azzouz, E. Blackmon, Khaled Khaled, F. LeBlanc, Shawn Carter, John Stephens, Dwayne Carter, William Roberts & Nicholas Warwar
・Kendrick Lamar「The Heart Part 5」Jake Kosich, Johnny Kosich, Kendrick Lamar & Matt Schaeffer
★Bonnie Raitt「Just Like That」Bonnie Raitt

4. Best New Artist
・Anitta
・Omar Apollo
・DOMi & JD Beck
・Muni Long
★Samara Joy
・Latto
・Måneskin
・Tobe Nwigwe
・Molly Tuttle
・Wet Leg

※主要部門のみ。この他の全ノミネーション/受賞者リストは明日掲載いたします。

「最優秀ロック・アルバム賞」には、オジー・オズボーンの『Patient Number 9』が輝き、またオジーは、同作からトニー・アイオミをフィーチャーした「Degradation Rules」が、「最優秀メタル・パフォーマンス賞」を受賞しました。オジーは授賞式に出席しておらず、同作に参加したプロデューサーのアンドリュー・ワットと、メタリカのロバート・トゥルージロが、オジーに代わってスピーチを行ないました。
式典のオープニングで「Broken Horses」をパフォーマンスしたブランディ・カーライルは、同曲で「最優秀ロック・ソング賞」と「最優秀ロック・パフォーマンス賞」を受賞し、アルバム『In These Silent Days』が、「最優秀アメリカーナ・アルバム賞」に輝きました。
ウィリー・ネルソンは、アルバム『A Beautiful Time』が「最優秀カントリー・アルバム賞」を、「Live Forever」が「最優秀カントリー・ソロ・パフォーマンス賞」を受賞しましたが、式典に出席していませんでした。
また、サム・スミス&キム・ペトラスが、「Unholy」で「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞」に輝き、テイラー・スウィフトの「All Too Well:The Short Film」が「最優秀ミュージック・ビデオ賞」、エドガー・ウィンターのトリビュート・アルバム『Brother Johnny』が「最優秀コンテンポラリー・ブルース・アルバム賞」、アデルの「Easy On Me」が「最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞」を受賞。ボニー・レイットは、「Made Up Mind」で「最優秀アメリカーナ・パフォーマンス賞」、「Just Like That」で「最優秀楽曲賞」と「最優秀アメリカーナ・ルーツ・ソング賞」を受賞しました。

そしてビヨンセは、「Break My Soul」が「最優秀ダンス/エレクトロニック・レコーディング賞」、「Renaissance」が「最優秀ダンス/エレクトロニック・ミュージック・アルバム賞」、「Plastic Off The Sofa」が「最優秀トラディショナル・R&Bパフォーマンス賞」、「Cuff It」が「最優秀R&Bソング賞」と4冠に輝き、通算32回のグラミー賞獲得は、歴代最多記録となりました。
なお、スティーヴィー・ワンダーが、「MusiCares Person of the Year(ミュージケアーズが選ぶ今年の人)」に選ばれたスモーキー・ロビンソンとベリー・ゴディを称えるためにパフォーマンスを行ない、モータウンへのトリビュートとして、テンプテーションズの「The Way You Do the Things You Do」を歌い、ロビンソンの曲「Tears of a Clown」をロビンソンと共演、最後に自身のヒット曲「Higher Ground」を披露しました。

また、故人を偲ぶ「In Memoriam」のコーナーでは、昨年11月30日に他界したクリスティン・マクヴィーを追悼し、ミック・フリートウッド(bongo)、シェリル・クロウ(piano)、ボニー・レイット(vo)が、マクヴィーの曲「Songbird」をパフォーマンスしました。
 
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