ボブ・マーリーのベスト盤『Legend』が全英チャート1200週／全米チャート900週チャートインを達成

ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズのヒット曲を集めたコンピレーション『Legend』は、マーリーの死後にリリースされ、現在に至るまで「レゲエ史上最も売れたアルバム」と呼ばれています。この2025年8月、同作が全英で1200週連続、全米では900週連続のチャート・インを果たすという大記録を達成しました。

本作品は先週末の全英アルバムチャートTOP100（Official Albums Chart）に1200週（年換算：約23年）のランクインを果たした。同チャートでは過去1位を12週獲得、TOP10には35週チャートインを記録している。『Legend』以外で同チャートにて1200週以上ランクインしているアルバムは、ABBAが1992年に発売した『Gold – Greatest Hits』（1215週）のみという大記録となる。

全米アルバムチャート（Billboard 200）では先週900週を達成し、年換算では約17年もチャートインしていることになる。同チャートで900週以上チャートインしている記録を保持しているのはピンク・フロイドが1973年に発売した『The Dark Side of the Moon』（990週）のみのこちらも大記録となっている。

ボブ・マーリーは1981年に亡くなってもなお、その影響力は広がり続けており、昨年公開されたボブ・マーリーの伝記映画『ボブ・マーリー：ONE LOVE』は全米興行収入2週連続1位を記録、そして生誕80周年となる今年、2月の誕生日には、ジャマイカのキングストンにボブ・マーリー・ファミリーが所有するタフ・ゴング・スタジオで行われたトリビュート・コンサートが生配信、名盤『Uprising』発売45周年盤の発売、7月1日のインターナショナル・レゲエ・デイでは関西万博のジャマイカ・パビリオンなどではボブ・マーリーをフィーチャーしたイベントが行なわれるなど、世界中でその音楽は鳴り続けている。