ネイザン・イーストとジャック・リー初コラボ作より、ジェフ・ベックにインスパイアされた「アメイジング・グレイス」先行リリース

フォープレイのメンバーであり、現在エリック・クラプトンのバンドで活躍する伝説のベース・プレイヤー、ネイザン・イーストとパット・メセニーも称賛する韓国のスーパー・ギタリスト、ジャック・リーの2人名義による10月4日リリースのアルバム『ハート・アンド・ソウル』から先行シングル「アメイジング・グレイス」の配信とアルバムのプリオーダーがスタートした。

「アメイジング・グレイス」は、イギリスの牧師ジョン・ニュートン（John Newton, 1725–1807）の作詞によるもので、これまでアレサ・フランクリンからケルティック・ウーマンまで取り上げてきたアーティストは数知れず、世界中で長年愛され続けるもっとも有名な賛美歌だ。

当初、パット・メセニーのようなギター・サウンドで演奏したトラックを収録する予定だった。だが、今年1月、ジャックが敬愛する憧れのギタリスト、ジェフ・ベックが他界。世界中のギター・プレイヤーが悲しみに暮れたが、もちろんジャックもその一人として、ジェフ・ベックが2022年に行なった最期だったであろうジョニ―・デップとのライヴ映像や、ジェフ・ベックとエリック・クラプトンが以前にライヴで演奏した「ムーン・リヴァー」の映像を観たりする中で、大きくインスパイアされ、急遽この曲を再レコーディングするに至ったという。

アニメ『ドラゴンボール』シリーズの音楽なども手掛けてきたスペシャル・ゲスト、住友紀人のサックスもフィーチャーされ、ジェフ・ベックにインスパイアされたギターを中心に徐々に盛り上がる様が感動を呼ぶヴァージョンに生まれ変わった。ジェフ・ベックとも共演経験があり友人だったネイザン・イーストにそのトラックを送ったところ、「ジェフ・ベックもきっと気に入ってくれるだろう」と太鼓判を押してくれたという。

今回のプロジェクトは、ゴスペルに焦点を当てており、アルバム全体がスピリチュアルなメロディに包まれている。この困難な時代において、音楽のもたらす高揚感と鼓舞の力を証明すべく制作。

ジャンルの枠を超え、グラミー受賞ピアニストのジョン・ビーズリー、伝説のドラマー、スティーヴ・フェローン、ネイザン・イーストの息子でオルガンの天才、ノア・イーストといった名だたる才能を起用、スペシャル・ゲストとして平原綾香も1曲ヴォーカル参加しており、豊かな音のタペストリーと華麗なパフォーマンスにより、人間の魂に深く響く音楽が完成した。

「アメイジング・グレイス」のほか、バッハの 「主よ、人の望みの喜びよ」や、ガブリエル・フォーレの 「リベラ・メ」（レクイエム組曲より）、「みなささげまつり」など賛美歌を中心に、サイモン＆ガーファンクルの「明日に架ける橋」などの耳なじみあるナンバー、そしてジャックによる「ヘヴン・ノウズ」、ネイザンによる「ハート・アンド・ソウル」という2曲のオリジナルまで心に響くメロディが満載だ。

ネイザン・イーストは本作品に関して、以下のようにコメントしている。
「音楽は、その精神を通して私たち全員をつないでくれます、本当に特別な力を持っているのです。このプロジェクトは、私のソウル・ブラザー、ジャック・リーとの待望のコラボレーションであり、私たち音楽ファミリーは、一音一音に豊かな愛と心を注いでいます。『ハート・アンド・ソウル』では、メンバー全員がその高揚したメッセージから恩恵を受けることができる瞬間に到達しました。この賛美と喜びの歌を捧げながら、共にスピリチュアルな旅に出ましょう。私たちを深く祝福してくれたように、この音楽が皆さんの心と魂に響きますように。私たちと一緒に旅を楽しみましょう」

■アルバム情報
・アーティスト：ジャック・リー＆ネイザン・イースト
・アルバム・タイトル『ハート・アンド・ソウル』

2023年10月4日（水） 日本盤SHM-CDリリース （※デジタル：9月29日（金）リリース）
品番：UCCU-1680
価格：￥2,860（税込）

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