スーザン・テデスキの名作『Just Won’t Burn』25周年記念盤リリース、テデスキ・トラックス・バンドの最新ライヴ・トラックを追加収録

10月に4年ぶりの来日ツアーを行なう “世界最高のライヴ・バンド”、テデスキ・トラックス・バンドの共同リーダーであるスーザン・テデスキのプラチナ・ソロ・アルバム『ジャスト・ウォント・バーン』の25周年記念盤がリリースとなった。

アルバム『Just Won’t Burn』は、アメリカーナ、ブルース、ジャム界で最も著名な女性アーティストの一人であるスーザン・テデスキのキャリアをスタートさせた記念すべき初のソロ名義作品。オリジナル・アルバムは長らく廃盤となっており、25周年記念盤にはオリジナル・セッションからの別テイク1曲、2曲の未発表曲「Voodoo Woman」と「Waste of My Time」が収録されている。加えて、夫のデレク・トラックスと共同リーダーを務めるテデスキ・トラックス・バンドによる12人編成で行なった、2022年のビーコン・シアターで披露された「Just Won't Burn」と「Looking for Answers」の最新ライヴ・パフォーマンスとも含む計5曲のボーナス・トラックが収録されている。
 
Susan Tedeschi - Looking for Answers（Live at the Beacon Theatre– Tedeschi Trucks Band）（Visualizer）

90年代初頭に地元ボストンのブルース・ジャムで始まったスーザンのキャリアは、早くから地元で高い評価を得て、1998年にリリースしたソロ・デビュー作『Just Won't Burn』で、音楽界に真の実力者であることを知らしめた。

『Just Won't Burn』はリリース後にプラチナ・ディスクを獲得し（当時のブルース・ベースのアルバムとしては異例の快挙）、スーザンは2000年のグラミー賞最優秀新人賞にノミネートされた（同年の新人賞にはブリトニー・スピアーズ、メイシー・グレイ、キッド・ロック、クリスティーナ・アギレラといった、今をときめく面々もノミネートされていた）。その後、スーザンがソロ・アーティストとしてグラミー賞に5度ノミネートされた内の最初の作品となり、その後リリースされた3枚のソロ・アルバムはいずれもグラミー賞最優秀コンテンポラリー・ブルース・アルバム賞にノミネートされている。また、その後スーザンが夫のデレク・トラックスとともにテデスキ・トラックス・バンドを結成し、さらなる高みへと上り詰めた後でも、『Just Won't Burn』はブルースをベースにしたロックンロールの試金石であり続けているTTB前夜の名盤だ。

10月にいよいよ4年ぶりの来日公演に、ますます期待が高まるリリースだ。

【アルバム情報】
スーザン・テデスキ『ジャスト・ウォント・バーン』
Susan Tedeschi／Just Won’t Burn

Fantasy Records
2023年9月22日（金）デジタル＆輸入盤リリース

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