ハング・ドラム達人にしてビョークのツアーに帯同したパーカッショニスト、マヌ・デラーゴが新作をリリース

ハング・ドラムやハンドパンという呼称の打楽器をご存知でしょうか。スティール・パンから派生した楽器で、理屈としてはドラム缶のフタ部分を凹型に加工し音階を持たせたものをスティックで叩くスティール・パンに対し、それを凸型に加工して指で叩くことによってメロディを奏でることもできる膝に乗せられる程度の大きさの楽器。その音色はスティール・パンのようでもあり、ハープやマリンバのようにも聞こえる。そしてその達人にしてビョークのツアーにも同行したマヌ・デラーゴが、今回ニュー・アルバムを発売します。音楽的にはヴォーカルをフィーチャーしたアコースティックでジャジーでシンプルなサウンドがベースとなっているものの、ハング・ドラムを駆使していることから全体的にパーカッシヴなアンサンブルが独特の味わいに。オリエンタル？　エスニック？　トラディショナル？　いずれにせよまずはご一聴を。

〈以下メイカー・インフォメーションより〉

ビョークのコーニュコピア・ツアーに参加するなど、この分野の第一人者として知られるパーカッショニスト、マヌ・デラーゴ。ヴォーカル・アンサンブルのマッド・アバウト・レモンと制作したニュー・アルバム『スノウ・フロム・イエスタデイ』をワン・リトル・インディペンデントからリリース。

●マヌ・デラーゴ（Manu Delago）はアヌーシュカ・シャンカール（Anoushka Shankar）、ザ・シネマティック・オーケストラ（The Cinematic Orchestra）、オーラヴル・アルナルズ（Olafur Arnalds）等、様々なアーティストと定期的にコラボレート。ロンドン交響楽団ともソリストとして共演し、世界50カ国以上の一流会場でプレイ。グラミー賞にノミネートされるなど、高い評価を博すパーカッショニストだ。最近では、ビョーク（Björk）のツアーに同行。彼女の著名なコーニュコピア（Cornucopia）・ツアーに参加するなど、この分野の第一人者として知られる。2024年2月、マヌはワン・リトル・インディペンデント・レコーズ（One Little Independent Records）からニュー・アルバム、『Snow From Yesterday』をリリースする。彼は、『Snow From Yesterday』で、ヴォーカル・アンサンブルのマッド・アバウト・レモン（Mad About Lemon）とコラボレート。深遠で個性的な新しいコンセプト・ピースを完成させた。マヌのトレードマークであるハンドパンの技術は、アルバムのリズムの生命力となっており、マッド・アバウト・レモンのフォーク調のハーモニーに注がれる雄大でエモーショナルなサウンドを、しばしば優しい繊細さをもって作り上げている。

■More info：Big Nothing

【アルバム情報】2024.2.7 ON SALE
マヌ・デラーゴ『スノウ・フロム・イエスタデイ』
Manu Delago／Snow From Yesterday

ビッグ・ナッシング／ウルトラ・ヴァイヴ
TPLP1890CDJ［CD／国内流通仕様］

Manu Delago
『Snow From Yesterday』

CD（2024.2.7）-

1. Modern People
2. Little Heritage
3. Polar Bear
4. Paintings on the Wall
5. Ode to Earth
6. Stay Afloat
7. Immersion
8. Slow-Mo Moving River
9. Oxygen
10. Docklands
11. Snow from Yesterday