シカゴ発、メランコリックでドリーミーなガレージ・パンク・バンド、DEHD(デッド)が5作目『Poetry』5/10リリース


シカゴ発インディ・ロック・バンド、DEHD(デッド)。ニューアルバム『Poetry』を5月10日リリースすると発表、先行シングル「Mood Ring」と同曲ビデオを解禁。
シカゴを拠点に活動する3ピースのインディ・ロック・バンド、Dehd(デッド)が、5枚目のスタジオアルバム『Poetry』を5月10日にファット_ポッサム・レコーズ(Fat Rossum Records)からリリースすると発表。同時に、アルバムからの先行シングル「Mood Ring」と同曲のミュージック・ビデオを公表した。一目惚れの喜びが歌われる楽しいポップ・ソングは、バンドが3分以内でどれだけ多彩な音楽性を簡潔にキャッチーに融合させられるかを示しており、ニュー・アルバム『Poetry』の全体のトーンを決定する。
4枚目の前アルバム『Blue Skies』とシングル「Bad Love」の大成功の後、彼らはまずはニューメキシコ州タオスにあるエミリー・ケンプのオフグリッドハウス(公共インフラ設備をもたない住宅)に集合。そこで暖をとるために薪を割り、日中に曲を作り、その後、ピュージェット湾にあるキャビンへと移動。2度目の作曲セッションを実施した。冷たい海に囲まれ、潮の流れだけが時を刻む。「食べて、寝て、呼吸して、生きて……私たちの唯一の目的は曲を書くことだけだった」とケンプは振り返る。バンドが曲作りとインスピレーションを得るためにどこか特別な場所に旅したのはこれが初めて。シカゴを離れることが転機となった。
シカゴに戻ってからは10年近く彼らが自宅と呼び、リハーサルを行ない、全ての曲を書いてきたウェアハウスでアルバム『Poetry』の仕上げに取り組んだ。ホイットニーの3枚のアルバムを共同プロデュースした友人でありプロデューサーのジャド・アスラーが、ジェイソン・バラと共にパリセード・スタジオでプロデュースを行なった。
これらの経験と、チャールズ・ブコウスキーの自己肯定の詩『The Laughing Heart』に夢中になった瞬間のインスピレーションとが合わさり、この5枚目のアルバム『Poetry』が誕生した。
■Dehd(デッド)について
2015年にシカゴで結成された3人組インディ・ロック・バンド。
ヴァリ(Vali)やララ・ララ(Lala Lala)のエミリー・ケンプ(Emily Kempf:ベース、ヴォーカル)、Ne-Hiやイヤリング(Earring)のジェイソン・バラ(Jason Balla:ギター、ヴォーカル)、エリック・マグレディ(Eric McGrady:ドラム)の3人から成る。フロアタムとスネアだけのシンプルなドラムと、ガールズ・グループを思わせるメロディアスな歌が鳴り響く中、ジーザス・アンド・メリー・チェインを彷彿とさせるノイズと、ガン・クラブのような不吉さを漂わせる。
2016年にデビュー・アルバム『Dehd』をリリース。2020年にメランコリックでドリーミーな3rdアルバム『Flower Of Devotion』、2022年5月にバラのプロデュースによる4thアルバム『Blue Skies』をリリース。より洗練されたプロダクションと、エレクトロニクスを使った実験性と、ストレートな歌詞で進化を遂げている。

2. Hard To Love
3. Mood Ring
4. Necklace
5. Alien
6. Light On
7. Pure Gold
8. Dist B
9. So Good
10. Don’t Look Down
11. Knife
12. Shake
13. Magician
14. Forget


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