NYのシンガー・ソングライター、カサンドラ・ジェンキンス。自然界との向き合い方の難しさを歌う新曲リリース

4月17日、5月15日のMLCニュースで紹介してきたカサンドラ・ジェンキンスが、7月リリースのサード・アルバム『マイ・ライト、マイ・デストロイヤー』より3枚目となるシングル「Petco」をリリース。ビデオも公開しました。

〈以下、メイカー・インフォメーションより〉
前作が高い評価を博したNYのシンガーソングライター、カサンドラ・ジェンキンス。デッド・オーシャンズ移籍第一弾、自身3枚目となるアルバム『My Light, My Destroyer(マイ・ライト、マイ・デストロイヤー)』より、シングル「Petco」をリリース。ビデオも公開。
前作が高い評価を博したNYのシンガーソングライター、カサンドラ・ジェンキンス。デッド・オーシャンズ移籍第一弾、自身3枚目となるアルバム『My Light, My Destroyer(マイ・ライト、マイ・デストロイヤー)』より、シングル「Petco」をリリース。ビデオも公開。

「“Petco” は、つながりを探し、少し物足りなくなることを歌っている。あからさまに不安で実存的な場所から曲を書くことで、曲作りに対してもっと遊び心を持つことができるようになった。私は、脳の中で最も原始的な部分を探求することを必要としていた。この曲の奥底には、私たちは最も基本的な本能レベルで、愛し愛されるように配線されているという誠実な信念がある。『自然界に値札をつけ、自然界へのアクセスを許すと同時に、自然界から遠ざけ、仲間との関係を約束する』という不気味な違和感を捉えたかった。“Petco” は『自然界から距離を置けば置くほど、戻る道を見つけるのが難しくなる』と、おなじみの考えに新たなレンズを投げかけている。私たちは行き過ぎたのではないかと考えるのは簡単だが、不安にもかかわらず、私はそのすべてに人間性を見出さずにはいられない。ビデオは、外に面した窓のあるニューヨークのアパート、ペットショップ、そしてダンスフロアの3つの場所で撮影されている。このビデオで、曲が決して与えてくれない終わりを感じることができる」とカサンドラは語る。
「Petco」はアンドリュー・ラピン(Andrew Lappin)がプロダクションとパーカッションを担当。エル・ケンプナー(El Kempner:Palehound)とライラ・ラーソン(Lilah Larson)がギターをプレイし、ケイティー・フォン・シュライシャー(Katie Von Schleicher)がヴォーカル、ゾー・ブレシャー(Zoë Brecher)とジェシー・フレンチ(Jesse French)がリズム・セクション、マイケル・コールマン(Michael Coleman)がキーボードで参加している。
「Petco」はアンドリュー・ラピン(Andrew Lappin)がプロダクションとパーカッションを担当。エル・ケンプナー(El Kempner:Palehound)とライラ・ラーソン(Lilah Larson)がギターをプレイし、ケイティー・フォン・シュライシャー(Katie Von Schleicher)がヴォーカル、ゾー・ブレシャー(Zoë Brecher)とジェシー・フレンチ(Jesse French)がリズム・セクション、マイケル・コールマン(Michael Coleman)がキーボードで参加している。
●夜空そのもののように、『My Light, My Destroyer』の世界は常に広がっている。新しいレーベル、デッド・オーシャンズ(Dead Oceans)から7月12日にリリースされるカサンドラ・ジェンキンス(Cassandra Jenkins)のサード・アルバムは、ギター主体のインディ・ロック、ニューエイジ、ソフィスティ・ポップ、ジャズなど、これまで以上に幅広いサウンド・パレットを駆使し、新たな境地に達することを約束する。その中心にあるのは、自身の宇宙を構成するクオークやクェーサーに対するジェンキンスの好奇心であり、彼女はフィールド・レコーディングと、とらえどころのない、ユーモラスで、破滅的で、告白的な詩的リリシズムを融合させることで、アルバムの13曲の豊潤さをさらに深める錬金術的な作業を行っている。2年間にわたる前作『An Overview on Phenomenal Nature』のツアーを終えた直後、ジェンキンスは次のアルバムのレコーディングに取りかかった。「燃え尽きて枯渇しているところから始まったので、セッション後の数ヶ月は、作ったばかりのレコードが好きではないことを受け入れるのに苦労した。だからやり直した」と彼女は告白する。彼女の親しい音楽仲間たちが再び集まり、プロデューサー、エンジニア、ミキサーのアンドリュー・ラピン(Andrew Lappin:L’Rain、Slauson Malone 1)がボードの後ろにいる中、ジェンキンスは以前のセッションを脇に置き、その灰から『My Light, My Destroyer』を作り始めた。『My Light, My Destroyer』は1年をかけて制作されたが、収録される13曲の中には、ジェンキンスのノートに何年も眠っていた曲もある。トム・ペティ(Tom Petty)の爽やかなフォーク・ロックの古典主義、アニー・レノックス(Annie Lennox)やニール・ヤング(Neil Young)のようなソングライターの作品、彼女がハイスクールの時に聴いていたCD(レディオヘッド〈Radiohead〉の『The Bends』、ザ・ブリーダーズ〈The Breeders〉、PJハーヴェイ〈PJ Harvey〉、ペイヴメント〈Pavement〉)、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)の『Blackstar』など、アルバムの制作中、彼女の頭の中にはサウンドの参照点も存在し、アン・カーソン(Anne Carson)、マギー・ネルソン(Maggie Nelson)、レベッカ・ソルニット(Rebecca Solnit)のような作家や、デヴィッド・バーマン(David Berman)の作品などからの影響もあった。また『My Light, My Destroyer』は、前作のような孤独な作品ではなく、グループとしての作品である。ペイルハウンド(Palehound)のエル・ケンプナー(El Kempner)、ハンド・ハビッツ(Hand Habits)のメグ・ダフィ(Meg Duffy)、アイザック・イーガー(Isaac Eiger:元ストレンジ・レンジャー〈Strange Ranger〉)、ケイティー・フォン・シュライシャー(Katie Von Schleicher)、ゾー・ブレシャー(Zoë Brecher:Hushpuppy)、ダニエル・マクダウェル(Daniel McDowell:Amen Dunes)、プロデューサー兼プレイヤーのじょしゅ・かうふまんk(Josh Kaufman:前作のプロデューサー)らが参加。ジェンキンスの友人である映画監督/俳優/ジャーナリストのヘイリー・ベントン・ゲイツ(Hailey Benton Gates)も、「Hayley」のタイトルを提案した。
●カサンドラ・ジェンキンスはブルックリンを拠点とするミュージシャン、シンガー、ソングライターだ。ニューヨークの音楽一家に生まれ(彼女の両親はクルーズ船で演奏していた)、12歳になる前には、フォーク・ミュージックを演奏するファミリー・バンドと一緒にプレイしていた。2013年4月にセルフタイトルのデビューEPをリリースし、2017年にはファースト・アルバム『Play Till You Win』を発表。2021年のセカンド・アルバム『An Overview on Phenomenal Nature』は、『Pitchfork』で「Best New Album」に選ばれるなど、高い評価を獲得。『The Guardian』『Paste』『Pitchfork』などで、同年の年間ベスト・アルバムの1枚にも選出された。
■More info:Big Nothing
●カサンドラ・ジェンキンスはブルックリンを拠点とするミュージシャン、シンガー、ソングライターだ。ニューヨークの音楽一家に生まれ(彼女の両親はクルーズ船で演奏していた)、12歳になる前には、フォーク・ミュージックを演奏するファミリー・バンドと一緒にプレイしていた。2013年4月にセルフタイトルのデビューEPをリリースし、2017年にはファースト・アルバム『Play Till You Win』を発表。2021年のセカンド・アルバム『An Overview on Phenomenal Nature』は、『Pitchfork』で「Best New Album」に選ばれるなど、高い評価を獲得。『The Guardian』『Paste』『Pitchfork』などで、同年の年間ベスト・アルバムの1枚にも選出された。
■More info:Big Nothing

【リリース情報】2024.7.12 ON SALE[世界同時発売]
前作が高い評価を博したNYのシンガーソングライター、カサンドラ・ジェンキンス。これまで以上に幅広いサウンド・パレットを駆使したデッド・オーシャンズ移籍第一弾、自身3枚目となるアルバム『マイ・ライト、マイ・デストロイヤー』をリリース。
カサンドラ・ジェンキンス『マイ・ライト、マイ・デストロイヤー』
Cassandra Jenkins/My Light, My Destroyer
ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
DOC346JCD[CD/国内流通仕様]世界同時発売、解説付
DOC346JLP-C1[LP/限定カラー盤/国内流通仕様]、世界同時発売、解説付
前作が高い評価を博したNYのシンガーソングライター、カサンドラ・ジェンキンス。これまで以上に幅広いサウンド・パレットを駆使したデッド・オーシャンズ移籍第一弾、自身3枚目となるアルバム『マイ・ライト、マイ・デストロイヤー』をリリース。
カサンドラ・ジェンキンス『マイ・ライト、マイ・デストロイヤー』
Cassandra Jenkins/My Light, My Destroyer
ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
DOC346JCD[CD/国内流通仕様]世界同時発売、解説付
DOC346JLP-C1[LP/限定カラー盤/国内流通仕様]、世界同時発売、解説付

商品詳細
Cassandra Jenkins
『My Light, My Destroyer』
Amazon Music・MP3(JUL 12 2024)¥1,800
Cassandra Jenkins
『My Light, My Destroyer』
Amazon Music・MP3(JUL 12 2024)¥1,800
1. Devotion
2. Clams Casino
3. Delphinium Blue
4. Shatner's Theme
5. Aurora, IL
6. Betelgeuse
7. Omakase
8. Music??
9. Petco
10. Attente Téléphonique
11. Tape and Tissue
12. Only One
13. Hayley
2. Clams Casino
3. Delphinium Blue
4. Shatner's Theme
5. Aurora, IL
6. Betelgeuse
7. Omakase
8. Music??
9. Petco
10. Attente Téléphonique
11. Tape and Tissue
12. Only One
13. Hayley


商品詳細
Cassandra Jenkins
『Play Till You Win』
Amazon Music・MP3(APR 07 2017)¥1,500
Cassandra Jenkins
『Play Till You Win』
Amazon Music・MP3(APR 07 2017)¥1,500

商品詳細
Cassandra Jenkins
『An Overview on Phenomenal Nature』
Amazon Music・MP3(FEB 19 2021)¥1,200
Cassandra Jenkins
『An Overview on Phenomenal Nature』
Amazon Music・MP3(FEB 19 2021)¥1,200
この記事についてのコメントコメントを投稿
この記事へのコメントはまだありません





RELATED POSTS
関連記事
LATEST POSTS
最新記事
-
2025.04.30 2025年「ロックの殿堂」入りアーティスト発表
-
2025.04.21 デイヴ・グロール、コーチェラ・フェスでオーケストラと2曲をパフォーマンス
-
2025.04.04 ロバート・フリップ&妻のトーヤ、ティナ・ターナーの「The Best」をカヴァー