詩人、シンガー、ソングライター、ムスタファ。新曲「ガザ・イズ・コーリング」リリース、現地の映像も使用したビデオも公開

〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

ドレイク、ザ・ウィークエンド、ジェイムス・ブレイクらとの活動でも知られるトロントの詩人、シンガー、ソングライター、ムスタファ。ジャグジャグウォー（Jagjaguwar）よりニュー・シングル「Gaza is Calling（ガザ・イズ・コーリング）」をリリース。ビデオも公開。

ムスタファ（Mustafa）は新曲「Gaza is Calling」をリリース。ヒアム・アッバス（Hiam Abbas）監督によるミュージック・ビデオも公開した。この曲は2020年に書かれたもので、ムスタファの幼少期の友人関係が、世界中の労働者階級のコミュニティに対する暴力やパレスチナ人特有の苦境に影響を受けたというストーリーを描いている。なお、「Gaza is Calling」の純収益はすべてパレスチナ児童救済基金に寄付される。

「“Gaza is Calling” は、僕が初めて経験した友情におけるハートブレイクについて書かれたものだ。ガザから来た少年と出会ったのは、僕が11歳のときだった。僕たちは切っても切れない関係だった。彼はトロントの住宅街で僕と一緒に育ち、僕らは、僕が知る限り、最も深い愛のひとつを分かち合った。そしてこの愛さえも、僕たちが直面している暴力には敵わなかった。それは、僕らの新しいホームでの暴力で、冷たい風のようにガザから追いかけてきたものだ。結局のところ、僕らの間には惨事があり、涙なしに会うことは許されなかった。そして、彼が僕に送った最後の手紙のひとつは、僕らが別の人生でどのように続いていくかという内容だった」とムスタファは同曲について語る。

ビデオには、パレスチナ人モデルのベラ・ハディッド（Bella Hadid）と10代のガザのラッパー、MCアブドゥル（MC Abdul）がフィーチャーされている。ビデオの構想は、ムスタファとハディッドにより、 2021年に練られた。ビデオの大半は2023年4月に撮影されたものだが、つい先週、ジェニンの現地で撮影された映像も使われており、そのメッセージのタイムレスさとタイムリーさを物語っている。