デヴィッド・ギルモア、9/6発売9年振り新作『邂逅』日本盤にはボーナス・トラック収録。新シングル「Between Two Points」のMV公開
「Between Two Points」は、1999年にザ・モンゴルフィエ・ブラザーズが発表した曲を再構築したもので、22才のロマニーはヴォーカルとハープで参加しています。
また、デヴィッドとロマニーは2020年、新アルバムのCDにボーナス・トラックとして収録された「Yes, I Have Ghosts」という曲もコラボしており、こちらのMVも公開されています。
アルバムは日本盤でも発売されますので、上記2曲の詳細を含め、以下のメイカー・インフォメーションをご参照ください。
なお、ギルモアは新作のプロモーション・ツアー「Luck and Strange」を発表し、9月27日から11月10日まで、ローマ、ロンドン、ロサンゼルス、NYCで公演が予定されています。ギルモアのUSツアーは、8年ぶりです。
■David Gilmour: 2024 Tour Dates
Sep 27: Rome Circus Maximus, Italy
Sep 28: Rome Circus Maximus, Italy
Sep 29: Rome Circus Maximus, Italy
Oct 01: Rome Circus Maximus, Italy
Oct 02: Rome Circus Maximus, Italy
Oct 03: Rome Circus Maximus, Italy
Oct 09: London Royal Albert Hall, UK
Oct 10: London Royal Albert Hall, UK
Oct 11: London Royal Albert Hall, UK
Oct 12: London Royal Albert Hall, UK
Oct 14: London Royal Albert Hall, UK
Oct 25: Los Angeles Intuit Dome, CA
Oct 29: Los Angeles Hollywood Bowl, CA
Oct 30: Los Angeles Hollywood Bowl, CA
Oct 31: Los Angeles Hollywood Bowl, CA
Nov 04: New York Madison Square Garden, NY
Nov 05: New York Madison Square Garden, NY
Nov 06: New York Madison Square Garden, NY
Nov 09: New York Madison Square Garden, NY
Nov 10: New York Madison Square Garden, NY

〈以下、メイカー・インフォメーションより〉
デヴィッド・ギルモア9年振り新作の邦題は『邂逅』。日本盤CDに奇跡のボーナストラック収録決定!
9月6日に発売となるピンク・フロイドのヴォーカル&ギター、デヴィッド・ギルモア9年振りのソロ新作の日本盤の詳細が決定。邦題は『邂逅』(かいこう)、そして、CDにはこれまでの歴史上ピンク・フロイド関連では不可能だった「日本盤ボーナストラック」の奇跡の収録が決定した(全世界で日本のみ)。
また、アナログLPは輸入盤国内仕様オレンジ・カラーヴァイナルで発売(完全生産限定)。海外ではインディ・エクスクルーシヴのみで限定販売されるオレンジ・カラーを日本盤に使用できることになった。
新作に関して英UNCUT誌は「迫りくる死にインスピレーションを得て作ったパワフルな新作」と評し、「死の必然性を受け入れつつ、人生には単なる幸運や奇跡的なことだけではない不思議な巡り合わせがある」ということが全体に流れるテーマとなっており、邦題の『邂逅』はそこから導き出されたもの。
デヴィッド・ギルモアと作詞を担当した妻のポリー・サムソンは新作についてこう語っている。
「年老いていく身の視点から書いたもの。死の必然性が絶えずあった。僕たちはロックダウンの最中、そして、その後もそのことを話し合ったり考えたりしながら、たくさんの時間を費やしたんだ。僕がしがらみを感じていた過去の一部を捨て去って、それらのルールを投げうって、やりたいと感じるままにやろうという気になった」
アルバムはブライトンとロンドンで5ヶ月余りをかけてレコーディング、全曲新曲のアルバムとしては2015年発表の『飛翔』以来。プロデュースを手がけたのは、デヴィッド・ギルモアとチャーリー・アンドリュー(マーキュリー賞を受賞したインディ・バンド、ALT-Jを手がける)アルバムは新曲8曲とともに、ザ・モンゴルフィエ・ブラザーズの「ビトウィーン・トゥー・ポインツ」のリメイクを収録。アートワークはアントン・コービンが担当。参加したミュージシャンはベースのガイ・プラット(1987年以降ピンク・フロイドのレコーディングやツアーに参加)やキーボードのロジャー・イーノ(ブライアン・イーノの弟)、伝説的ドラマー、スティーヴ・ガッドも参加。タイトル曲には今は亡きピンク・フロイドのキーボード奏者、リチャード・ライトもフィーチャーされている。またギルモアの子供たちもレコーディングに参加。娘のロマニー・ギルモアは歌とハープを担当し、「Between Two Points」ではリード・ヴォーカルで登場、息子のガブリエル・ギルモアもバッキング・ヴォーカルで参加。またもう一人の息子チャーリー・ギルモアはアルバムの最終曲「Scattered」の作詞を担当し、アントン・コービンが撮影とデザインを手がけたアルバム・ジャケットのイメージはこの詞からインスピレーションを受けている。
9年振り新作『邂逅』より第二弾シングル「Between Two Points」解禁!
「Between Two Points」は、ザ・モンゴルフィエ・ブラザーズの1999年の曲の美しいリメイクで、デヴィッド・ギルモアの娘、22歳のロマニー・ギルモアがヴォーカルとハープで参加している。
ギルモアはこう語る。「あの曲はリリースされて以来ずっと僕のプレイリストにあるんだ。割と最近になって1、2人にこの曲の話をしたけれど、ヒットしたと思っていたのに、誰も知らなかった。ロマニーにやってみてくれと頼んだんだ」
ギルモアが家族と『フォン・トラップト・ファミリー』として2020年と2021年のロックダウン中に全世界のオーディエンスに向けてライヴ・ストリーミング演奏を行なっていた頃、ロマニーは歌とハープを担当しており、デヴィッドはふたりの声が家族にしかできない形で融合することに気づいた。同じ頃、デヴィッドとロマニーは「Yes, I Have Ghosts」という曲でコラボレーションを行なった。この曲は新作『邂逅』のCDにボーナストラックとして収録される。「ロマニーがこの曲にまさにおあつらえ向きの脆さと若々しさを持っていることに気づいたんだ。実は僕たちが歌ってくれと頼んだとき、娘は宿題のエッセイを半分まで書いた途中で、電車を捕まえないといけない状態だったんだが、“わかったわ。1回だけ歌うからマイクをオンにして”と言ってくれた」。デヴィッドによると、その時最終ヴォーカルの90%ができたという。
ザ・モンゴルフィエ・ブラザーズのマーク・トランマーは、この新しいヴァージョンに大いに魅了されたという。「僕たちの曲のデヴィッドとロマニーによるヴァージョンは、アレンジとプロダクションが素晴らしい。最高のカヴァーはみんなそうだけど、オリジナルから枝分かれしながらもそのスピリットを保っているんだ。ロマニーのロジャー・クイグリーの歌詞のヴォーカル・フレージングやハープ・プレイはどちらも本当に美しいね。デヴィッド・ギルモアの特徴的なギターがまったく新しい一面を加えてくれている。デヴィッドとポリーが世の中に数ある曲の中から僕たちの曲をカヴァーすることにしてくれたことに今も驚いているよ」
「Between Two Points」のビデオはロンドンとマンチェスターで撮影が行なわれ、デヴィッドがギター、フィーチャリングとしてロマニー・ギルモアがヴォーカルとハープを担当している。ビデオの監督を務めたギャヴィン・エルダーがこう語る。「ロマニーはこの曲を並外れたレベルの儚さ、脆さで、抑えを利かせて演奏している。デヴィッドとロマニーの間には繊細かつ深い感情が通い合っている。それを手持ち撮影のカメラでとらえることによって、ビデオの中で緊張感を強調したんだ」
ロマニー・ギルモアのヴォーカル&ハープとゲイブリエル・ギルモアのバッキング・ヴォーカルと同様、本作に貢献したミュージシャンは、ベースのガイ・プラットとトム・ハーバート、ドラムスのアダム・ベッツ、スティーヴ・ガッド、スティーヴ・ディスタニスラオ、キーボードのロブ・ジェントリーとロジャー・イーノ、ストリングスとコーラスのアレンジを行ったウィル・ガードナーなどだった。アルバム・ジャケットのイメージは著名なアーティストのアントン・コービンが撮影とデザインを手がけている。
デヴィッド・ギルモアはこの秋、古代ローマ時代の競技場遺跡「チルコ・マッシモ」やロンドンの「ロイヤル・アルバート・ホール」、ロサンゼルス「ハリウッド・ボウル」、ニューヨーク「マジソン・スクエア・ガーデン」など伝説的な会場でライヴを行なう予定。
ローマ:チルコ・マッシモ 9月27、28、29日、10月1、2、3日
ロンドン:ロイヤル・アルバート・ホール 10月9、10、11、12、14、15日
ロサンゼルス:イントュイット・ドーム (INTUIT DOME) 10月25日
ロサンゼルス:ハリウッド・ボウル 10月29、30、31日
ニューヨーク:マディソン・スクエア・ガーデン 11月4、5、6、9、10日
【プロダクト概要】
デヴィッド・ギルモア『邂逅』
David Gilmour 『Luck And Strange』
2024年9月6日発売
CD:SICP-31722(日本盤のみ高品質Blu-spec CD2)【日本盤のみのボーナストラック1曲収録!】 税込2,970円
▶ご予約はこちら。
David Gilmour 『Luck And Strange(Translucent Orange Crush)』
2024年9月6日発売
LP:SIJP-196(完全生産限定 輸入盤国内仕様 オレンジ・カラーヴァイナル)税込4,950円

デヴィッド・ギルモア
『邂逅』
・Amazon Music・MP3(SEP 06 2024)¥1,800
・CD(2024/9/6)¥2,970【Amazon.co.jp限定】メガジャケ付
・CD(2024/9/6)¥2,970
〈CD〉Album plus two bonus tracks. Digipak and booklet with photography and design by Anton Corbijn
〈BLU-RAY – AUDIO ONLY〉Album in Dolby Atmos and high-resolution stereo mixes plus four bonus tracks. Digipak and booklet with photography and design by Anton Corbijn
〈Credit〉
DAVID GILMOUR ‘LUCK AND STRANGE’
All songs Music: David Gilmour. Lyrics: Polly Samson.
Except *Music: David Gilmour.
**Music: Mark Tranmer. Lyrics by Roger Quigley.
***Music: David Gilmour. Lyrics: David Gilmour, Charlie Gilmour and Polly Samson.
Produced by Charlie Andrew and David Gilmour
Engineered by Matt Glasbey, Charlie Andrew, David Gilmour and Damon Iddins
Additional engineering by Andy Jackson and Luie Stylianou
Mixed by Matt Glasbey, Charlie Andrew and David Gilmour
Side One
1. Black Cat*
2. Luck and Strange
3. The Piper’s Call
4. A Single Spark
5. Vita Brevis*
6. Between Two Points** - with Romany Gilmour
Side Two
1. Dark and Velvet Nights
2. Sings
3. Scattered***
1. Black Cat*
2. Luck and Strange
3. The Piper’s Call
4. A Single Spark
5. Vita Brevis*
6. Between Two Points** - with Romany Gilmour
7. Dark and Velvet Nights
8. Sings
9. Scattered***
Bonus Tracks
10. Yes, I Have Ghosts
11. Luck and Strange(Original Barn Jam)
〈BLU-RAY – AUDIO ONLY〉
1. Black Cat*
2. Luck and Strange
3. The Piper’s Call
4. A Single Spark
5. Vita Brevis*
6. Between Two Points** - with Romany Gilmour
7. Dark and Velvet Nights
8. Sings
9. Scattered***
Bonus Tracks
10. In Dolby Atmos and Hi-Res stereo
11. Yes, I Have Ghosts
12. Luck and Strange(Original Barn Jam)
13. A Single Spark(Orchestral)
14. Scattered***(Orchestral)
【リンク】
▶オフィシャルSNS(Facebook/Instagram/TikTok)
▶オフィシャルYouTubeチャンネル


ピンク・フロイド 『狂気 - 50周年記念盤ボックス・セット』
(2 x CD, 2 x LP, 2 x Blu-Ray, DVD, 2 x 7" singles, 160 page Hardback Book, 76 page Music Book and memorabilia)
Boxset(2023/3/24)輸入盤

ピンク・フロイド
『狂気 - 50周年記念SACDマルチ・ハイブリッド・エディション(7インチ紙ジャケット仕様)(完全生産限定盤)
・CD(2023/4/19)¥6,600【Amazon.co.jp限定】メガジャケ付
・CD(2023/4/19)¥6,600

ピンク・フロイド
『狂気:ライヴ・アット・ウェンブリー1974 』
・CD(2023/3/24)¥1,750【Amazon.co.jp限定】メガジャケ付
・CD(2023/3/24)¥1,750

ピンク・フロイド
『狂気:ライヴ・アット・ウェンブリー1974』
・LP(2023/3/24)¥4,400【Amazon.co.jp限定】メガジャケ付
・LP(2023/3/24)¥4,400


ニック・メイスンズ・ソーサーフル・オブ・シークレッツ
『ライヴ・アット・ザ・ラウンドハウス』
Amazon Music・MP3(SEP 18 2020)¥2,700
この記事へのコメントはまだありません

-
2025.04.07 マイリー・サイラス、新曲「End of the World」のMV公開
-
2025.03.06 ピンク・フロイド、コンサート映画『ポンペイ遺跡ライヴ』4Kリマスター版のトレーラー公開


![バンド・スコア ピンク・フロイド・ベスト[ワイド版]](https://www.musiclifeclub.com/global-image/units/img/26821-5-20180409182120_b5acb3090d4b10.jpg)

RELATED POSTS
関連記事
LATEST POSTS
最新記事