ジュリアス・ロドリゲス「時が経ても色あせない=EVERGREEN」を体現したメジャー2枚目となる新作を本日リリース!

ジャズ漫画『BLUE GIANT』コンピレーションでタイトル曲「MOMENTUM」を演奏しているジュリアス・ロドリゲス。本日、メジャーからは2作目のリリースとなる注目のニュー・アルバムが発売になりました。
〈以下メイカー・インフォメーションより〉

ジュリアス・ロドリゲス「時が経ても色あせない=EVERGREEN」を体現したメジャー2枚目となる新作を本日リリース!
©︎ atibaphoto
作曲家、プロデューサーであり、マルチ奏者のジュリアス・ロドリゲスがメジャー2枚目のアルバム『エヴァーグリーン』が本日リリースされた。ミシェル・ンデゲオチェロと共作した注目のトラック「ラン・トゥ・イット」のヴィジュアライザーも公開されている。
ジャズ界注目のアーティスト、キーヨン・ハロルド、ネイト・マーセロー、ジョージア・アン・マルドロウらがフィーチャリングされた今作は、ソランジュ、ホールジー、ビリー・アイリッシュら錚々たる面々のアルバムをプロデュースした経歴を持つ、ティム・アンダーソンと共に制作された。

ジュリアス・ロドリゲスは、ジャンルやスタイルの垣根を越えたアーティストである。ヴァーヴ・レコーズからのメジャー・デビュー作『レット・サウンド・テル・オール』は、『NPR』に 「ジャズの枠組みにそのエッセンスを収めきれないほどダイナミックなプロジェクト」と称賛された。ニューヨークで幼少期を過ごし、11歳で初めてジャム・セッションに参加して以来、その歌声に磨きをかけてきた。ピアノ、ドラム、シンセサイザー、ベース等、様々な楽器で何百回ものギグをこなすうちに、彼は人望の厚いコラボレーターとしての地位を確立した。近年ではカーメン・ランディ、ラケシア・ベンジャミン、ベイビー・ローズ、ジョー・ファンズワース、コーシャス・クレイなどの作品にも参加し才能を発揮している。

今作『エヴァーグリーン』に関してジュリアスは「あらゆるところで『EVERGREEN』という言葉を目にしました。その定義を調べて衝撃を受けました。『EVERGREEN』は四季を通じて葉が機能し続ける植物のことで、それは私が望む姿に似ているんです。どんなジャンルの音楽を演奏していても、周りで何が起こっていても、自分は自分らしくいたいと思っています。このアルバムには様々なスタイルがありますが、それはまぎれもなく私の声なのです」

また、昨年2023年に東京編がアニメ映画化し、興行収入13億を突破、そして今年3月8日に授賞式が行なわれた第47回日本アカデミー賞においても「優秀アニメーション作品賞」と「優秀音楽賞」を受賞するなど、現在までにシリーズ累計1,200万部を超える大人気ジャズ漫画『BLUE GIANT』シリーズ。

その『BLUE GIANT』の最新章『BLUE GIANT MOMENTUM』より、作中で沢辺雪祈が作曲した楽曲「MOMENTUM」の演奏をジュリアス・ロドリゲスが担当し、注目を集めた。

マルチな才能でジャンル、スタイルを超越した今作。「時を経ても色あせない=EVERGREEN」を是非感じてほしい。

■リリース情報

ジュリアス・ロドリゲス『エヴァーグリーン』

2024年6月26日リリース
SHM-CD UCCV-1202 ¥2,860-(税込)

試聴・購入
1. ミッション・ステイトメント/Mission Statement
2. ファンミズ・グルーヴ/Funmi’s Groove
3. アラウンド・ザ・ワールド/Around The World
4. ロード・レイジ/Road Rage
5. ライズ・アンド・シャイン/Rise and Shine
6. メニー・タイムズ/Many Times
7. ラン・トゥ・イット/Run To It(The CP Song)
8. 永遠の愛/Love Everlasting(feat. Keyon Harrold)
9. スターズ・トーク/Stars Talk(feat. Nate Mercereau)
10. チャンピオンズ・コール/Champion’s Call(feat. Georgia Anne Muldrow)
 
〈パーソネル〉ジュリアス・ロドリゲス(p, syn, og, rhodes, eg, eb, ag, cl, ds, per, ds programming)、キーヨン・ハロルド(tp)、ジョージア・アン・マルドロウ(vo)、ネイト・マーセロー(g, syn, sampler)、フィリップ・ノリス(b, ab, ds)、 ブライアン・リッチバーグ・ジュニア(ds, tmb)、 ティム・アンダーソン(programming, ds programming)他
■ジュリアス・ロドリゲス プロフィール

ニューヨーク州ホワイト・プレインズ出身のピアニスト、ドラマー、作曲家。ジャズで鍛えた腕前とR&B、ゴスペル、ヒップホップへの情熱を兼ね備えている。

3歳からクラシック・ピアノを習い、父親からジョン・コルトレーン、セロニアス・モンク、デューク・エリントンといったアーティストを紹介され、ジャズに触れる。また、教会ではドラム、キーボード、オルガンを演奏し、早くから貴重な演奏経験を積みながら音楽理論の基礎を学ぶ。ドブス・フェリーにある最先端のマスターズ・スクールで高校生活を送りながら、MSMやバークリー、ヤングアーツ財団等の音楽プログラムを受講し、青少年のリサイタルやギグにも参加。

バークリーのサマー・プログラムに5週間参加した際、ドラマーのテリー・リン・キャリントンとの出会いにより、ジュリアスは「伝統に縛られてはいけない、伝統を拡大しなければならないのだ。」と思うようになる。

ジュリアード音楽院に入学後、ニューヨークの他の大学の音楽専攻の学生たちと演奏するようになり、旧友のアイザイア・バーが所属するオニキス・コレクティブとも共演。そのつながりから2018年にエイサップ・ロッキーのツアーに帯同。

2019年初め頃、ジュリアスの音楽性の幅広さと才能は開花。ミシェル・ンデゲオチェロ、ヒップホップ・プロダクション・デュオ、ブラストラックスとはオルガン奏者として共演、グラミー賞にノミネートされたカーメン・ランディのヴォーカル・アルバム『Modern Ancestors』ではピアノを担当、モーガン・ゲリンやカッサ・オーバーオールといった前衛的なジャズ・ミュージシャンのレコーディングにも参加し注目を集めるようになる。華々しいミュージシャンとの共演を重ねながら、街中のクラブで自身のジャズ・グループを率いた。

2017年から2年間をかけてアルバムを完成させ、その作品『Let Sound Tell All』で2022年にヴァーヴ・レコードからでソロ・デビューを果たした。

■ジュリアス・ロドリゲス 各種リンク
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商品情報
ジュリアス・ロドリゲス
『Let Sound Tell All』


Amazon Music・MP3(JUN 10 2022)¥1,900

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