スティーヴ・クロッパー、ブライアン・メイ参加の新曲「Too Much Stress」MV公開

伝説のR&Bグループ、ブッカー・T＆ザ・MG’sの創設メンバーで、ブルース・ブラザーズのオリジナル・メンバーでもあるギタリストのスティーヴ・クロッパーが、自身の新バンド、スティーヴ・クロッパー＆ザ・ミッドナイト・アワーのデビュー・アルバム『Friendlytown』を8月23日にリリースすることになり、クイーンのブライアン・メイが参加したリード・シングル「Too Much Stress」のリリック・ビデオを公開しました。

この曲には、ブライアン・メイのギターとヴォーカルがフィーチャーされており、クロッパーのバンドには、ZZトップのビリー・ギボンズが参加しています。

メイが『Guitar World』誌に語ったところによると、メイはプロデューサー／作曲家のジョン・タイヴンからクロッパーのレコードに参加するよう勧められたそうですが、多忙なメイはスケジュール調整が難しいと考え、参加しない旨をメールで伝えたとのこと。しかしながら、そのメールが曲のテーマと歌詞のバックボーンとなり……。

「『スティーヴ・クロッパーは僕のヒーローですが、今はものすごく多忙で、あまり元気がないし、ストレスがたまりすぎています（I’m too stressed）。申し訳ありませんが、今は無理だと思います』と、ジョンにメールしたのです。ところが、ジョンの返信には『OK、君のメールを使って曲を書いたんだ。タイトルは “Too Much Stress”。だから、君はこの曲で演奏しないとね』とありました。僕はただ微笑んで『わかった』と言ったのです」

この曲の歌詞はそのメールを元に書かれ、メイはギターとサブヴォーカルも担当し、ビリー・ギボンズと共に即興のソロ演奏を披露しました。

クロッパーは、次のように語っています。
「一連の曲にとても満足しているよ。ラジオでよく聴くフックが満載で、アルバムではビリー・ギボンズ、ブライアン・メイ、ティム・モンタナが演奏している。まるでギター天国だ」