ムナのケイティ・ギャヴィンがソロ・アルバムをリリース。多様性の向こうにある普遍性を歌う
ケイティ・ギャヴィンは、2017年にメジャーからデビューしたムナというグループのリード・ヴォーカリスト。最新作はフィービー・ブリジャーズが設立したレーベルへ移籍しリリースした2022年のセルフ・タイトル作で、そこから2年を経てソロ活動もスタートさせたということです。グループとしての音楽性はシンプルに「インディ・ポップ・バンド」と説明されますが、サウンド的にロウファイだったりすることもなく、時にアコーステックに時にエレクトロなダンス・ポップだったりと、王道ポップ・ロック・サウンド。一方で、クイア二人+ノンバイナリという3人組というグループの背景から、楽曲の内容は必然的に性的な多様性を歌うものが多いのですが、今回のギャヴィンのリード・シングル「Aftertaste」ではそのさらに向こう側にある普遍性を歌ったもののようにも読み取れて……。では今回のソロ・デビュー作、その全体像や如何に? 10月発売です。

〈以下、メイカー・インフォメーションより〉
アメリカのインディ・ポップ・バンド、ムナのリード・シンガー、ケイティ・ギャヴィンのソロ・デビュー・アルバムが完成。
私たちが親密さやロマンスを求めていることを批判や辛辣な表現なしに精査した作品『ホワット・ア・リリーフ』、リリース。
アメリカのインディ・ポップ・バンド、ムナのリード・シンガー、ケイティ・ギャヴィンのソロ・デビュー・アルバムが完成。
私たちが親密さやロマンスを求めていることを批判や辛辣な表現なしに精査した作品『ホワット・ア・リリーフ』、リリース。
●サッデスト・ファクトリー・レコーズ(Saddest Factory Records)からリリースされるソロ・デビュー・アルバム『What A Relief』で、ケイティ・ギャヴィン(Katie Gavin)は、自らが同世代で最も巧みなソングライターのひとりであることを証明した。『What A Relief』は、私たちが親密さやロマンスを求めていることを、批判や辛辣な表現なしに精査する。ギャヴィンはアルバムを「リリス・フェア・コア(Lilith Fair-core)」と正確に表現しているが、この作品は、アラニス・モリセット(Alanis Morissette)、フィオナ・アップル(Fiona Apple)、アーニー・ディフランコ(Ani DiFranco)といったシンガーの無防備な自己主張と家庭的でポップな感性を取り入れ、その粘り強さをギャヴィン自身の自己発見への旅路の為の北極星として使っている。「このレコードは、私の人生の多くの部分にまたがっている。私は、つながりを本当に深く求めていたが、あらゆる種類の孤独や、愛という現実の作業でさえも、それを達成するための障害として立ちはだかった。『What A Relief』は、それを恥じることなく正直に探求し、描いている」とギャヴィンは語る。こうして出来上がった収録曲は、率直で、真実味があり、寛大で、しばしば感じられるが言葉にするのが難しい経験を描くこととなった。
●ケイティ・ギャヴィンはアメリカのインディ・ポップ・バンド、ムナ(MUNA)のリード・シンガーだ。ムナは2017年にデビュー・アルバム『About U』をリリース。『The Los Angeles Times』『W Magazine』『V Magazine』『The FADER』『SPIN』などから大絶賛された。アルバムは、数々のイヤー・エンド・リストにも選ばれ、その中には、「音楽的に安全な空間と独自のアンセムを作り上げ、その喜びを反抗と同じくらい声高に語った」と評した『NPR』の「100 Best Songs of 2017」や、「魅了される」と評した『Billboard』の「50 Best Albums of 2017:Critics Pick」も含まれる。2019年9月にはセカンド・アルバム『Saves The World』をリリース。4つ星を与えた『Rolling Stone』は「ポップ・ソングの傑作」と作品を絶賛。『Pitchfork』は「汚れのないポップ」、『The Independent』は「濃密で粘りのあるシンセと強いビート」と作品を評した。また、アルバムからのファースト・シングル「Number One Fan」は、「2019年はMUNAのものになる」と『Vulture』を宣言させるに至った。2021年、バンドはフィービー・ブリジャーズ(Phoebe Bridgers)のレーベル、サッデスト・ファクトリー・レコーズと契約。翌年にリリースされたサード・アルバム『MUNA』は、各国のチャートにランクインするなど自身最大の成功を収めた。
■More info:Big Nothing
●ケイティ・ギャヴィンはアメリカのインディ・ポップ・バンド、ムナ(MUNA)のリード・シンガーだ。ムナは2017年にデビュー・アルバム『About U』をリリース。『The Los Angeles Times』『W Magazine』『V Magazine』『The FADER』『SPIN』などから大絶賛された。アルバムは、数々のイヤー・エンド・リストにも選ばれ、その中には、「音楽的に安全な空間と独自のアンセムを作り上げ、その喜びを反抗と同じくらい声高に語った」と評した『NPR』の「100 Best Songs of 2017」や、「魅了される」と評した『Billboard』の「50 Best Albums of 2017:Critics Pick」も含まれる。2019年9月にはセカンド・アルバム『Saves The World』をリリース。4つ星を与えた『Rolling Stone』は「ポップ・ソングの傑作」と作品を絶賛。『Pitchfork』は「汚れのないポップ」、『The Independent』は「濃密で粘りのあるシンセと強いビート」と作品を評した。また、アルバムからのファースト・シングル「Number One Fan」は、「2019年はMUNAのものになる」と『Vulture』を宣言させるに至った。2021年、バンドはフィービー・ブリジャーズ(Phoebe Bridgers)のレーベル、サッデスト・ファクトリー・レコーズと契約。翌年にリリースされたサード・アルバム『MUNA』は、各国のチャートにランクインするなど自身最大の成功を収めた。
■More info:Big Nothing
【リリース情報】2024.10.30 ON SALE
ケイティ・ギャヴィン『ホワット・ア・リリーフ』
Katie Gavin/What A Relief
ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
SAD011JCD[CD/国内流通仕様]
ケイティ・ギャヴィン『ホワット・ア・リリーフ』
Katie Gavin/What A Relief
ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
SAD011JCD[CD/国内流通仕様]

商品詳細
Katie Gavin
『What A Relief』
Amazon Music・MP3(OCT 23 2024)¥1,600
Katie Gavin
『What A Relief』
Amazon Music・MP3(OCT 23 2024)¥1,600
1. I Want It All
2. Aftertaste
3. The Baton
4. Casual Drug Use
5. As Good As It Gets ft. Mitski
6. Sanitized
7. Sketches
8. Inconsolable
9. Sparrow
10. Sweet Abby Girl
11. Keep Walking
12. Today
2. Aftertaste
3. The Baton
4. Casual Drug Use
5. As Good As It Gets ft. Mitski
6. Sanitized
7. Sketches
8. Inconsolable
9. Sparrow
10. Sweet Abby Girl
11. Keep Walking
12. Today


商品詳細
Muna
『About U』
Amazon Music・MP3(FEB 03 2017)¥1,800
Muna
『About U』
Amazon Music・MP3(FEB 03 2017)¥1,800

商品詳細
Muna
『Saves The World』
Amazon Music・MP3(SEP 06 2019)¥1,800
Muna
『Saves The World』
Amazon Music・MP3(SEP 06 2019)¥1,800

商品詳細
Muna
『Muna』
・Amazon Music・MP3(SEP 06 2019)¥1,600
・CD(2022/6/24)¥2,273
Muna
『Muna』
・Amazon Music・MP3(SEP 06 2019)¥1,600
・CD(2022/6/24)¥2,273
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