ジーン・シモンズ、ジャズ・スタンダードのカヴァー「Stormy Weather」MV公開

この曲のオリジナル・ヴァージョンは、米ジャズ・シンガー／女優のエセル・ウォーターズが1933年にレコーディングしたもので、シモンズのカヴァーは、8月に公開されたロナルド・レーガン元アメリカ大統領の伝記映画『Reagan』のサントラのために録音されました。

シモンズは『ニューズウィーク』誌とのインタヴューで、次のように語っています。

「ロナルド・レーガンと（妻で女優の）ジェーン・ワイマンがクラブで一緒に座っているシーンでは、バックに音楽が流れているように思えたし、プロデューサーが、俺の歌うヴァージョンがそのシーンに合うと考えてくれたことに感激したよ。レーガンは偉大なアメリカ人で、間違いなくアメリカの偉大な大統領の一人として後世に名を残すだろうね。興味深いことに、大半の人は知らなかったと思うけど、彼は俳優としてスタートし、民主党に入党した後、同党に幻滅して共和党に入党したんだ」

なお、シモンズは今年、自身のソロ・バンドとツアーを続けており（4月25日／7月8日MLCニュース）、KISSは現在、1年前に終了したフェアウェル・ツアー「End Of The Road」に関する5部構成のドキュメンタリーに取り掛かっています。