レッド・ツェッペリンの公式ドキュメンタリー『Becoming Led Zeppelin』、トレーラー公開

レッド・ツェッペリンの公式ドキュメンタリー『Becoming Led Zeppelin』（5月20日MLCニュース）が、2025年2月7日に200か所以上のIMAXシアターで上映されることになり、トレーラーが公開されました。2025年2月5日には、18都市で一夜限りの先行上映会も開催されます。

この映画は、2021年9月にヴェネツィア国際映画祭で初上映されていますが、当時の作品は編集が完成していないラフカットで、その後、新たなサウンド・ミックスとメンバー4人のアーカイヴから発掘された素材が追加され、映画が完成しました。

本作では、60年代の音楽シーンを通じてバンドの軌跡を追い、1970年にセカンド・アルバム『レッド・ツェッペリンII』がビートルズの『アビイ・ロード』を抜き、チャートのトップに輝くまでの姿を描いており、故ジョン・ボーナムの未公開インタヴューに加え、ジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズの新たなインタヴューがフィーチャーされ、バンドがアメリカ国内外で行った公演の未公開映像も含まれています。

マクマホン監督によると、劇場ではIMAXの映画的な迫力と映画の本物のサウンドが組み合わさり、観客はバンドと一緒に会場にいるような没入感に満ちた視聴体験が出来るとのことです。

また、映画の脚本とプロデュースを担当したアリソン・マクガーティーは、次のように語っています。

「私たちは5年間、大西洋を何度も往復し、屋根裏や地下室を探し回り、希少な未公開のフィルム映像や写真、音楽録音を探し回りました。その後、各メディアを独自の技術で転送し、IMAXでは、55年前の映像や音楽が昨日現像所から出てきたかのように見え、聴こえるようになったのです」