レッド・ツェッペリンの公式ドキュメンタリー『Becoming Led Zeppelin』、海外で劇場公開決定

2021年9月、レッド・ツェッペリンの50周年を記念した初の公式ドキュメンタリー『Becoming Led Zeppelin』が、第78回ヴェネツィア国際映画祭で初上映されました(2021年9月6日MLCニュース)。
しかしながら、当時の作品は編集が完成していないラフカットで、それ以降、映画の状況に関する最新情報はほとんど提供されていませんでしたが、その後ラフカット版には、新たなサウンド・ミックスと、メンバー4人のアーカイヴから新たに発掘された素材が追加され、ついに映画が完成しました。

『Variety』誌によると、ソニー・ピクチャーズ・クラシックスが、バーナード・マクマホン監督とアルティテュード・フィルム・セールスと契約交渉を行い、北米、ラテンアメリカ、東南アジア(日本を除く)、中東、ベネルクス三国での配給権を獲得し、劇場公開が決定したとのこと。公開日の日程はまだ発表されていません。

この映画では、60年代の音楽シーンを通じ、ツェッペリンのメンバー4人の軌跡を追い、1970年にセカンド・アルバム『レッド・ツェッペリン II』がビートルズの『アビイ・ロード』を抜き、チャートのトップに輝くまでの姿が描かれています。

ロバート・プラント、ジミー・ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズの3人が、自身の言葉でバンドの物語を伝えており、彼らの新たなインタヴューに加え、ジョン・ボーナムの貴重なアーカイヴ・インタヴュー、未公開映像や写真がフィーチャーされ、1969年に撮影されたフィルモア・ウェスト、アトランタ・ポップ・フェスティバル、テキサス・ポップ・フェスティバルでの未公開コンサート映像も含まれています。

ジミー・ペイジは、プレスリリースで次のように語っています。
「ヴェネツィア映画祭でプレミア上映された初期カットを観た時、それは素晴らしかったです。物語のエネルギーと音楽のパワーが驚異的でした」

またマクマホン監督は、「我々は、この映画を大型スクリーンで可能な限り最高のサウンドで体験できるよう、何年もかけてデザインしてきました」と付け加えています。
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