クイーンのトリビュート・バンド、QUEER（クイーア）。9月からスタートした全国ツアーは町田まほろ座で終了。2025年、初ワンマンは3月9日、渋谷La.mama!

2024年9月の鹿鳴館公演からスタートしたツアー “QUEER ROCK YOUR CITY TOUR 2024” を12月9日、まほろ座（町田）公演で締めくくったQUEER（クイーア）。満員御礼の本公演は二部構成で行なわれ、一部は「ウイ・ウィル・ロック・ユー」のfast Ver.でスタート、すぐに「デス・オン・トゥー・レッグス」になだれ込み、しばらくアップテンポのナンバーで飛ばした後、途中、「ラヴ・オブ・マイ・ライフ」と「’39」は『ライヴ・キラーズ』の世界観そのまま、アコースティック・セットでプレイ。最後は『クイーン I』から初期の代表ナンバー「ライアー」で締めくくった。二部は、全員が衣装を着替えて再登場、「ザ・ヒーロー」と「アクション・ディス・デイ」のメドレーからスタート。その後も中期のヒット曲を中心に80年代のセットリストで楽しませてくれた。アンコールではヴォーカルのバルサラが猫柄のベストを羽織って『イニュエンドウ』収録の「輝ける日々」を披露。その歌声に誰もが天国のフレディを思いだしたかのようにじっくり聞き入っていたのが印象的だった、そして、この日、2025年の初ワンマン公演（3月9日 渋谷La.mama）も発表された。来日50周年となる2025年もQUEER（クイーア）は、クイーン・ファンを大いに楽しませてくれることだろう。