ゲイリー・ムーアの息子ジャック、デビュー・シングル「In My Shoes」リリース

この曲は、ジャックとシンガーのクエンティン・コヴァルスキーが共作したブルースで、ジャックは今年、初ソロ・アルバムをリリースする予定です。

新曲について、ジャックは次のように語っています。

「この曲は、両親が息子たちに吹き込んだ価値観と、僕らがそれを自分たちの人生でどう実践していくのかというテーマを掘り下げています。この曲の出来栄えに誇りを持っており、僕らがこの曲の制作を楽しんだのと同じくらい、皆さんにも聴いて楽しんでもらえたら幸いです。父に敬意を表し、ヨーロッパ各地で公演を行なっていた時、クエンティンとこの曲を作りました。僕らが音楽的なインスピレーションを共有していることがわかったので、自分たちのオリジナル・プロジェクトに取り組むのは自然な流れでした。これは、僕らが目指すアイデンティティの始まりです。ギターとクラシックなサウンドが、僕らのスタイルによく合っていますし、父もこの曲を気に入ってくれたでしょう。シン・リジィの紛れもないデュアル・ギターも取り入れていて、スタイルという点でも父の好みに合っていると思います」

なお、ジャック・ムーアは2008年に父とのライヴでブレイクした後、シン・リジィ、ディープ・パープル、ジョー・ボナマッサ、オーティス・テイラーらとステージで共演し、 ゲイリー・ムーア・トリビュート・バンドとツアーを行なったほか、ボブ・デイズリー＆フレンズが2018年にリリースしたゲイリー・ムーアへのトリビュート・アルバム『Moore Blues For Gary』にも参加し、収録曲「This One's For You」でソロを演奏しました。

またジャックは、プロデューサーのアンドリュー・スミス、シンセウェイヴバンド「ザ・ミッドナイト」のタイラー・ライルと、ロサンゼルスを拠点とするインディ・フォーク・トリオ「スミス・ライル＆ムーア」（Smith Lyle & Moore）のメンバーとしても活動しています。