2025年「第56回ソングライターの殿堂」入りアーティスト発表

昨年11月、2025年「第56回ソングライターの殿堂」入りにノミネートされたアーティストが発表され(2024年11月13日MLCニュース)、殿堂入りを果たしたアーティストが1月22日に発表されました。
「ソングライターの殿堂」には、演奏も行なう「パフォーミング・ソングライター」と、演奏しない「ノン・パフォーミング・ソングライター」の部門があり、どちらの部門でも、著名なヒット曲と20年以上のキャリアが必要になります。

今年の「パフォーミング・ソングライター」には、ファンク界のレジェンド、ジョージ・クリントン、ドゥービー・ブラザーズのトム・ジョンストン、マイケル・マクドナルド、パトリック・シモンズ、ビーチ・ボーイズのマイク・ラヴが選ばれ、「ノン・パフォーミング・ソングライター」には、トニー・マコーレー、アシュリー・ゴーリー、ロドニー・“ダークチャイルド”・ジェンキンスの3名が選ばれました。

2018年から「ソングライターの殿堂」の会長を務め、自身も殿堂入りを果たしているナイル・ロジャースは、次の声明を発表しています。

「音楽業界の基盤は、ソングライターが素晴らしい曲を作曲することによって成り立っています。ソングライターがいなければ、録音された音楽も、コンサート事業も、ファンも、マーチャンダイズも存在しません。すべては曲とソングライターから始まっているのです。したがって、我々が文化的に史上最も重要な作家たちを継続的に表彰していること、今年の殿堂入りリストが象徴的な曲だけでなく、ジャンルや民族を超えた多様性と団結を表していることを誇りに思います。これらのソングライターは、世界中の何十億ものリスナーの人生を豊かにしてきました。彼らを称えることは私たちの名誉です」

なお、授賞式典は6月12日にNYCのマリオット・マーキス・ホテルで開催される予定です。
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