クイーン、1971年ディ・レーン・リー・スタジオで収録したデモ音源をRSDに発売

このデモ音源は、昨年発売されたボックスセット『Queen I』にCDとして収録されており（2024年10月7日MLCニュース）、ブライアン・メイは、次のように語っていました。

「ディ・レーン・リー・スタジオで作ったデモは、後のセッションよりも僕らの夢に近かった。ドラムサウンドはオープンで、ギターの雰囲気も素晴らしく、それが僕らの望んでいた方向だった」

なお、ディ・レーン・リー・スタジオで録音されたデモ音源は、クイーンが1972年4月にデビュー・アルバムの制作のためにソーホーのトライデント・スタジオに移った時に再録音されましたが、バンドはその結果に完全に満足することはなく、ロジャー・テイラーは再録音したドラムサウンドについて、先月公開したYouTubeシリーズの最終回「「Queen The Greatest Special – Trident Drum Special（Episode 6）」（邦題「『Queen I』でドラムサウンドがどう変わったのか」）（1月27日MLCニュース）の中で、「とてもドライで活気がなく、僕が求めていたものではなかった」と語っていました。