現代版アシッド・フォーク、プーマ・ブルーの最新作『アンティチェンバー』がフィジカルでリリース

プーマ・ブルーについては1月30日MLCニュースで初めて、新曲リリースの話を取り上げたばかりでしたが、その後間も無く、つい数日前にアルバムを配信でサプライズ・リリース。日本国内ではCDで5月に発売されることになりました。

〈以下、メイカー・インフォメーションより〉
南ロンドン生まれでアトランタをベースとするミュージシャン、ジェイコブ・アレンのプロジェクト、プーマ・ブルー。2025年2月にデジタルでサプライズ・リリースされたアルバム『アンティチェンバー』がフィジカルでリリース。
南ロンドン生まれでアトランタをベースとするミュージシャン、ジェイコブ・アレンのプロジェクト、プーマ・ブルー。2025年2月にデジタルでサプライズ・リリースされたアルバム『アンティチェンバー』がフィジカルでリリース。

●南ロンドン生まれでアトランタをベースとするジェイコブ・アレン(Jacob Allen)ことプーマ・ブルー(Puma Blue)が、2025年2月18日、サプライズでアルバム『antichamber』をブルー・フラワーズ(Blue Flowers)よりリリースした。これは、『Stereogum』『Paste Magazine』『Northern Transmissions』『The Line of Best Fit』『CLASH』などでサポートされた1月のシングル「tapestry」に続く13曲入りの作品となる。『antichamber』はプーマ・ブルーのサウンド・シフトを示すもので、アレンはフルバンドのセットアップから離れ、不鮮明なエレクトロニック・テクスチャーとアコースティック・インストゥルメンテーションに焦点を当てて曲作りをおこなっている。プーマ・ブルーのこれまでの作品が、トリップホップ、ジャズ、エレクトロニカの間の中心点に磨きをかけていたのに対し、『antichamber』は曲作りへの生で直接的なアプローチを示す。ヴォーカルとギターが唯一の構成要素であり、時に濃密な物語(「tapestry」「hotel room」)を、時に最もシンプルな感情(「in the absence of you」)を伝える。2024年の冬に書かれた『antichamber』には、孤独感が漂っている。曲やアンビエントのピースには内省的で孤独な雰囲気が漂う。このアルバムは、アメリカ、そして世界全体が、2025年の混沌とした幕開けに耐えるための癒しの伴奏となるだろう。『antichamber』は、『NPR』「All Songs Considered」、『The FADER』『Paste Magazine』『Office Magazine』『Document Journal』などで広く称賛されたプーマ・ブルーの2023年発表のアルバム『Holy Waters』と2021年発表の『In Praise of Shadows』に続く作品だ。『Holy Waters』のツアーでアレンは、世界的に成長し、東京、メキシコ・シティをはじめとする各地の会場をソールドアウトさせ、トム・ヨーク(Thom Yorke)といったファンを獲得した。
アレンは新作について次のように語っている;
「森のそばのディケーターにある自分の家で、僕は2週間、寒くて孤独の中にいることに気づいた。暗黒の時間に飲み込まれないようにするため、誰とも共有するつもりもなく、一人の時間をレコーディングし始めた。曲は、まるで日記のようにこぼれ落ちる。これほど突然、高い領域から音楽を受け取ったことはなかった。あっという間に、パートナーからもらったフィールド・レコーダーを使って私の周囲をサンプリングしながら、マイク1本で録音された深く個人的なむき出しの音楽が30分と、僕の好きなロマンティック時代のクラシック音楽にインスパイアされたアンビエント曲が出来上がった。私的な内省として始まったこの作品は、この時代の静かな痛みをとらえた作品へと成長した。それは、長い散歩やサイクリングの供になった。僕は鳥や川を眺めながら、ミックスに耳を傾ける。そして、癒され始める。勇気を出してパートナーや数人の友人と共有すると、彼らはこれがプーマ・ブルーの音楽だと主張する。このアルバムは『antichamber』と呼ばれている。収録時間は35分。アンビエント4曲と歌もの9曲(1曲はロウ〈Low〉のカヴァー)。音楽が語ってくれることを期待したいが、何か質問があれば、「reddit.com」の「PumaBlue」まで。あなたがどこにいても、この作品があなたに出会うことを願ってる。愛をこめて、ジェイコブ」
アレンは新作について次のように語っている;
「森のそばのディケーターにある自分の家で、僕は2週間、寒くて孤独の中にいることに気づいた。暗黒の時間に飲み込まれないようにするため、誰とも共有するつもりもなく、一人の時間をレコーディングし始めた。曲は、まるで日記のようにこぼれ落ちる。これほど突然、高い領域から音楽を受け取ったことはなかった。あっという間に、パートナーからもらったフィールド・レコーダーを使って私の周囲をサンプリングしながら、マイク1本で録音された深く個人的なむき出しの音楽が30分と、僕の好きなロマンティック時代のクラシック音楽にインスパイアされたアンビエント曲が出来上がった。私的な内省として始まったこの作品は、この時代の静かな痛みをとらえた作品へと成長した。それは、長い散歩やサイクリングの供になった。僕は鳥や川を眺めながら、ミックスに耳を傾ける。そして、癒され始める。勇気を出してパートナーや数人の友人と共有すると、彼らはこれがプーマ・ブルーの音楽だと主張する。このアルバムは『antichamber』と呼ばれている。収録時間は35分。アンビエント4曲と歌もの9曲(1曲はロウ〈Low〉のカヴァー)。音楽が語ってくれることを期待したいが、何か質問があれば、「reddit.com」の「PumaBlue」まで。あなたがどこにいても、この作品があなたに出会うことを願ってる。愛をこめて、ジェイコブ」

●プーマ・ブルーはシンガー、ソングライター、プロデューサー、マルチインストゥルメンタリストのジェイコブ・アレンによるプロジェクトだ。ヴォイスメール・バラッズ、と表現される彼の初期の音楽は、自らのベッドルームから生み出されていた。2014年にサウンドクラウドにあげたデモ「Only Trying 2 Tell U」で注目を浴び、ロンドン近郊やインターネットでのライヴを通し、ゆっくりとファンを獲得。2017年にはEP『Swum Baby』をセルフ・リリースした。その後、ブルー・フラワーズと契約し、2枚のシングルを経て、2018年11月にセカンドEP『Blood Loss』を発表。2019年10月にはライヴ・アルバム『On His Own(Live at Eddie's Attic, Atlanta)』をリリースし、その間、ロンドン、ロサンゼルス、パリ、東京で行なわれたショーをソールドアウトさせた。2021年には、デビュー・アルバム『In Praise of Shadows』をリリース。その評価を更に高め、2023年に9月にはセカンド・アルバム『Holy Waters』をリリースした。また、昨今は、コラボレーションも頻繁におこなっており、ロイル・カーナー(Loyle Carner)の『Hugo』でプロデュースと曲作りを担当。ビッグ・ピッグ(Biig Piig)、マヘリア(Mahalia)、ラヴァ・ラ・ルー(Lava La Rue)等とも、共作をしている。
「胸が張り裂けそうになるほどゴージャス」- Paste Magazine
「アーティストが自分の感情を表現するために、自分自身の内面にまで踏み込もうとするとき、それを感じることができる」- Office Magazine
「心を揺さぶる」- Stereogum
■More info:Big Nothing
「アーティストが自分の感情を表現するために、自分自身の内面にまで踏み込もうとするとき、それを感じることができる」- Office Magazine
「心を揺さぶる」- Stereogum
■More info:Big Nothing
【リリース情報】2025.5.9 ON SALE[世界同時発売]
プーマ・ブルー『アンティチェンバー』
Puma Blue/antichamber
ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
品番:BFMLP006CDJ[CD] BFMLP006VJ[LP]
定価:未定
その他:世界同時発売、付帯物等未定

商品詳細
Puma Blue
『antichamber』
Amazon Music(FEB 17 2025)¥1,800
Puma Blue
『antichamber』
Amazon Music(FEB 17 2025)¥1,800
1. debris
2. hotel room
3. Whilst my heart breaks
4. gone is the grace
5. for montealegre
6. tangent mind
7. in my wildest dreams
8. dying as a note
9. shame
10. in the absence of you
11. tapestry
12. long term parking
13. decatur bells
2. hotel room
3. Whilst my heart breaks
4. gone is the grace
5. for montealegre
6. tangent mind
7. in my wildest dreams
8. dying as a note
9. shame
10. in the absence of you
11. tapestry
12. long term parking
13. decatur bells


商品詳細
Puma Blue
『on his own. (Live at Eddie's Attic, Atlanta)』
Amazon Music(OCT 04 2019)¥1,800
Puma Blue
『on his own. (Live at Eddie's Attic, Atlanta)』
Amazon Music(OCT 04 2019)¥1,800

商品詳細
Puma Blue
『In Praise of Shadows』
・Amazon Music(FEB 05 2021)¥1,600
・Amazon CD(2021/2/5)輸入盤
Puma Blue
『In Praise of Shadows』
・Amazon Music(FEB 05 2021)¥1,600
・Amazon CD(2021/2/5)輸入盤

商品情報
Puma Blue
『Holy Waters』
・Amazon Music(SEP 01 2023)¥1,600
・Amazon CD(2023/9/30)輸入盤
Puma Blue
『Holy Waters』
・Amazon Music(SEP 01 2023)¥1,600
・Amazon CD(2023/9/30)輸入盤
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