英のシンガー・ソングライター、シュラ6年振りの3作目となる新作が完成。幾多の困難を乗り越え、再びまっすぐな歌声を聞かせる

シュラ（Shura）は本名アレクサンドラ・ライラ・デントン、1988年ロンドン出身36歳のシンガー・ソングライター／プロデューサー。2014年にシングル「Touch」でデビュー、2016年に最初のアルバム『Nothing's Real』をリリースし、2019年の『Forevher』を発表。エレポップ／シンセ・ポップなサウンドをバックに、セキュシャリティや宗教についてなどの内なる葛藤をどこか影を感じさせる楽曲へと昇華し作品化。今回5月に3作目となる『I Got Too Sad For My Friends』をリリースします。

〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

シュラ、5月30日発売のニュー・アルバム『I Got Too Sad For My Friends（アイ・ゴット・トゥー・サッド・フォー・マイ・フレンズ）』より、カサンドラ・ジェンキンス（Cassandra Jenkins）をフィーチャーしたニュー・シングル、「Richardson（リチャードソン）」をリリース。

イギリスのシンガーソングライター／プロデューサーのシュラ（Shura）は、ニューヨークのシンガー・ソングライター、カサンドラ・ジェンキンス（Cassandra Jenkins）をフィーチャーしたニュー・シングル「Richardson」をリリースした。この曲は、5月30日にプレイ・イット・アゲイン・サム（Play It Again Sam）より発売される彼女のニュー・アルバム『I Got Too Sad For My Friends』からのセカンド・シングルとなる。

「Richardson」の歌詞は、このアルバムの持つ孤独感の核心を突いている。ソフトなギターのリックと軽快なキーボードによるゆったりとしたグルーヴの上で、「友達の周りで落ち込みすぎた」とシュラは歌う。この曲は、このアルバムのために書かれた最初の曲であり、彼女が子供の頃から家でアコースティック・ギター1本で書いた初めての曲でもある。同曲は、カサンドラ・ジェンキンス（彼女のアルバム『An Overview on Phenomenal Nature』は、シュラがストレスの多い時期に聴くことができた数少ないアルバムのひとつである）をフィーチャー。彼女の悲しみを一周させ、ジェンキンスの歌声は、あの頃と同じように、彼女の歌声に寄り添い、豊かなハーモニーを奏でる。

「人生のどん底でカサンドラのレコードに恋をした。カサンドラのレコードは、まるでアームチェアのように感じられた。グリーンポイントにあるアパートの周りを散歩するとき、このアルバムと一緒に歩いた。カサンドラと何か一緒に仕事がしたいとずっと思っていた。何度か会話をした後、それがこの曲でなければならないことはお互いに明白になった。カサンドラはこの曲に付き合ってくれる。歩いて、考えて、どこかで安らぎを見つけようとすることを歌った曲で、カサンドラの歌声がその時の散歩に寄り添ってくれたように」とシュラは言う。

「“Richardson” に惹かれたのは、この曲が場所を特定するのが難しいムードをとらえているが、場所に関するものだから。どこへ行くにも連れて行く、一種のリンボ（辺獄）のようなもの。このコラボレーションが、状況や時間、そして、地理的なものであれ、離れているときに愛する人とコミュニケーションをとる方法について、私とシュラのメタ・カンバセーションに発展したことがとても気に入っている。私たちが出会うずっと前から、私たちは宇宙的なペンパルだったんじゃないかと思わせてくれる」とカサンドラ・ジェンキンスは言う。

【リリース情報】2025.5.30 ON SALE［世界同時発売］

英のシンガーソングライター／プロデューサー、シュラの6年振りとなる新作が完成。ルーク・スミス（フォールズ、シャイガール、デペッシュ・モード）のプロデュースによるサード・アルバム『アイ・ゴット・トゥー・サッド・フォー・マイ・フレンズ』、リリース。

●ゲスト：カサンドラ・ジェンキンス、ベッカ・マンカリ、エラード・ネグロ

シュラ『アイ・ゴット・トゥー・サッド・フォー・マイ・フレンズ』
Shura／I Got Too Sad For My Friends

ビッグ・ナッシング／ウルトラ・ヴァイヴ
PIASR1555CDJ［CD／国内流通仕様］PIASR1555LPJ［LP／国内流通仕様］
定価：未定［CD／国内流通仕様］未定［LP／国内流通仕様］
世界同時発売、解説付

商品詳細
シュラ
『アイ・ゴット・トゥー・サッド・フォー・マイ・フレンズ』

・Amazon Music（MAY 30 2025）
・Amazon（2025/5/30）¥3,410［CD］

1. Tokyo
2. Leonard Street
3. Recognise
4. World’s Worst Girlfriend
5. Richardson（ft. Cassandra Jenkins）
6. America
7. Online
8. I Wanna Be Loved By You
9. Ringpull
10. If You Don’t Believe In Love（ft. Helado Negro）
11. Bad Kid（ft. Becca Mancari）

●英国のシンガーソングライター／プロデューサーのシュラ（Shura）は、2019年にリリースされ高い評価を得た『forevher』以来となるアルバム『I Got Too Sad For My Friends』を5月30日にプレイ・イット・アゲイン・サム（Play It Again Sam）からリリースする。前作『forevher』からの数年間は、彼女にとって、良くも悪くも激動の日々だった。シュラはプロストリーマーになり、『Baldur's Gate 3』をプレイし、『Love Lies Bleeding』に影響されてマッスルマミーになる決断をした。反面、パンデミックによって『forevher』のツアーを途中で断念せざるを得なくなり、その過程でアイデンティティの感覚を打ちのめされ、音楽が辛くて聴けなくなった。ニューヨークで家族と離れ離れで暮らすようになった彼女は、自分自身の健康上の不安を抱えながら、愛する人のために悲嘆に暮れ始めた。友人たちから物理的に孤立し、精神的にも孤立していると感じるようになった。確かに、『I Got Too Sad For My Friends』は、憂鬱と孤独というテーマに根ざしてはいるが、決して意気消沈した作品ではない。たとえそれが痛みを伴うものであったとしても、その感情に完全に寄り添い、そこに飛び込むこと目指している。ルーク・スミス（Luke Smith：Foals、Shygirl、Depeche Mode）がプロデュースし、カサンドラ・ジェンキンス（Cassandra Jenkins）、ベッカ・マンカリ（Becca Mancari）、ヘラド・ネグロ（Helado Negro）とのコラボレーションをフィーチャーしたこのアルバムは、シュラのいつものクリスタルのようなサウンドと精度を保ちつつ、異なる種類の暖かさと素朴さを導入している。チェンバー・ポップ、60年代フォーク、キャンプファイヤー・アメリカーナの温かみのあるブレンドは、彼女の鋭く内省的なソングライティングを広大な風景の中に構築。率直で深く傷つきやすいシュラの進化した芸術性の新章を明らかにしている。

●過去10年にわたりシュラは、陰鬱なシンセ・ポップで、若き日の傷心とクィアネスの激しさを捉えた2016年のデビュー・アルバム『Nothing's Real』と、ソウルフルで広がりがあり、愛とつながりの幸福感を探求した2019年のセカンド・アルバム『forevher』で、批評家の称賛と熱狂的なファン層を獲得してきた、彼女は「Glastonbury」「Primavera Sound」「Coachella」など、世界最大級のフェスティヴァルに出演し「The Roundhouse」「Koko」「Kentish Town Forum」といったロンドンの歴史ある会場をソールドアウト。ティーガン&サラ（Tegan and Sara）やM83のツアーもサポートした。また、ムラ・マサ（Mura Masa）、トレイシー・ソーン（Tracey Thorn）、ロージー・ロウ（Rosie Lowe）など、リスペクトすべき多彩なアーティストとコラボレートし、フォー・テット（Four Tet）、ツーリスト（Tourist）、ウォーペイント（Warpaint）、ジャングル（Jungle）、ファクトリー・フロア（Factory Floor）、リンドストローム&プリンス・トーマス（Lindstrøm & Prins Thomas）、ジョノ・マー（Jono Ma）らが彼女の曲を再解釈している。Shuraのグローバルなストリーミング数は2億を超え、彼女の音楽は『Heartstopper』や『Sex Education』といったテレビ番組で使用されている。

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