ドラン・ジョーンズ＆ジ・インディケーションズ、メンバーの個別活動を経て、やっぱり“新しいのに古いソウル”な4作目『フラワーズ』リリース

「“Been So Long” は、ニュー・アルバムの最初のシングルとして自然な選択だと感じた。僕たちはそれほど長期間離れていたわけではないが、バンドがツアーに出たり、音楽をリリースしたりしなかったのは、ここ10年では最長だった。故郷に帰ってくる感覚は、久しぶりにバンド仲間と再会したときと似ている。ほぼ認識できないほど変わってしまったものもあれば、覚えていたとおりのものもある。ビデオには、ワイアット・ワデル（Wyatt Waddell）とマイケル・ダマニ（Michael Damani）というシカゴのミュージシャンが参加した。この2人の大きな才能を持ったシンガーは、“Been So Long” のレコーディングで声を貸してくれた」とジ・インディケーションズは同曲について語る。

●ドラン・ジョーンズ＆ジ・インディケーションズ（Durand Jones & The Indications：Durand Jones〈ドラン・ジョーンズ〉、Aaron Frazer〈アーロン・フレイザー〉、Blake Rhein〈ブレイク・ライン〉の3人組）はニュー・アルバム『Flowers』を、6月27日、デッド・オーシャンズ（Dead Oceans）からリリースする。グループの成熟と確信を強く反映した『Flowers』には、大人っぽくてセクシーで、ドライブにピッタリな11曲を収録。ソウルとディスコの持つソフトな面を楽しむことができる。「ディスコとファンクを注入した」と『Billboard』から評された2021年のアルバム『Private Space』以来となるこの4枚目のアルバムで、ジ・インディケーションズは、ブルーミントンの地下室という自分たちのルーツに戻りたいという特別な願望に心酔した。この空間で彼らは、荒々しいファンクとサザンソウルに対しての仲間意識を初めて見出し、それがセルフ・タイトルのデビュー・アルバムのインスピレーションとなった。その、2016年のリリースのときと同じように、ジ・インディケーションズは『Flowers』の制作中も緊密なコラボレーションを優先した。セルフ・プロデュースとなるアルバムの大半は、シカゴにあるラインのホーム・スタジオで一緒に書かれ、多くのトラックはワンテイクのデモをベースとしている。グループの過去のリリースや各々のソロ作品から音響的にも精神的にも影響を受けた『Flowers』は、ジ・インディケーションズのインスピレーション溢れるソウルフルなディスコグラフィーの次のステージとなる。彼らは自分の花を受け入れるだけでなく、その甘くセクシーな香りに浸っている。

●ドラン・ジョーンズ＆ジ・インディケーションズは2012年、ドラン・ジョーンズ、アーロン・フレイザー、ブレイク・ラインを中心に、インディアナ大学ブルーミントン校で結成されたコンテンポラリーR&B／ソウル・グループだ。2016年にデビュー・アルバム『Durand Jones & The Indications』をオハイオのソウル・レーベル、「Colemine Records」よりリリース（同作は2018年にデッド・オーシャンズよりリイシュー）。収録曲「Groovy Babe」がGoogleのCM曲として使用される等、話題となった。その後、2019年にはセカンド・アルバム『American Love Call』、2021年にはサード・アルバム『Private Space』をリリース。世界へとその道を歩み、ヨーロッパ、日本、オーストラリア、ニュージーランド、そして、DJIがローライダーやヴィンテージ・ソウルの愛好家に強い支持を得ている西海岸まで、各地でショーをソールド・アウトさせてきた。また、2025年の春には、ヨーロッパ各地のアリーナでレニー・クラヴィッツ（Lenny Kravitz）の「Blue Electric Light」ツアーのサポートを務める予定だ。

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