巨匠ブライアン・イーノ、ビーティー・ウルフとのコラボ作品リリース決定! 今夏、映画『ENO』も日本公開へ!

©︎ Cecily Eno
ブライアン・イーノとコンセプチュアル・アーティストのビーティー・ウルフが、6月6日に2枚のコラボ・アルバム『Luminal』と『Lateral』をリリースすると発表し、前者の『Luminal』から「Suddenly」のミュージック・ビデオと、後者の『Lateral』から「Big Empty Country(Edit)」を公開しました。

イーノとウルフは2022年、大規模イベント「SXSW」(サウス・バイ・サウスウェスト)で行なった特別公演「Art & Climate」で出会い、その後、それぞれがロンドンのギャラリーで作品を展示していた時に再会し、今回のコラボレーションに繋がりました。

アルバムの詳細については、以下のメイカー・インフォメーションをご参照ください。

〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

巨匠ブライアン・イーノ、ビーティー・ウルフとのコラボレーション・アルバムのリリースが決定!今夏、映画『ENO』も日本公開へ!

アンビエントの巨匠ブライアン・イーノとコンセプチュアル・アーティストのビーティー・ウルフによる新たなコラボレーション・アルバム『Luminal』と『Lateral』をヴァーヴ・レコーズより6月6日に全世界リリースすることが決定した。先行シングルとして、『Luminal』から「Suddenly」、『Lateral』から「Big Empty Country(Edit)」がそれぞれ配信スタートしている。
『Luminal』は “ドリーム・ミュージック”、『Lateral』は “スペース・ミュージック” というコンセプト。この2人のコラボレーションからこのような音楽が生まれるとは彼ら自身も含め、誰も予想だにしていなかった。

イーノとウルフの出会いは2022年の音楽祭・映画祭・インタラクティヴ・フェスティバルなどを組み合わせた大規模イベント、サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)にさかのぼる。二人はSXSWにて「アートと気候(Art and Climate)」と題して特別講演を行い、この公演はSXSWの25年間の歴史の中でベスト・トークの一つに選ばれた。

その後、二人はそれぞれロンドンの別々のギャラリーでヴィジュアル・アートやコンセプチュアル・アートの作品を展示していたときに再会し、音楽的なコラボレーションが生まれた。

イーノとウルフは、2024年まで散発的にレコーディングされたこのプロジェクトでのコラボレーションを振り返って、次のように語っている。

==

音楽は感情を喚起するものです。その感情の中には、馴染みのあるものもあれば、そうでないもの、あるいは複数の異なる感情が複雑に混ざり合ったものもあります。他の言語や文化には、そのような感情を表す美しい言葉がたくさんあります。そう、英語にはない言葉です。感情に名前をつけることで、私たちはその感情をより感じやすく、より具体的にすることができます。アートは、私たちがこれまで感じたことのないような感情や、あるいは感情の混ざり合いを引き起こすことができます。このように、アート作品は、ある種のフィーリングの「母」となり、そのフィーリングを見つけ、再体験するための場所になり得るのです。私たちが取り組んだ感情の中には、次のようなものがありました……。

Ailyak (ブルガリア語)・・・ゆっくりと、プロセスを楽しむこと
Commuovere (イタリア語)・・・感動すること
Dor (ルーマニア語)・・・あこがれ、帰属意識
Duende (スペイン語)・・・ゾクゾクすること
Fèath (ゲール語)・・・静寂、平和
Gezelligheid (オランダ語)・・・温かい親密さ
Ilinx (フランス語) ・・・遊びによる不思議な興奮
Jijivisha (サンスクリット語)・・・人生を全うすること
Liget (フィリピン語)・・・燃えるようなエネルギー、生命の輝き
Merak (セルビア語)・・・宇宙と一体になること
Meraki (ギリシャ語)・・・何かに没頭すること
Mono no aware (日本語)・・・人生のはかなさに感謝すること
Onsra (ボロ語)・・・愛を失うことを予期すること
Pronoia(ギリシャ語)・・・パラノイアの反対の意
Sisu (フィンランド語)・・・決意、気概
Torschlusspanik (ドイツ語)・・・時間がなくなることへの恐怖
Ya'aburnee (アラビア語)・・・誰かがいない世界で生きたくないということ

==

また、ブライアン・イーノのジェネレイティヴ映画『ENO』が日本国内でも上映されることが決定した。本作は観るたびに内容が変わる映画、二度とおなじ上映を体験することができない、ギャリー・ハストウィット監督によるドキュメンタリー映画となっている。上映館やスケジュール等の詳細は続報をお楽しみに。

■リリース情報

Beatie Wolfe and Brian Eno『Luminal』
・2025年6月6日リリース
試聴・予約

Brian Eno and Beatie Wolfe『Lateral』
・2025年6月6日リリース
試聴・予約

商品詳細
Brian Eno & Beatie Wolfe
『Luminal』


Amazon(2025/6/6)輸入盤CD
1. Milky Sleep
2. Hopelessly At Ease
3. My Lovely Days
4. Play On
5. Shhh
6. Suddenly
7. A Ceiling and a Lifeboat
8. And Live Again
9. Breath March
10. Never Was It Now
11. What We Are
商品詳細
Brian Eno & Beatie Wolfe
『Lateral』


Amazon(2025/6/6)輸入盤CD
●CDトラックリスト
1.    Big Empty Country
 
●Vinylトラックリスト
1. Big Empty Country(Day)
2. Big Empty Country(Night)
 
●Digitalトラックリスト

1. Big Empty Country Pt. I
2. Big Empty Country Pt. II
3. Big Empty Country Pt. III
4. Big Empty Country Pt. IV
5. Big Empty Country Pt. V
6. Big Empty Country Pt. VI
7. Big Empty Country Pt. VII
8. Big Empty Country Pt. VIII
商品詳細
ブライアン・イーノ
『Eno(Original Motion Picture Soundtrack)』


Amazon Music(APR 19 2024)
Amazon(2024/7/12)輸入盤CD
■ブライアン・イーノ・リンク
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商品詳細
ブライアン・イーノ
『Foreverandevernomore』


Amazon Music(2022/10/14)
Amazon(2022/10/14)¥3,410[CD]
商品詳細
ブライアン・イーノ
『Foreverandevernomore(Forever Voiceless Edition)』


Amazon Music(APR 21 2023)
商品情報
ロジャー・イーノ
『ターニング・イヤー』


Amazon Music(2022/4/22 )
Amazon(2022/4/22)¥3,080(SHM-CD)
商品詳細
ロジャー・イーノ & ブライアン・イーノ
『ミキシング・カラーズ』


Amazon(2020/3/20)¥2,310[CD]
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