モーターヘッド初期の黄金トリオ、1976年の未発表音源がアルバムとして6月発売

同作から、「Motörhead（The Manticore Tapes）」のミュージック・ビデオが公開されています。

上記の黄金トリオは1976年8月、ロンドン南西部のフラムにあるエマーソン・レイク＆パーマーの伝説的な “マンティコア・スタジオ” に集まり、初めて一緒にレコーディングを行ない、スタジオ・セッションの音源はロン・フォーカスが録音していましたが、録音テープは長らく行方不明になっていました。

このテープが49年の年月を経て発見され、長年モーターヘッドのコラボレーターを務めるキャメロン・ウェブがカリフォルニアのメイプル・スタジオで修復し、アンドリュー・アレケルがロサンゼルスのボルスキン・ハウスでマスタリングを手掛け、録音したスタジオの名前に因み、アルバム『The Manticore Tapes』としてリリースされます。

このアルバムには、11曲の未発表音源が収録されており、LPおよびCDで発売されるほか、2LP＋7インチ・シングルで発売されるデラックス・エディションには、ライヴ・アルバム『Live: Blitzkreig on Birmingham '77」を収録したLP#2と、2曲のライヴ・パフォーマンスを収録した7インチ・シングルが追加されています。

なお、５月８日の「モーターヘッド・デー」には、レミーが常連として通っていた米ウエストハリウッドの「レインボー・バー＆グリル」で特別イベントが開催され、翌5月9日には、レミーの故郷イギリスのバーズレムで、レミーの銅像の除幕式が行なわれました。