ポール・ウェラーの最新作『ファインド・エル・ドラド』が7/25に国内盤も全世界同時発売決定! 作品を語る本人コメントも


〈以下、メイカー・インフォメーションより〉
ポール・ウェラーの最新作『ファインド・エル・ドラド』が7月25日に全世界同時発売決定!

ポール・ウェラーの深くパーソナルな最新作『ファインド・エル・ドラド』が、7月25日に全世界同時発売されることが決定した。このアルバムは、様々な音楽を聴いてきた彼が、心を打たれた楽曲たちを再訪し、新鮮な解釈と敬意を込めてその楽曲に新しい命を吹き込んだ、ポール・ウェラーというアーティストを構成する本質に迫るカヴァー・アルバムだ。
「ここに収録されている曲は、長い間私の中で鳴り続けてきた曲たちだ」、とポールは語る。「時の経過と共に、その楽曲に新たな表情を見出すようになった。そして今、それを世に伝える時が来たと感じたんだ」
この最新作から、現在「ローディー・ローラ」と「ピンボール」の2曲が公開されている。また、今作のブックレットには彼がカヴァーした楽曲の詳細をつづった英文ライナーノーツが掲載されており、世界同時発売となる日本盤には、その完全翻訳に加え、書き下ろし解説を掲載した別冊ブックレットが同梱されている。
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通算18作目のソロ・アルバムとなる最新作『ファインド・エル・ドラド』。この作品は、英国音楽界を代表する存在であり、英国で約1,100万枚以上のアルバム・セールスを記録するポール・ウェラーが、2015年から2019年にかけて素晴らしい作品群を発表してきたレーベル、パーロフォン・レコードへの復帰第一作目となるアルバムであり、彼の輝かしい伝説に新たな章を刻むものとなる。
この『ファインド・エル・ドラド』は、カヴァー・アルバムというよりも、彼の感情と音楽的DNAを辿る地図のような作品だといえるだろう。静かでメランコリックなレイ・デイヴィスの「ノーバディーズ・フール」から「エル・ドラド」のひりひりするような痛みまで、ここに収録されているのは全て彼の内面を作り上げた音楽の数々だ。60年を超える人生のなかで、ポールは様々なジャンルの何千にも亘る楽曲を己の内に取り込んできた。そして彼が取りつかれたように聴きこんだレコードは自身のソングライティングを成長させる糧となっていったのだ。ポール・ウェラーというアーティストを形成する音楽を垣間見せてくれる今作には、ハンナ・ピールやデクラン・オルーク、ロバート・プラントやノエル・ギャラガーといった錚々たる面々もコラボレイターとして参加している。
ポールのブラック・バーン・スタジオとクンダリーニ・スタジオでレコーディングされた『ファインド・エル・ドラド』。アルバムのアレンジとプロデュースを手掛けるのは、ポール作品ではすっかりお馴染みの存在となったオーシャン・カラー・シーンのスティーヴ・クラドック。彼はまたチャールズ・リーズと共にアルバムのエンジニアリングとミックスも担当している。アルバムからの第1弾シングルとなるのは「ローディー・ローラ」。このオリジナル・ヴァージョンはフランスの無名グループ、ザ・ゲリラズ(The Guerrillas)によるもので、アフリカ音楽を世界に広めたカメルーンのジャズ・サックス奏者、マヌ・ディバンゴが参加していた1曲だ。また同時にリリースされた「ピンボール」は、おそらくアルバムの中で最も馴染み深い曲の1つであり、英国の俳優/ミュージシャン、ブライアン・プロズローが1974年に発表した1973年のとある週末の出来事を描いた日記的な作品だ。ポールのヴァージョンでは、当時の空気を捉えたかのような侘しさを感じさせるヴォーカルと、前作『66』にも参加しているジャッコ・ピークの美しいサックスをフィーチャーしている。
最新作『ファインド・エル・ドラド』はポール・ウェラーにとって最も内省的な作品であり、彼を作り上げた音楽への貴重な洞察を聴くものへ提示してくれるアルバムだ。そしてこのアルバムを通し、彼は素晴らしい曲は決して古びることなく、ただ進化するのだということを我々に思い出させてくれるのだ。音楽の黄金卿――それはきっと誰の心にもあるのかも知れない。
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オリジナルはビー・ジーズの名曲。1968年にリリースされたにもかかわらず、ポールがオリジナル曲に辿り着いたのは、すでに自身のアルバムを何枚かレコーディングした後だった。本作の中でも特筆すべき楽曲であり、ポールは楽曲を賞賛するだけでなく、自分で書ければよかったと思った1曲でもあります。

「自分自身の作詞について考え直させてくれるような曲のひとつだよ。素晴らしいメロディの重要性を思い知らされる。ロビン・ギブのように楽器を演奏しなかったアーティストにとっては、それは二重に重要なのかもしれない。なぜなら、作詞家として書いた言葉をミュージシャンやアレンジャーに本当に伝えられるのは歌詞だけだ。だから、すべてが歌詞にかかっているんだ」
『ファインド・エル・ドラド』は単なるカバー・アルバムではなく、ポール・ウェラーの人生とキャリアを導いてきた音楽へのオマージュでもあります。ポールの内なる世界を一緒に旅するようなアルバムです。ぜひお楽しみに!
【リリース情報】
『ファインド・エル・ドラド』
〈日本盤〉2025年7月25日発売:CD
WPCR-18761
税込価格:¥2,970
解説/海外ライナー対訳付
〈輸入盤〉2025年7月25日発売
・CD
・ブラック・アナログ2LP
〈デジタル配信〉2025年7月25日配信開始

ポール・ウェラー
『ファインド・エル・ドラド』
・Amazon(2025/7/25)¥2,970【Amazon.co.jp限定】メガジャケ付
・Amazon(2025/7/25)¥2,970
・Amazon Music(JUL 25 2025)
1. ハンドアウツ・イン・ザ・レイン(リッチー・ヘヴンス)/Handouts in the Rain(Richie Havens)
2. スモール・タウン・トーク(ボビー・チャールズ)/Small Town Talk(Bobby Charles)
3. エル・ドラド(イーモン・フリエル)/El Dorado(Eamon Friel)
4. ホワイト・ライン・フィーヴァー(フライング・ブリトー・ブラザーズ)/White Line Fever(The Flying Burrito Brothers)
5. ワン・ラスト・コールド・キス(クリスティ・ムーア)/One Last Cold Kiss(Christy Moore)
6. ホェン・ユー・アー・ア・キング(ホワイト・プレインズ)/When you are a King(White Plains)
7. ピンボール(ブライアン・プロズロー)/Pinball(Brian Protheroe)
8. ホェア・ゼアーズ・スモーク・ゼアーズ・ファイア(ウィリー・グリフィン)/Where there’s Smoke, There’s Fire(Willie Griffin)
9. アイ・スターテッド・ア・ジョーク(ビー・ジーズ)/I Started a Joke(Bee Gees)
10. ネヴァー・ザ・セイム(ラル&マイク・ウォーターソン)/Never the Same(Lal and Mike Waterson)
11. ローディー・ローラ(ザ・ゲリラズ)/Lawdy Rolla(The Guerrillas)
12. ノーバディーズ・フール(ザ・キンクス)/Nobody’s Fool(The Kinks)
13. ジャーニー(ダンカン・ブラウン)/Journey(Duncan Browne)
14. ダルトリー・ストリート(ジェイク・フレッチャー/P.P.アーノルド)/Daltry Street(Jake Fletcher / PP Arnold)
15. クライヴズ・ソング(ハミシュ・イムラック)/Clive’s Song(Hamish Imlach)


Paul Weller
「Supplement:66」
・Amazon Music(OCT 18 2024)
・Amazon(2024/10/18)輸入盤[12 inch Analog]

Paul Weller
『66』
・Amazon Music(MAY 24 2024 )
・Amazon(2024/5/24)¥2,860[CD]
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ポール・ウェラー
『ファット・ポップ・エクストラ』
Amazon(2024/1/19)¥2,750[CD]

ポール・ウェラー
『Will Of The People』
Amazon Music(2022/10/28)

ポール・ウェラー
「Whoosh」
Amazon Music(2022/9/29)

ポール・ウェラー
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ポール・ウェラー
『ファット・ポップ』(SHM-CD)
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