キャロライン・ポラチェック、小島秀夫監督の最新ゲーム『Death Stranding 2：On The Beach』から新曲「On The Beach」とMVを緊急リリース

コジマプロダクションが開発を手がけ、ソニー・インタラクティブエンタテインメントより発売される『Death Stranding 2：On The Beach』は、発売と同時に世界的なカルチャー・イベントとなるのは間違いない。音楽は『Death Stranding』シリーズ体験の核を成しており、以前に行われたチャーチズ（CHVRCHES）、ブリング・ミー・ザ・ホライズン（Bring Me The Horizon）、ロウ・ロアー（Low Roar）とのコラボレーションは、ファンにとって象徴的な出来事だった。今回ポラチェックは、ウッドキッド（Woodkid）、マグノリアン（Magnolian）、ハニャ・ラニ（Hania Rani）を含む世界的アーティストのラインナップに加わり、このシリーズの大胆に境界線を押し広げるサウンドトラックのレガシーを継承する。「On The Beach」によって彼女は、物語の共感を為す上で不可欠である音楽を提供し、『Death Stranding 2: On The Beach』の世界に身を投じる。

ポラチェックはこう語る。

「実はこの曲 “On The Beach” は、ダニー・L・ハールと作った最初の曲のひとつでした。でも、あまりにも異質すぎて、インダストリアルというか不気味なので『Pang』（2019年の彼女のファースト・ソロ・アルバム）にはしっくり来ませんでした。なので良いタイミングが来るまで寝かせてあったんです。小島監督から『DS2』の話をいただいた時に、この曲のあらましを説明すると、ピッタリだと彼も同意してくれました。曲作りがスタートして8年後、再び蓋が開けられ、拡張され、この曲は相応しい舞台のために完成しました」

「On The Beach」は、ポラチェックにとって2025年初めてのソロ・リリース曲であり、2023年に発表され世界を席巻した傑作アルバム『Desire, I Want To Turn Into You』に続くもの。これまでにグラミー賞の最優秀エンジニアアルバム賞（ノン・クラシック部門）とブリット・アワードのソロ・インターナショナル・アーティスト賞にノミネートされたほか、NPRの『タイニー・デスク・シリーズ』、『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』『レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア』などに出演。また全世界で1億7,500万回以上のストリーミング記録を達成し、『Vogue』『Pitchfork』『Rolling Stone』『Billboard』『The Fader』『Consequence』『i-D』『Stereogum』『The New York Times』『Elle』『Variety』などの2023年のベスト・リストにランクインされ、『Pitchfork』『DIY』『Exclaim』『DORK』といった出版物の年間ベスト・アルバムに輝いた。

前身バンドのチェアリフト解散後、ソロに転向し、急速に活躍の場を広げてきたニューヨーク出身のシンガー・ソングライター。2019年の実験的ポップ・アルバム『Pang』で現代音楽シーンを牽引する才能として注目を浴び、2023年のセカンド・アルバム『Desire, I Want To Turn Into You』は世界中の評論家から“年間ベスト・アルバム”と絶賛された。いち早くその才能を認めたチャーリーXCXやクリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズらとコラボを展開し、ビヨンセやトラヴィス・スコット、ペンタトニックスらに曲を提供。

自身の世界ツアー「The Spiraling Tour（ザ・スパイラリング・ツアー）」のほか、デュア・リパの2022年北米ツアーのオープニング・アクトを務め、コーチェラ、ロラパルーザ、グラストンベリー、プリマーヴェラ、オール・ポイント・イースト、ガバナーズ・ボール、ピッチフォーク・ミュージック・フェスティバル、アウトサイド・ランズなどに出演。2023年にはフジロックフェスティバル'23に出演し、大きな話題を巻き起こし、同年11月には再来日を果たし単独公演を開催。崇高なヴォーカルと、まるでアート・インスタレーションを体験しているかのようなアイデア溢れるステージで多くのファンを魅了した。