永遠の名盤『銀嶺の覇者』から50年、ロニーの誕生日を記念して今年も行なわれるレインボー・トリビュート・イベント！　今回は1975年の幻のステージが再現される!?

レインボーのトリビュート・イベントが開催されます。今年は名盤『銀嶺の覇者』から50年。ロニー・ジェイムス・ディオの誕生日を記念し、7月10日（木）に東京・渋谷で開催。しかも今回は、あの1975年の幻のステージが再現されるかも！

今から遡ることちょうど50年前の1975年8月、リッチー・ブラックモアズ・レインボーのデビュー・アルバム『銀嶺の覇者（Ritchie Blackmore's Rainbow）』が発表された。バンドはロニー・ジェイムス・ディオを中心としたエルフ（ELF）にリッチーが加入した形でスタートしたが、デビュー・アルバムのレコーディングを終えるとロニー・ジェイムス・ディオ以外のメンバーにはクビが言い渡され、メンバーは一新。コージー・パウエル含む最強の布陣が揃うと、ほどなく北米ツアーが敢行された。そこでは、重戦車の如くツーバスを響かせ、多くのドラム・キッズを虜にしたコージー・パウエルは言うに及ばす、後に数多くのスーパーグループで活躍するベーシスト、ジミー・ベイン、ミニ・モーグの使い手としてや印象深いソロを弾いたトニー・カレイが居た。

そして、今回のイベントで、そんな最強メンバー集結直後のレインボーをトリビュートするのが “Rainbow Tribute Special Unit” だ。ヴォーカルを担当するDiokenが強くこだわったセット・リストは、1975年の初ツアー時のもの。それは、デビュー・アルバムからの曲と未だリリース前のセカンド・アルバムからの大曲が早くも演奏された貴重な内容となっているらしい。翌76年にはセカンド・アルバム『虹を翔る覇者』がリリースされ、12月には初来日公演が実現するわけだが、今回は日本では体験することができなかった、幻とも言える75年のツアーが再現されるとうことで、レインボー・ファンにとってはサプライズな体験となることだろう。

また、当日、ライヴ前のトーク・コーナーでは、76年の初来日ツアーに帯同し、『オン・ステージ』のジャケット写真を撮影したことでも知られるロック・フォトグラファーの浅沼ワタル氏が登壇する。こちらで、どんな秘話が飛び出すかは当日のお楽しみだ。チケットは絶賛発売中！