オジー・オズボーンの葬列に数千人のファンが参加

７月22日に他界したオジー・オズボーン（7月23日MLCニュース）の葬列と非公開の葬儀が、現地時間7月30日に地元バーミンガムで行われ、数千人のファンが参加した葬列の模様がライヴストリーミング配信されました。

現地時間の午後1時、オジーの遺体を乗せた車は、地元のブラスバンドが「Iron Man」や「Crazy Train」を演奏する中、ファンで埋め尽くされたブロード・ストリートをゆっくりと進み、サバスの “メタル・ベンチ” が設置されているブラック・サバス橋（2019年1月22日MLCニュース）へと向かいました。

この場所には、オジーの死後にファンが残した膨大なメッセージや献花があり、夜通し祈りが捧げられており、車から降りた妻のシャロンや子供たちは、ファンの声援に支えられながら花を手向け、シャロンがファンにピースサインを掲げた後、彼らを乗せた車は、葬儀が行なわれる非公開の場所へと出発しました。

葬列の道路は午前7時から封鎖され、早めの来場を呼び掛けていたバーミンガム市のザファル・イクバル市長は、次のように語っていました。

「家族葬に先立ち、市として、彼にふさわしい威厳ある葬列を支援することが重要でした。この瞬間が彼のファンにとってどれほど意味のあるものであるか、私たちは理解しています」

なお、バーミンガム博物館＆美術館（Burmingham Museum and Art Gallery）には弔問者のための記帳コーナーが設置され、こちらでは「オジー・オズボーン（1948-2025）: ワーキング・クラス・ヒーロー」展も開催されています。