ケイト・ル・ボン、9/26発売の新作『ミケランジェロ・ダイイング』よりシングル/ビデオ「About Time」リリース

ケイト・ル・ボン、全米31位となった前作『Pompeii』に続く、ニュー・アルバム『Michelangelo Dying(ミケランジェロ・ダイイング)』は9月26日発売。同作よりサード・シングル/ビデオ「About Time(アバウト・タイム)」をリリースしました。

〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

ケイト・ル・ボン、全米31位を記録した前作に続く、9月26日発売のニュー・アルバム『Michelangelo Dying(ミケランジェロ・ダイイング)』より、サード・シングル/ビデオ「About Time(アバウト・タイム)」をリリース。

ケイト・ル・ボン(Cate Le Bon)がニュー・シングル/ビデオ「About Time」をリリースした。これは、メキシカン・サマー(Mexican Summer)より9月26日に発売されるニュー・アルバム、『Michelangelo Dying』からの最後の先行シングルとなる。ループするドローンとパーカッシブなシンセサイザーをバックに、ル・ボンは「君が作ったベッドに寝ているわけじゃない」と力強く宣言する。感情が前面に押し出されたアルバムの中で、この曲は最もメロディアスでダイレクトな楽曲の一つだ。「About Time」は「Heaven Is No Feeling」と「Is It Worth It (Happy Birthday)?」に続く楽曲で、『Stereogum』は「蛍光色のシンセサイザー、ぼんやりとしたギターのストローク、そしてサックスが織りなす6分間の迷宮のような広がり」と「Is It Worth It(Happy Birthday)?」を評した。
【リリース情報】2025.9.26 ON SALE[世界同時発売]

高い評価を博しスマッシュヒットを記録した前作から3年半、ケイト・ル・ボンの新作が完成。近年プロデューサーとしても大きく活躍する彼女の7枚目のアルバム『ミケランジェロ・ダイイング』、リリース。ゲスト:ジョン・ケイル。

ケイト・ル・ボン『ミケランジェロ・ダイイング』
Cate Le Bon/Michelangelo Dying

ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
MEX353-2J[CD]MEX353-0J[LP]
定価:未定[CD]未定[LP]
世界同時発売、解説付[CD]世界同時発売、解説付、限定カラー盤[LP]
商品情報
ケイト・ル・ボン
『Michelangelo Dying』


Amazon Music(SEP 26 2025)
1. Jerome
2. Love Unrehearsed
3. Mothers of Riches
4. Is It Worth It(Happy Birthday)?
5. Pieces of My Heart
6. About Time
7. Heaven Is No Feeling
8. Body As A River
9. Ride(featuring John Cale)
10. I Know What's Nice
●純粋な感情に導かれて制作されたケイト・ル・ボン(Cate Le Bon)の7枚目のアルバム『Michelangelo Dying』は、彼女が作ろうとしていたアルバムの本質を覆すものとなった。全身を蝕む心痛の産物であるこの作品は、愛についてのアルバムを書くことへの抵抗を彼女の感情が凌駕し、ある種の悪魔祓いへと変貌を遂げたものだ。そこから浮かび上がるのは、癒える前の傷を写真に収めようとする、美しく虹彩に富んだ試みである(しかし、その過程で、傷を掻きむしることにもなる)。ハイドラ、カーディフ、ロンドン、そしてロサンゼルスを行き来しながら制作された『Michelangelo Dying』は、彼女の心の中にアルバムの風景と心痛の多くが存在するカリフォルニアの砂漠で仕上げられたという点が、特筆すべきところだ。そこには、明言されていることと同じくらい、語られていないこと、むしろ不明瞭なことが多い。ル・ボンの豊かで深い質感のアレンジは、彼女が言葉を持たず、言葉を見つけようとしなかったときに、何層にも積み重なっていった。音楽的には、ル・ボンが演奏とプロデュースの主導権を握るようになった直近2枚のアルバム(2019年の『Reward』と2022年の『Pompeii』)で形づくられたサウンド(心を持った機械)の継続と拡大がある。加えて、ジョン・ケイル(John Cale)の存在もある。アルバムのプロデュースは、長年のコラボレーターであるサムール・クーハ(Samur Khouja)と共同で手掛けた。

●ケイト・ル・ボンは英ウェールズ出身のミュージシャン/プロデューサーだ。2007年に同郷のグリフ・リース(Gruff Rhys:Super Furry Animals)のツアーをサポートして注目を浴び、2008年にウェールズ語のEP『Edrych yn Llygaid Ceffyl Benthyg』でデビュー。2009年にファースト・アルバム『Me Oh My』(Irony Bored)、2012年にセカンド・アルバム『Cyrk』(The Control Group)をリリースしている。2013年、ル・ボンはアメリカでの活動を広げる為、ロサンゼルスへ移り、2013年にサード・アルバム『Mug Museum』(Turnstile/Wichita)、2016年に4枚目のアルバム『Crab Day』(Turnstile/Drag City)をリリース。2019年には「Mexican Summer」からは初となる自身5枚目のアルバム『Reward』をリリース。マーキュリー・プライズにもノミネートされた。目下の最新作である2022年の6枚目のアルバム『Pompeii』は、全米チャートの31位を記録している。また、近年は、プロデューサーとして人気を博し、ウィルコ(Wilco)、デヴェンドラ・バンハート(Devendra Banhart)、ホースガール(Horsegirl)などのアルバムを手掛け、セイント・ヴィンセント(St. Vincent)のグラミー賞受賞アルバム『All Born Screaming』にも参加している。

■More info:Big Nothing
商品情報
ケイト・ル・ボン
『Pompeii』


Amazon Music(FEB 04 2022)
商品情報
ケイト・ル・ボン
『Reward』


Amazon Music(MAY 24 2019)
商品情報
ケイト・ル・ボン
『Crab Day』


Amazon Music(APR 15 2016)
商品情報
ケイト・ル・ボン
『Mug Museum』


Amazon Music(NOV 08 2013)
この記事についてのコメントコメントを投稿

この記事へのコメントはまだありません

ディスク・コレクション ガール・ポップ

ディスク・コレクション ガール・ポップ

2,420円
CROSSBEAT Presents 80年代洋楽完全ガイド

CROSSBEAT Presents 80年代洋楽完全ガイド

1,980円
CROSSBEAT Presents ベル・アンド・セバスチャンとスコティッシュ・ポップ

CROSSBEAT Presents ベル・アンド・セバスチャンとスコティッシュ・ポップ

1,430円
USオルタナティヴ・ロック 1978-1999

USオルタナティヴ・ロック 1978-1999

1,980円

RELATED POSTS

関連記事

LATEST POSTS

最新記事

ページトップ