豪州ブリスベン出身ハリエット・ピルビームによる、90年代が匂い立つプロジェクト、ハッチー。サード・アルバム『リコリス』リリース

MLCでは初紹介となるハッチーは、1993年オーストラリアのブリズベン生まれのハリエット・ピルビームという女性シンガー・ソングライターによる一人プロジェクト。元々はゴー・ヴァイオレッツというグループの一員としてデビューを飾り、その後バブガニューシュとバンドを経て、それぞれのグループでEP、アルバムをリリースしたもののいずれも解散してソロへ。その後ハッチー名義でこれまでに2019年に『Keepsake』、2022年に『Giving the World Away』というアルバムをリリースしています。深いリヴァーヴの効いたギター/シンセの音が印象的で、80〜90年代のマンチェスター〜ブリット・ポップがお好きな向きならハートを鷲掴みにされそうなサウンド。今回11月に3作目となるアルバム『リコリス』をリリースします。

〈以下、メイカー・インフォメーションより〉
オーストラリはブリスベン出身、ハリエット・ピルビームによるプロジェクト、ハッチー。より誠実で、奔放で、ありのままの自分を表現しきったサード・アルバム『リコリス』、シークレットリー・カナディアンよりリリース。プロデュース:ジェイ・ソム(メリーナ・ドゥテルテ)/ミックス:アレックス・ファーラー(ウェンズデイ、MJ・レンダーマン)。
ハッチー(Hatchie)はアルバム『Liquorice』からのファースト・シングルとなる、ブリットポップ調の「Lose It Again」を公開した。ジェレミー・マクレナン(Jeremy McLennan:Orchin)との共作によるこの曲は、真摯な脆さを露わにし、ジョー・アギス(Joe Agius)による90年代風の夢心地なミュージック・ビデオが添えられる。ビデオには、ヴィクトリア州ワイルドウッドで、牛たちに囲まれながら演奏するバンドの様子が映し出されている。
【リリース情報】2025.11.7 ON SALE[世界同時発売]
ハッチー『リコリス』
Hatchie/Liquorice
ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
・品番:SC503JCD[CD/国内流通仕様]SC503JLP-C1[LP/国内流通仕様]
・定価:未定[CD/国内流通仕様]未定[LP/国内流通仕様]
・その他
世界同時発売、解説付、その他付帯物未定[CD/国内流通仕様]
世界同時発売、解説付、その他付帯物未定、限定カラー盤[LP/国内流通仕様]
ハッチー『リコリス』
Hatchie/Liquorice
ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
・品番:SC503JCD[CD/国内流通仕様]SC503JLP-C1[LP/国内流通仕様]
・定価:未定[CD/国内流通仕様]未定[LP/国内流通仕様]
・その他
世界同時発売、解説付、その他付帯物未定[CD/国内流通仕様]
世界同時発売、解説付、その他付帯物未定、限定カラー盤[LP/国内流通仕様]

商品情報
ハッチー
『Liquorice』
Amazon Music(NOV 07 2025)
ハッチー
『Liquorice』
Amazon Music(NOV 07 2025)
1. Anemoia
2. Only One Laughing
3. Liquorice
4. Carousel
5. Sage
6. Someone Else’s News
7. Wonder
8. Lose It Again
9. Anchor
10. Part That Bleeds
11. Stuck
2. Only One Laughing
3. Liquorice
4. Carousel
5. Sage
6. Someone Else’s News
7. Wonder
8. Lose It Again
9. Anchor
10. Part That Bleeds
11. Stuck

●オーストラリア出身のシンガーソングライター、ハリエット・ピルビーム(Harriette Pilbeam)によるプロジェクト、ハッチー(Hatchie)が、ニュー・アルバム『Liquorice』をシークレットリー・カナディアン(Secretly Canadian)より11月7日にリリースする。プロデューサーのメリーナ・ドゥテルテ(Melina Duterte aka Jay Som)とのコラボレーションにより、ハッチーはより誠実で、奔放で、ありのままの自分を表現しきった作品を作り上げた。このアルバムは、若い女性の自己発見において、憧れと執着がいかに絡み合っているかを鮮やかに描いている。「このアルバムは、このプロジェクトを始めた当初からずっとやりたかったことの集大成と言える。大好きなトラジック・ロマンスの映画(愛する関係が最終的に悲劇や悲しみ、不幸せな結末を迎えるロマンス)にインスパイアされ、愛の軌跡を細部まで丁寧に描き出した。これほどアルバムに共感したことはない。この体験を皆と共有するのが待ちきれない」とハッチーは語る。『Liquorice』のジャケットには、笑い声をあげるハリエット・ピルビームのクローズ・アップされた写真が使われている。彼女の赤い口紅は滲み、キスの後の輝かしい余韻を彷彿とさせる。小さなデジタルカメラで、裏庭で即興的に撮影されたこの写真は、切望、欲望、そして後悔といったテーマを掲げ、荒削りながらも楽しく解き放たれたアルバムの真髄を捉えている。ロサンゼルスで長い時間を過ごした後、ピルビームとバンドメイトであり長年のコラボレーターでもあるジョー・アギス(Joe アギウsは)ツアーを一時中断し、オーストラリアに戻ることを決意した。そこでピルビームは自身の優先順位を見直し、友人や家族との関係にフォーカスした。「最終的に、このアルバムのインスピレーションは、とてもシンプルな生活を送り、自分自身と再び繋がり、一人で考え事をする時間を持てたことから生まれた」と彼女は語る。『Liquorice』は、ありのままの自分に徐々に慣れ、もはや枠にとらわれようとしたり、自分を証明しようとプレッシャーを感じなくなった女性を映し出している。ピルビームは2022年から2023年にかけてブリスベンに滞在し、その後、メルボルンでアギスと共同生活を送りながら、本格的に『Liquorice』の制作に着手した。これまでは、自身の音楽的影響を公言してきたピルビームだが、今回は特定の音楽的影響を念頭に置かず、ゼロから曲作りに取り組んだ。慌ててアイデアを練るのではなく、何週間もかけて曲をじっくりと熟成させたのだ。初期の楽曲のメロディックなシンプルさに惹かれ、音楽的な不安も受け入れた。「自分の限界を、自分のスタイルを形作る強みだと捉えたかった」と彼女は語る。ドゥテルテの自宅スタジオで、ステラ・モズガワ(Stella Mozgawa:Warpaint、Courtney Barnett)をドラムに迎えてレコーディングされた『Liquorice』は、アレックス・ファラー(Alex Farrar:Wednesday、MJ Lenderman)がミックス、グレッグ・オービス(Greg Obis:Dutch Interior、Slow Pulp、Wishy)がマスタリングを担当した。
●ハッチーはインディ・ロック・バンド、バブガニューシュ(Babaganouj)等での活動で知られるオーストラリアはブリスベン出身、ハリエット・ピルビームによるソロ・プロジェクトだ。2018年、EP『Sugar & Spice』をリリース。収録曲「Sleep」は『Pitchfork』のベスト・ニュー・トラックに選ばれ、『Stereogum』ではアーティスト・トゥ・ウォッチに選出。『Fader』もEPを絶賛した。2019年にはデビュー・アルバム『Keepsake』をリリース。『Dork』(5/5)、『DIY』(4/5)、『The Line of Best Fit』(8.5/10)、『PopMatters』(9/10)、『Uncut』(4/5)等、アルバムは各メディアから高評価を獲得。この間、ジャパニーズ・ブレックファスト(Japanese Breakfast)、ガールプール(Girlpool)、オールウェイズ(Alvvays)、デス・キャブ・フォー・キューティー(Death Cab for Cutie)、ビーチ・ハウス(Beach House)、メン・アイ・トラスト(Men I Trust)、カイリー・ミノーグ(Kylie Minogue)等とプレイ。アメリカとイギリスではヘッドラインのショーも行ない、「Pitchfork Paris」「The Great Escape」「Primavera」といったフェスティヴァルにも出演した。2022年4月には、ジョルジュ・エルブレヒト(Jorge Elbrecht:Sky Ferreira、Japanese Breakfast、Wild Nothing)がプロデュースを手掛けたセカンド・アルバム『Giving The World Away』を、シークレットリー・カナディアンよりリリース。高い評価を獲得した。
■More info:Big Nothing
●ハッチーはインディ・ロック・バンド、バブガニューシュ(Babaganouj)等での活動で知られるオーストラリアはブリスベン出身、ハリエット・ピルビームによるソロ・プロジェクトだ。2018年、EP『Sugar & Spice』をリリース。収録曲「Sleep」は『Pitchfork』のベスト・ニュー・トラックに選ばれ、『Stereogum』ではアーティスト・トゥ・ウォッチに選出。『Fader』もEPを絶賛した。2019年にはデビュー・アルバム『Keepsake』をリリース。『Dork』(5/5)、『DIY』(4/5)、『The Line of Best Fit』(8.5/10)、『PopMatters』(9/10)、『Uncut』(4/5)等、アルバムは各メディアから高評価を獲得。この間、ジャパニーズ・ブレックファスト(Japanese Breakfast)、ガールプール(Girlpool)、オールウェイズ(Alvvays)、デス・キャブ・フォー・キューティー(Death Cab for Cutie)、ビーチ・ハウス(Beach House)、メン・アイ・トラスト(Men I Trust)、カイリー・ミノーグ(Kylie Minogue)等とプレイ。アメリカとイギリスではヘッドラインのショーも行ない、「Pitchfork Paris」「The Great Escape」「Primavera」といったフェスティヴァルにも出演した。2022年4月には、ジョルジュ・エルブレヒト(Jorge Elbrecht:Sky Ferreira、Japanese Breakfast、Wild Nothing)がプロデュースを手掛けたセカンド・アルバム『Giving The World Away』を、シークレットリー・カナディアンよりリリース。高い評価を獲得した。
■More info:Big Nothing


商品情報
ハッチー
『Keepsake』
・Amazon Music(JUN 21 2019)
・Amazon(2019/6/21)輸入盤CD
ハッチー
『Keepsake』
・Amazon Music(JUN 21 2019)
・Amazon(2019/6/21)輸入盤CD

商品情報
ハッチー
『Giving The World Away』
Amazon Music(APR 22 2022)
ハッチー
『Giving The World Away』
Amazon Music(APR 22 2022)

商品情報
Babaganouj
『Jumbo Pets』
Amazon Music(MAR 31 2023)
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『Jumbo Pets』
Amazon Music(MAR 31 2023)
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