ニック・ケイヴ、世界各地を熱狂させた「ザ・ワイルド・ゴッド・ツアー」のライヴ盤12月リリース。最新作全曲の他、人気曲の衝撃的なヴァージョンも

〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

ニック・ケイヴ＆ザ・バッド・シーズ、イギリス、ヨーロッパ、北米のオーディエンスを熱狂させた「ザ・ワイルド・ゴッド・ツアー」の驚異的な証となるライヴ・アルバム、『ライヴ・ゴッド』をリリース。『ワイルド・ゴッド』の全曲に加え、人気曲の衝撃的なヴァージョンも収録。【2CD】

●ニック・ケイヴ＆ザ・バッド・シーズ（Nick Cave & The Bad Seeds）が、2024年と25年にイギリス、ヨーロッパ、北米のオーディエンスを熱狂させた「The Wild God Tour」の驚異的な証となる、ニュー・ライヴ・アルバム『Live God』をリリースする。15曲のライヴ・トラックを収録したこのアルバムは、ニック・ケイヴ自身の言葉を借りれば「絶望への解毒剤」だった、忘れられないショーのワイルドで超越的な本質を捉えている。『Live God』は、プレイ・イット・アゲイン・サム（Play It Again Sam）との提携により、バッド・シード（Bad Seed）よりリリースされる。膨大なトラックリストには、絶賛された2024年のスタジオ・アルバム『Wild God』の全曲に加え、「From Her To Eternity」「Papa Won't Leave You, Henry」「Into My Arms」といったカタログの人気曲の衝撃的なヴァージョンが含まれている。

●「このアルバムが、私に与えたような影響をリスナーにもたらしてくれることを願っている。この作品は、スピーカーから飛び出してきて、私はそれに飲み込まれてしまう。確かに複雑なレコードだけど、深くて、喜びをもたらす感染力がある。私たちがレコードを作るとき、マスタープランは決してない。レコードはむしろ、それを演奏した作家やミュージシャンの感情の状態を反映するものだ。これを聴くと、よくわからないけど、私たちは幸せなんだと思える」と、2024年8月30日にリリースされたニック・ケイヴ＆ザ・バッド・シーズの18枚目のスタジオ・アルバム『Wild God』について、ニック・ケイヴは語る。『Wild God』はケイヴとウォーレン・エリス（Warren Ellis）のプロデュースで、デヴィッド・フリッドマン（David Fridmann）がミックスを担当。ケイヴは2023年の元旦からこのアルバムの曲作りを開始した。プロヴァンスの「Miraval」とロンドンの「Soundtree」でセッションが行なわれ、バッド・シーズは、コリン・グリーンウッド（Colin Greenwood）のベースとルイス・アルマウ（Luis Almau）のナイロン弦ギター／アコースティック・ギターの演奏を加えて、独自の錬金術をおこなった。