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ブラック・サバス、その後──オリジナル・ラインナップ4人の近況
今年最大の訃報はやはりオジー・オズボーンということになるでしょうか。21日(日)にはNHK-FMでの追悼のラジオ特番も控えています(11月11日MLCニュース参照)。そんなオジーを筆頭に、ブラック・サバスのオリジナル・ラインナップ4人の近況がそれぞれ報じられています。
●オジー・オズボーン
まずはオジー。今月、地元バーミンガムの副市長ケン・ウッド議員から、その功績を称え、娘のケリー・オズボーンに市長賞が授与されました。市を挙げての葬儀で市民から送られた数千通のメッセージを収録した市の弔辞集も併せて送られたということです。
バーミンガム市長ザファー・イクバル
「オジーはバーミンガムの誇りであり、これからもずっと惜しまれる息子です。世界的な成功を収めたにもかかわらず、彼はバーミンガムのルーツを決して忘れませんでした。ですから、彼がこの街のために尽くしてきたすべての功績にふさわしい敬意を表し、彼の家族にこの賞を授与できることを光栄に思います。オジーよ、永遠に!」
副市長ケン・ウッド
「オジー・オズボーンは単なる音楽界のアイコンではありませんでした。彼はバーミンガムの誇り高き息子であり、その影響は世界中に及んでいました。彼の遺族に市長賞を授与することは、彼の素晴らしい功績と、この街への変わらぬ愛情を称える、非常に意義深い方法です。オジーは永遠にバーミンガムの歴史の一部であり続けるでしょう」
またこれを受け、市議会のSNSアカウントにケリーのメッセージ動画が投稿されています。驚きなのはケリーの痩せ具合。愛する父親を亡くした心痛も大いに影響しているのでしょうが、しかしそれにしてもちょっと心配になるほどの痩せ方です。
まずはオジー。今月、地元バーミンガムの副市長ケン・ウッド議員から、その功績を称え、娘のケリー・オズボーンに市長賞が授与されました。市を挙げての葬儀で市民から送られた数千通のメッセージを収録した市の弔辞集も併せて送られたということです。
バーミンガム市長ザファー・イクバル
「オジーはバーミンガムの誇りであり、これからもずっと惜しまれる息子です。世界的な成功を収めたにもかかわらず、彼はバーミンガムのルーツを決して忘れませんでした。ですから、彼がこの街のために尽くしてきたすべての功績にふさわしい敬意を表し、彼の家族にこの賞を授与できることを光栄に思います。オジーよ、永遠に!」
副市長ケン・ウッド
「オジー・オズボーンは単なる音楽界のアイコンではありませんでした。彼はバーミンガムの誇り高き息子であり、その影響は世界中に及んでいました。彼の遺族に市長賞を授与することは、彼の素晴らしい功績と、この街への変わらぬ愛情を称える、非常に意義深い方法です。オジーは永遠にバーミンガムの歴史の一部であり続けるでしょう」
またこれを受け、市議会のSNSアカウントにケリーのメッセージ動画が投稿されています。驚きなのはケリーの痩せ具合。愛する父親を亡くした心痛も大いに影響しているのでしょうが、しかしそれにしてもちょっと心配になるほどの痩せ方です。
そうした一方で、バーミンガム空港の名称をオジー・オズボーン国際空港に変更するよう求める嘆願書が提出されたとのこと。しかしながら、そのために7万7,000人もの署名が集まったそうですが、同空港の責任者の回答はノーで、こちらは実現しませんでした。
●ギーザー・バトラー
ギーザーは、オジー他界を受け英国の音楽雑誌『Uncut』に追悼文を寄稿。それによると「最後の公演 (今年7月の「バック・トゥ・ザ・ビギニング」)では、彼は私が知る限りずっと静かでした。今振り返ってみると、彼はこの世に長くいられないことは分かっていたものの、こんなに早くこの世を去るとは思っていなかったのだと思います。イギリスに戻って日々を過ごすことを心待ちにしていたのです」、そして彼は最後にもう一度ファンに会い、自分のバンド、そしてサバスと最後にもう一度演奏したかったのだと綴っています。「彼は “プリンス・オブ・ダークネス” だったかもしれませんが、私にとって彼は家族を愛し、心優しく、誰からも愛される最高の友人でした」
また別のメディアには、「バック・トゥ・ザ・ビギニング」の舞台裏をより赤裸々に記しています。「彼の健康状態が良くないことは知っていましたが、まさかこんなに衰弱している姿を見るとは思ってもみませんでした。リハーサル室には2人の介助者と看護師が付き添い、彼は杖をついていました。いつもの挨拶以外はほとんど口を利かず、歌う時は椅子に座っていました。リハーサルでは、6、7曲歌った頃にはもう疲れ切っているのがわかりました。少しだけ話をしましたが、昔のオジーと比べると本当に静かだったのを覚えています」
●ギーザー・バトラー
ギーザーは、オジー他界を受け英国の音楽雑誌『Uncut』に追悼文を寄稿。それによると「最後の公演 (今年7月の「バック・トゥ・ザ・ビギニング」)では、彼は私が知る限りずっと静かでした。今振り返ってみると、彼はこの世に長くいられないことは分かっていたものの、こんなに早くこの世を去るとは思っていなかったのだと思います。イギリスに戻って日々を過ごすことを心待ちにしていたのです」、そして彼は最後にもう一度ファンに会い、自分のバンド、そしてサバスと最後にもう一度演奏したかったのだと綴っています。「彼は “プリンス・オブ・ダークネス” だったかもしれませんが、私にとって彼は家族を愛し、心優しく、誰からも愛される最高の友人でした」
また別のメディアには、「バック・トゥ・ザ・ビギニング」の舞台裏をより赤裸々に記しています。「彼の健康状態が良くないことは知っていましたが、まさかこんなに衰弱している姿を見るとは思ってもみませんでした。リハーサル室には2人の介助者と看護師が付き添い、彼は杖をついていました。いつもの挨拶以外はほとんど口を利かず、歌う時は椅子に座っていました。リハーサルでは、6、7曲歌った頃にはもう疲れ切っているのがわかりました。少しだけ話をしましたが、昔のオジーと比べると本当に静かだったのを覚えています」
●トニー・アイオミ
トニー・アイオミは、彼のギターが当たる抽選会を開催、自身が癌治療を受けた病院に5万ポンド寄付しました。
現在77歳のアイオミは、2012年にリンパ腫と診断され、バーミンガムのハートランズ病院で治療を受けました。ブラック・サバスが2013年に発表したアルバム『13』に伴うツアーでは、アイオミが病気の治療中、6週間ごとにイギリスに帰国しなければならならなかったため長期間のツアーはできず。しかし健康の問題を抱えながらも世界中をツアーしました。そして闘病のニュースから4年後、晴れて寛解状態にあることを公表。最終的には2017年2月、グループは前年から続いた「ジ・エンド」ツアーを地元バーミンガムで終え、49年間のキャリアに終止符を打つことになったのです。
こうした経緯を受けアイオミは、11月に同病院のスタッフと共に、院内のがん治療センター改修のための15万ポンドの募金活動立ち上げを支援。その当時を振り返り、「ひどいショックでした。実際にそうなるのは本当に辛いです。実際にそうなるまでは、本当に何も考えられません。どれだけ辛いか、そして彼らがどんな気持ちなのか、私には分かります。何か恩返しができて、関わり、助けることができたら嬉しいです」とし、「患者さんに少しでも快適に過ごしてもらえるようになれば嬉しいです。自分が入院していた時、本当によくしていただきました。スタッフの皆さんも親切で、看護師さんも優しく、皆が素晴らしかったです。適切な環境にあることは、本当に大きな意味があると思います」と語っています。
ギターの抽選結果は自身のSNSで発表する予定となっています。
トニー・アイオミは、彼のギターが当たる抽選会を開催、自身が癌治療を受けた病院に5万ポンド寄付しました。
現在77歳のアイオミは、2012年にリンパ腫と診断され、バーミンガムのハートランズ病院で治療を受けました。ブラック・サバスが2013年に発表したアルバム『13』に伴うツアーでは、アイオミが病気の治療中、6週間ごとにイギリスに帰国しなければならならなかったため長期間のツアーはできず。しかし健康の問題を抱えながらも世界中をツアーしました。そして闘病のニュースから4年後、晴れて寛解状態にあることを公表。最終的には2017年2月、グループは前年から続いた「ジ・エンド」ツアーを地元バーミンガムで終え、49年間のキャリアに終止符を打つことになったのです。
こうした経緯を受けアイオミは、11月に同病院のスタッフと共に、院内のがん治療センター改修のための15万ポンドの募金活動立ち上げを支援。その当時を振り返り、「ひどいショックでした。実際にそうなるのは本当に辛いです。実際にそうなるまでは、本当に何も考えられません。どれだけ辛いか、そして彼らがどんな気持ちなのか、私には分かります。何か恩返しができて、関わり、助けることができたら嬉しいです」とし、「患者さんに少しでも快適に過ごしてもらえるようになれば嬉しいです。自分が入院していた時、本当によくしていただきました。スタッフの皆さんも親切で、看護師さんも優しく、皆が素晴らしかったです。適切な環境にあることは、本当に大きな意味があると思います」と語っています。
ギターの抽選結果は自身のSNSで発表する予定となっています。
●ビル・ワード
そして最後にビル・ワード。彼は今月ラジオ番組に出演、メタリカの「エンター・サンドマン」を演奏しました。ビルはその後のインタヴューで、メタリカのドラマー、ラーズ・ウルリッヒとの長年の関係や、お互いへの尊敬の念についてたっぷり語っています。「ラーズは、まず第一に、最高にハグしたくなる男だ(笑)。もちろん最近も一緒にいたし、 一緒の時間を過ごせて本当に嬉しかった。確か1時間くらいずっと話し続けていたと思う。これは私が会うドラマー全員に言えることなんだけど、いつも抱き合って、たくさんのものを渡し合っていた。我々の間にはたくさんの歴史があるし、山ほどの敬意を持っている。彼がブラック・サバスの大ファンで、私もメタリカが大好きなんだ。ラーズのドラムは大好きさ」
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