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ファットボーイ・スリム × ローリング・ストーンズのマッシュアップ曲「Satisfaction Skank」が25年越しの承認を得て公式リリース、共演?MVも公開

ファットボーイ・スリムことノーマン・クックが、ローリング・ストーンズ側にリリースの許可を求めていた二者のマッシュアップ曲「サティスファクション・スカンク」。このたび約四半世紀を経てストーンズ・サイドの承認をようやく得られ、正式にリリースされました。ミュージッック・ビデオも同時に公開されています。
ファットボーイ・スリムが、これまで25年以上もライヴの場での定番として披露してきた「Satisfaction Skank」。これは自身の大ヒット曲「Rockafeller Skank」とローリング・ストーンズの名曲「(I Can’t Get No)Satisfaction」を融合させたマッシュアップ曲ですが、これまでずっとストーンズ側からリリースの承認が得られなかったものの、この度ようやくOKが出たということで公式リリースされました。
商品情報
Fatboy Slim & ザ・ローリング・ストーンズ
「Satisfaction Skank」


Amazon Music(DEC 11 2025)
1. Satisfaction Skank
2. Satisfaction Skank(Extended)
このマッシュアップは「Rockafeller Skank」(1998年)が最初にリリースされてから約6ヶ月後に初めて制作したのだとか。ファットボーイ・スリム最初のヒット・シングルとして同曲をどの公演でもセットリストの要としてプレイしてきたおかげで「すっかり飽きてしまった」ため、そこにストーンズの伝説的なリフをスパイスとして加えたのが始まりだったと語っています。

以降彼は長年にわたりストーンズ側にたびたびリリースの許可を求めては拒否され続け、ダンスフロアでプレイするしかありませんでした。その間に何度かラジオでかける機会があったそうで、その放送からこの曲は海賊版として出回り、いつの間にか “非公式な代表曲” のような形に。また、こうしてリリースが叶わないことが不幸中の幸いとなって、長年彼のDJセット此処一番の武器にもなっていたとも語ります。「僕にとって、それがこの曲を新鮮に保ってくれたんだ。週に一度プレイする時しか聴けないわけだからね」

彼はストーンズ側からの依頼を受けて「Sympathy For The Devil」のリミックスを手がけたこともありました(2003年)。その時「ついでに」とこの件についても持ちかけたそうですが、やはりこの時も「『ダメだ』って言われた」と吐露。しかしどうやら純粋にビジネス的な理由からだったそうで、ミック・ジャガーはこの曲のファンだったとも明かしています。

そして今回、ようやく正式にOKが出たため、安く作ったオリジナル版に手を加え、AIを使って綺麗に仕上げたとのこと。MVの方も1965年当時のミック&キースとAIを介して共演、「ビデオ制作のAIの世界では二人に何度も会っているような気がします。不思議なことに、今では彼らのことを知っているような気さえします」と語っています。
商品情報
ファットボーイ・スリム
『ザ・グレイテスト・ヒッツ』


Amazon(2006/6/14)¥4,150(初回生産限定盤/DVD付)
商品情報
ファットボーイ・スリム
『Halfway Between The Gutter And The Stars』


Amazon(2016/9/23)輸入盤CD
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