ナイン・インチ・ネイルズが第98回アカデミー賞のショートリスト入り！　新作発表に向けて再始動の話題も

NINは今年、『トロン：アレス』（7月18日MLCニュース）に音楽を提供。そのサウンドトラックは実質的に2020年の『Ghosts VI: Locusts』以来となるバンド名義の新作となりました。
 
ショートリスト入りしたのはオリジナル・スコア部門とオリジナル・ソング（主題歌）部門。後者に入っている「As Alive as You Need Me to Be」（9月4日MLCニュース）は、第68回グラミー賞のベスト・ロック・パフォーマンス部門と最優秀ヴィジュアルメディア部門にノミネートされたことでも話題の楽曲です。オリジナル・ソング部門には『ウィキッド 永遠の約束』のアリアナ・グランデ「The Girl In The Bubble」、『アバター：ファイヤー・アンド・アッシュ』のマイリー・サイラス「Dream As One」といった顔ぶれも。

首魁トレント・レズナーが「Consequence」誌のインタビューで語ったところによると、彼はアッティカス・ロスとともにNINのアルバム制作に取り組んでおり、「他のカテゴリーに関するどんなことよりも、NINの仕事に注力している。それ以上多くのことは言えないが、１年前とは違って導火線に火が点き、情熱が湧き上がっているんだ」とのこと。今年はサントラ発表はもちろん、約３年ぶりとなるワールド・ツアー “Peel It Back” を開催し、同ツアーは2026年2月と3月の北米レッグが発表済みと、精力的な活動でファンを喜ばせたNIN。2026年の展開は期待大です。