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【リンゴ・スターが語る(前編)】
ポール・マッカートニー最新作でのデュエット、ビートルズ時代のエピソードや自伝映画について

4月21日、リンゴ・スターが米ABCの人気深夜番組 『Jimmy Kinnmel Live!』に出演。冒頭からWピースで登場したレジェンド・ドラマーはご機嫌な様子で、多忙を極めている近況について、快活なトークを繰り広げました。
彼は先日、ロサンジェルスのフォンダ・シアターで行なわれたポール・マッカートニーのプレミアム・ライヴ(3月31日MLCニュース)にも足を運んでいたそうで、「俺がポールのコンサートに行くのは、純粋にポールが観たいからで、義理とかじゃないんだよ。あのコンサートは素晴らしかったね。いつももっとデッカいところでやってるポールが、ああいうこじんまりした会場でさ。ポール本人も『いやあ、最高だった』って言ってたよ。彼はグレイトだ。俺はこれまでに5、6回はポールと一緒にライヴでプレイしたことがあるけど(笑)、いまだに一緒にプレイするのは楽しいね」と語りました。

また、先日のポールの新作リスニングパーティーの記事(4月20日MLCニュース)でも話が出ていた、『The Boys of Dungeon Lane』収録のポールとのデュエット曲「Home To Us」について訊ねられると、彼はこう説明しました。「あのいきさつは何ともクレイジーなんだ。と言うのが、あのアルバムのプロデューサー(アンドリュー・ワット)は俺の家のすぐ近所、ほんの1ブロック先に住んでてね、そいつの家にたまたま遊びに行ったら、スタジオの中にドラムキットが置いてあって、奴がギターを弾き出したんで、何の気なしに軽く一緒にジャムったんだよ。で、自分のアルバムを作り始めた時に、俺はそのジャムを思い出して、アンドリューに『おい、あの時やったやつを送ってくれよ』って言ったんだ。ところが奴は一向に送って来やしなかった(笑)。で、まあともかく、今回の俺とポールのデュエット曲のベースになってるのは、その時俺が叩いたドラム・パートなんだ。2年前のトラックさ。ポールがそこに他の色んなものを加えて、曲の形に仕上げたんだ。そういう意味では普通の作り方とは逆だったんだよね(笑)。でもあれは良いよ、楽しい曲だし、凄くリアルでもある、俺たちのルーツについての歌だからね」。

ビートルズ時代、ツアーでは誰とルームメイトだったかとの質問には、「いやあ、俺たちは4人だったから、常に2人ずつの相部屋だっただろ。だから都度都度色んな組み合わせで、全員が他の3人と寝たことがあったんだよ。基本的にはどこに自分のスーツケースが運び込まれたかで部屋が決まってた(笑)。だからどんな組み合わせもアリだったんだ。ザ・ビートルズの最後のツアーの最終日の夜まで、俺たちは常に相部屋で、どんなに売れてからも個室は一度もなかったよ」と答え、ホストと観客を驚かせました。

現在製作中と伝えられている、サム・メンデス監督によるザ・ビートルズのメンバーひとりひとりにスポットを当てた伝記映画(2028年公開予定)については、リンゴは全員の分が一緒に公開されると聞いているそうで、「俺も自分役で出演してるよ。去年イングランドに戻って、2日間(監督と)一緒に過ごして、自分のスクリプト部分をこなしたんだ。いくつか気に入らない箇所があったんだけど、サムはグレイトな奴で、ここはどうもあんまり、って言ったら、すぐ『オーケイ』って(台本からそのページを破り取る仕草)」

自身の若い頃を演じている俳優、バリー・キオーガンについては過去の出演作品を観ていたと言い、「彼は去年俺の家に訪ねて来たんだよ、役作りというか、俺を研究するためにね」。自身を演じる上で、何か具体的なアドバイスはしたかと問われ、「いいや、何も。ただしばらく一緒に過ごして、他愛のないことを喋って、あとはじゃあ、またなって」。ドキュメンタリーとして考えると居心地が悪くなるけれど、これは映画だ、と思うようにしてからはリラックスできるようになった、と彼は笑いながら語りました。

ちなみに番組ホストのキンメルは20歳の頃、日曜日の朝に地元シアトルで『Sunday Morning with the Beatles』というラジオ番組を持っていたのだそうです。が、その当時彼はビートルズの曲はすべて知っていたものの、バンドに関しての知識は皆無で、殆ど何もかもを適当に口からでまかせで喋っていました。おかげでラジオ局には毎回リスナーからの怒りの電話がじゃんじゃんかかって来ましたが、幸い日曜だったので電話のオペレーターは全員休みで、彼は自分でその抗議電話を取り、ひとりひとりに「お怒りはごもっとも、本人に伝えます」と応えていたそうです。「そして私は、あの時抗議電話をかけてきたリスナーの誰かひとりでも、今この番組を観ていてくれたらいいなと心から思っています」とドヤ顔で語るキンメルに、リンゴは観覧席同様、手を叩いて大ウケしていました。

※この記事の後編は4月24日(金)に公開予定です。

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【発売情報】

リンゴ・スター『ロング・ロング・ロード』
Ringo Starr/Long Long Road

・発売日:2026年4月24日
・商品番号:UICY-16423
・価格:3,300円税込
〈日本盤のみ〉解説付/歌詞対訳付/SHM-CD仕様

商品詳細
リンゴ・スター
『ロング・ロング・ロード』


Amazon Music(APR 24 2026)
Amazon(2026/4/24)¥3,300・CD
1. リターニング・ウィズアウト・ティアーズ
2. ベイビー・ドント・ゴー
3. アイ・ドント・シー・ミー・イン・ユア・アイズ・エニィモア
4. イッツ・ビーン・トゥー・ロング
5. ホワイ
6. ユー・アンド・アイ
7. マイ・ベイビー・ドント・ウォント・ナッシング
8. チューズ・ラヴ
9. シーズ・ゴーン
10. ロング・ロング・ロード

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【リンゴ・スター展】

今年はビートルズの来日60周年ということで各地で様々な催しが企画されている中、ビートルズ・サウンドの要であり、革命の天才ドラマーでもあるリンゴ・スターをフィーチュアするトリビュート・イベント “リンゴ・スター展” の開催が発表された。

4月29日(水)日本橋三井ホールで開催されるこのイベントは2部構成で、前半は “The Beat☆Rush” のドラマーであり、熱心なリンゴ・スターの研究家、ドラム・コレクターとしても知られる、あんちゃん・☆(あんちゃん・スター)がリンゴの魅力を吉田聡志(MUSIC LIFE CLUB)と熱く語るトーク・ショー。ステージ上には、今や世界に数台しか残されていないラディックのヴィンテージ・キットも展示される。

そして後半は、ビートルズのトリビュート・バンド “The Beat☆Rush” のライヴ演奏。この日は特別にリンゴ・スター・スペシャルとも言えるセットリストが組まれる予定。リンゴ・スターの演奏法からアクションまでを徹底的に研究し続けるあんちゃん・☆が叩きまくるヴィンテージ・ドラム・キットのサウンドには注目だ。

■日時:2026年4月29日(水・祝)14時開場/15時開演

■場所:日本橋三井ホール
東京都中央区日本橋室町二丁目2番1号 COREDO室町1 5F
(東京メトロ 銀座線・半蔵門線「三越前」駅 直結 A6出口)
■出演:
第一部 あんちゃん・☆(The Beat☆Rush)/吉田聡志(MUSIC LIFE CLUB)
第二部 The Beat☆Rush

■チケット:前売6,000円/当日6,500円(それぞれ1ドリンク付)
チケットは ローソン・チケット(Lコード:76213)にて発売中
■主催:オフィスたっち 
■後援:シンコーミュージック・エンタテイメント/MUSIC LIFE CLUB
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